「U-23(22)」カテゴリーアーカイブ

この年代、いよいよ世界へ。

AFC U-23選手権カタール2016
(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)
準決勝 U-23日本代表 2-1 U-23イラク代表
決 勝 U-23日本代表 3-2 U-23韓国代表
カタール ドーハ Abdullah Bin Khalifa Stadium
20160131u-23asia_champion

最終予選は結果がすべてだ。
だから素直に喜びたい。
祝・6大会連続五輪本大会出場決定!
祝・U-23アジアチャンピオン!!
準決勝も、決勝もしんどかった。
ただ、このドーハの地で、
サッカーはアディショナルタイムが終わるまで
何が起こるかわからない、ということを見せてくれた
彼ら23人に感謝し、お疲れ様と言いたい。
初戦北朝鮮戦を終えた時には、厳しいかも、と思った。
でも、一戦一戦を戦いながらチームとして
戦術的にも、メンタルの面でも、
チーム力を高めて厳しい決勝トーナメントを
戦い抜いてきた。
もちろん課題はある。
私ごときがこんなところで指摘しなくても
本人たちが、監督はじめスタッフが、
一番わかっていることだろう。
だったら、本大会までに策を練ってほしい。
オーバーエイジの人選も含めて期待したい。
この年代が初めて世界へと歩みを進める。
それは数年後のA代表にとっても、
この国のサッカー全体にとっても、
かけがえのない財産となるはずだ。
そして、なでしこ。
澤抜きという不安を払拭する戦いを見せて
男子に続いてほしい。

次勝てば、少なくともあと2試合チャンスがある。

AFC U-23選手権カタール2016
(リオデジャネイロオリンピック・アジア最終予選)
グループB U-23日本代表 2-1 U-23サウジアラビア代表
@カタール ドーハ Suhaim Bin Hamad Stadium

一次リーグが始まる前には、北朝鮮に敗れたら
一気にズルズルと行くのではないかと危惧していたが、
ここまでいい形で来て、一次リーグを突破することができ、
本当によかった。
いいなと思えるのは、攻めの場面での思い切り。
打てばいいのにという場面でミドルを打っていったり、
積極的に前線にパスをくり出し味方を走らせたりして
ゴールをねらう姿勢はよいと思うし、
その結果、3連勝につながっていると思う。
一方で、守りには少し不安がある。
よくもまぁゴール前であんなファウルをするものだ。
さすが、レフリーもアジアのレフリーだけあって、
これまたつまんないファウルをとるのだが、
「そこはダメでしょ」というところで
よくもまあ簡単に相手を倒してしまうのだ。
自陣ゴール前の危険な場所で簡単にFKを取られ、
自分で自分を苦しくしてしまう。
何か昔のフランス大会前の代表のようで
見ていて懐かしくなってしまった。
さてさて、冗談はさておき、次戦は準々決勝。
ここからはトーナメントで一発勝負。
だからこそ変な失点はしたくない。
ゴール前のファウル厳禁!! 気をつけろ!!
訳あって生では見られないが、
五輪に大きく近づくためにも頑張ってほしい。

TOKYO 2020 !!

20130908tokyo2020
素直に嬉しい。
かつて私が中学生の時、初めて東京に泊まりで出かけた時、
その時、泊まった市ヶ谷ユースホステルのフロントで
ペアレントの方と生年月日の話になり、
「東京オリンピックを知らないのか!?」
と驚かれたことがあった。
おそらく、その方にとってはつい最近の出来事なのに、
目の前のこの小僧はその後のジェネレーションなのか!!
という思いだったのだろう。
東京大会から49年、前述したとおり、私は知らない。
そして長野五輪(フランスW杯も同年)から15年。
既に今の小・中生はこの国で行われた五輪を体験していない。
(2002W杯だって、既に11年前。小学生は知らない。)
それぐらい過去の出来事なのだ。
この国に五輪がやってくる、この国から五輪を発信する、
というのはホントに大きなことだと思う。
ただ、ここからがスタート。
競技会場、インフラの整備もさることながら、
滝川クリステルがプレゼンで伝えた
「お・も・て・な・し」
がホントにできる国になっていかなければならない。
(もてなしの街、を掲げていたのに、ホントか? という
 市もごくごく近くにあるわけだし。言うは易し、なのだ。)
また、今の中・高生年代が選手団の中心になるわけで、
強化も大切になってくる。
去年観たヤングなでしこや今年SBSカップで観たU-18代表は
(男子の場合はオーバーエイジ枠としてかな? )
チームを牽引する存在になっていなければならない。
そして何より、「得意げな顔したこの国のリーダー」
(自分の手柄みたいに、したり顔されてもなぁ。
 でも腰抜け前政権ではこの招致は出来なかったと思うが。)
がプレゼンで国際公約してしまったように、
汚染水をはじめとする原発問題の終息を、何が何でも
進めなければなるまい。
7年後、東京は、この国は、そして私自身は・・・、
一体どうなっているのだろうか・・・。

PS.
長文になってしまうんだけれど、もう一つ。
すごく気になることがある。
4年前になかったこの盛り上がり、何なんだ!?
一体何をどうしたら、世論がここまで4年前と変わるんだ?
招致への機運がここまで「盛り上がった」のならいいが、
何者かが仕組んで「盛り上げた」のだとすると、
ある意味恐ろしい。

挑戦、成長、そしてリスタート。


オリンピックが終わった。
ここ最近の中では、一番ワクワクできた大会ではなかったか。
このときめく気持ちは、おそらく98年の長野冬季五輪以来、
夏季五輪に限って言えば、84年のロス五輪以来だと思う。
競泳、卓球、バレーボール、フェンシング、アーチェリー、
様々な競技の選手たちが、久しぶりのメダル獲得であったり、
心をつなぎあって団体戦で戦い、強豪を倒したりする中で、
単なるスポーツの勝敗を越えた、メッセージのようなものを、
私たちに送ってくれたように思う。
そしてそのワクワクの中心にあったものは、男女サッカー。
昨年のW杯の結果を受けて、メダルは確実、当然金を期待なんて
とてつもないことをメディアがあおり立てる中で、
女子はよくあそこまでがんばったと思う。
決勝は敗れはしたが、最後までひたむきに戦う姿は
見ていた私たちに単なる勇気だけではない、
前に向かって進む素晴らしさを教えてくれたように思う。
今後は世代交代も進んでいくのだろうか。
宮間を中心としたチームを、若い戦力も入れて
再構築していってほしい。
男子も同様だ。ベスト4という結果は上出来だ。
吉田を中心に大会前の浮ついた雰囲気を引き締め、
気がつけば「谷間」世代が頼もしい戦う集団に変貌していた。
最後に敗れた相手と、破れ方がよくなかったが、
6試合戦って世界で経験を積めたことは財産になると思う。
だからこそ、この思いをA代表につなげてほしいと思う。

終わってしまったか・・・。
これで変な早起き生活はしなくてもいいけれど、
夏が終わってしまったかのようでさびしい。

ここまで来たことはすごいことだ。でも、・・・。

2012ロンドンオリンピック 男子サッカー 第3位決定戦
日本五輪代表 0-2 韓国五輪代表
@ UK カーディフ Millennium Stadium

ベスト4というのは素晴らしい結果だ。
しかし、敗れた相手と時期が悪すぎた。
(お相手の大統領さんが他人の国に不法上陸した翌日なんて。)
感情的には、よくやった、と拍手で迎えることはできない。
内容も伴わなかった。
試合の序盤こそ、これまでにも見られた日本のよさが出ていたが
あまりに惨めで見苦しい2失点の失い方や、
先制された後、これまでのよい流れを見失って自滅していく
様子を見ていたら、見ているこちらの気持ちも冷めていくし、
昨日の女子と比べて「拍手」が出ないのも仕方あるまい。
NHKってのはよくわかってるね。
試合終了後、すぐに画面はレスリングと陸上(それも録画)へ。
こういう時って、チャンネルを変えるか、電源を切るか、
したくなるものだから。

また総括は改めてしたいと思うが、
残念ながら「メダリストにもふさわしくなかった」ということだろう。
この悔しさをA代表につないでいかないといけない。

そしてシラス船の漁師さんか、めざましテレビの生野陽子か、
みたいな、21時ごろ寝て、1時~3時に起き出すという変則生活も
ようやく終了。
普通の生活が帰ってくるかな・・・。
そしてこれまで気持ち半分だったJリーグも。
この後、一休みして出かけます。
天気大丈夫かな・・・。