「MY SUPER CUB」カテゴリーアーカイブ

This is “my hometown”

今日は車の6ヶ月点検の後、一度家に戻ってから、
バイクに乗り換えて表浜(遠州灘海岸)に行ってみたよ。

いいねぇ。渥美半島まで見える。
天気がいい時は、一面に続く砂浜の向こうに
蔵王山の山陰まで見えるもんね。
さすがBE-PALの編集長さん、イチ押しの風景だけある。
(奥様が「わが町」出身だったっけ。)
波の音を聞きながらこんな景色を見ていると、
昨日の惨敗(あえてそう言うよ)なんて小さなことに思えるよ。
今日の明治大学との練習試合結果? どうでもいいって。
夜は近所のオヤジたちと飲み会。楽しかった。

まずはぐるりと(一部ショートカット)

スーパーカブのオーナーになって間もなく1ヶ月。
だいぶなじんできたように思うが、
まだまだ60km/h近く出した時の風圧や、
コーナリングでの倒し込みに恐怖感があったり、
ギアがなかなか思ったように入らなかったりと、
まだまだしっくりいってないところがある。
そこで、仕事が一段落ついたのを機に(まだ残務整理あり)
3連休の初日にもなった今日、ミニツーリングに出かけた。
天気も怪しかったし、まずは無理をせず「浜名湖一周」から。
時計逆回りにスタート。まずは今度同じ市となる方面から。
一時期、仕事で通った方面でもあり、道自体は慣れている。
しかし上述した恐怖感からなかなかスピードが出せない。
後ろに着いた車は、こちらを「ただの原付」だと思って
結構無理に追い越しをかけてきて、恐怖感は倍増。
途中、三ヶ日に入り瀬戸橋を超えたところで小休止。

その後は佐久米峠、寸座峠と細江に向かって峠道が続いたが
なかなかスピードが出せない中で、後ろから煽られる。
とはいえ、無理にスピードを出して曲がりきれないと命取り。
抑えめにして安全第一で何とか流れについていく。
終盤は舘山寺から村櫛・舘山寺道路、浜名湖大橋と、
ややショートカット気味になったが、スタートから約2時間、
60km少しの道のりを走りきって無事に自宅に戻った。
天気さえよければ、舘山寺でお風呂でも、と思ったが、
いつ降り出すかわからない空が気になり、寄り道はなし。
慌ただしく、余裕がないライディングだったが、
感覚をつかむことができ、よかったと思う。
来週は天候次第だが、磐田でのホームゲームには
これで行ってみようと思う。

私がカブを選んだ理由(長文失礼)

そう言えば私が学生の頃、静岡市内に住んでいた私や
西部地方出身の友人の多くは、静岡で車を登録せずに、
あえて実家の住所で登録した浜松ナンバーの車に乗っていた。
それは、親に買ってもらったとかそういうことではなく、
きっと心のどこかに「遠州人としての想い」があって、
その表現方法の一つとして浜松ナンバーを付けていたのだ。
ナンバープレートの地名はそういう想いを表す手段でもあり、
だからこそ、「ご当地ナンバー」ってのが出てきたのだろう。

あれから「人生の何分の一」ともいえるほど長い年月が経った。
私がカブを買ったことは既に何度もここにアップしてきたが、
スクーターではなく、なぜカブなのか? とよく聞かれる。
確かに「水曜どうでしょう」の影響もある。
東日本、西日本は録画して何度も見たし、
ベトナム縦断はDVDを買ったほどで、憧れだ。
しかし、一番の理由は別にある。
ホンダが世界に誇るスーパーカブの、スーパーな耐久性だ。
(ごめん、ヤマハ発動機さん・・・。)
以前から町乗りに使えるバイクがほしいと思っていたところ、
私の育った町がとなりの市と合併するという話が決定した。
そこで、ふと私が考えたのは、
「合併前に現在の町でバイクを登録すれば、それを廃車にせず、
 他市へ転居しない限り、ずっと今のナンバーをつけられる。」
ということ。
(逆に合併後だと新市のナンバーをつけなければならない。)
様々な想いが詰まったHometownのナンバーをバイクにつけ、
できることなら生涯このナンバーで乗り続けたいと考え、
そのために寿命は半永久的、とも言われるカブに決めた。

50ではなく110にしたのは、30km/h制限や2段階右折など、
磐田等へ行く際に厄介な原付一種特有の制限を受けないことと、
ミニツーリングなどもしてみたい、と感じたから。
このごろだんだん体になじんできたようにも感じるし、
だんだん温かくなってきたので、
近々ちょっと出かけてみようか、とも考えている。
そんなこんなと言っているうちに、
生まれ育った町が消滅するまで、まもなく1週間。
「現存しない町のナンバー」をつけて走る時が近づいてきた。

早く自分の手足に


スーパーカブが届いて3日、
今日は休日ということで、初めて明るい中で乗った。
まずは午前中、職場の組合の行事で湖西市内へ。
決して距離はないのだが、まだ慣れていない中で
交通量のある道を走るわけで、緊張しながら走らせた。
それでも目的地には何とか到着。
行事終了後には一旦帰宅する途中に初めて給油。
往復を通じて走る感覚を覚えた。
午後は一度職場に顔を出し、少し仕事を片付けた後、
前回ロマンスカーを薦めてくれた鉄道好きの後輩と
もうすぐ東海道から姿を消す500系新幹線を見に
浜名湖の第3鉄橋へ。やはりカブで出かけた。
国道を飛ばしながらいろいろ乗り方を試行錯誤。
500系を見た後は、遅い昼食を食べに白須賀の港屋へ。
強力な向かい風にちょっとふらつきながらも
国道1号の流れに乗って走ることができた。
少しずつ感覚をつかめてきたが、いろいろ戸惑いもある。
まず、4速に上げてもかなり回転を上げないと
高速で走れないこと。(だって110ccだぜ? )
それから想像以上にタイヤが細いような気がして、
コーナーでの倒し込みに不安を感じてしまう。
それから思いのほか軽く(だから取り回しが楽なのだが)、
風の影響を結構受けやすいこと。
(これはロングツーリングのことを考えると、気がかりだ。)
乗っていくうちに慣れ、不安が消えていくことを願いたい。

「・・・・・ Years After」

カーリング女子代表のカナダ戦惜敗とか、
国母和宏は手をついて結局8位とか、
藤田まことさんも逝ったか、とか、
そういう話題を予想したみなさん、申し訳ない。
今日は別件。

わが家にスーパーカブがやってきた!!
別にすっごいバイクでもなく、
新聞屋でも乗っている世界一平凡なバイクだ。
でも、自分にとっては大学卒業以来のバイク。
しかもカブとは言え、110ccの一応「自動二輪」だ。
エンジンをかけ、ギアを入れ、アクセルをふかしてみる。
夕闇の中、体が動き出し、風を切る。
しかし、長年箱に入って走ることに慣れきってしまっていた体は、
なかなかそのスピードと風についてこられず、
体を置き去りにしようとするパワーにビビってしまい、
なかなかスロットルが開けられない。
走行中の目線の置き方、制動、カーブでの倒し込みなども
久しぶりすぎて思い切ってやれない。
後ろに車が着くだけでドギマギしたりして・・・。
慣れるにはまだ少し時間がかかりそうだ。