「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

「きっと飛べると思うんだ」

私の運転中のBGMは、最近はすっかりaikoばかり。
また、家に帰ってからも・・・。

aikoのライブ収録ブルーレイ、「POPS」と「ROCK」!
こないだの土・日に少し見てみたが、「いい!!!」
見ていて「ワクワクしてきた」(!?)
なぜ、ここに来てさらにaiko熱が高まっているのか、
それは・・・
20150422aiko_ticket1

手に入れちゃった!!
ライブだよ、ライブ!!! 「生aiko」!!!!!!!
15年ぐらい前から「行きたい」と思いながら、
スケジュールが合わなかったり、
こんなオジサンがのこのこ出かけていっていいのか、
と思って尻込みしたりして行けずに来てしまった。
そこで今回、一念発起。チケット争奪戦に参戦し、
打ち勝ってゲットしたのだ。
どういう心境の変化か。
最近のアルバム、シングルがいずれもいいと思ったこと。
そして私もいつまでも若いわけではなく(?)
いつまでもライブを追っかけていられるわけでもなく、
「今しかない」と思うようになってきたこと。
さらに「ここでならはじけられるかも」と思ったから。
20150422aiko_ticket2

この場所なら、周りの目を気にせず、
無心で盛り上がれるんじゃないかな?
そう思ったから!!!
aikoのためだけに札幌に行くのかって?
「わけあって」その日は北海道にいるから。
そう、この日は「ハシゴ」なんだ!!!!
ということで、楽しみ。
何はともあれ、いい天気で行ってきたいなぁ・・・。

だからライブで聴いてみたいんだって!!!

私の中によどんでいるスッキリしない何かがあるとすれば、
それを払拭してくれるのは、今はこの曲だろうか。
「あたしの向こう」。
この曲はドラマの主題歌になっていたようだが、
私は見ていなかったので、ZIP-FMで聴いてこの曲を知り、
オンエアを聴くことを繰り返しながらハマることになった。
歌詞だけ読んでいると、なんて切ないんだろ、という
「ザ・aikoワールド」ど真ん中なのだが、
曲は「この切ない歌詞にこの曲を付けるの!?」ってぐらい
エルトン・ジョンにも、ベン・フォールズにも負けない
疾走感あふれるピアノロック!
間奏のアドリブチックなソロパートは、
ぜひライブで聴いてみたい、と思えるカッコよさだ。
PVもご覧のとおりステキにできていて、
歌詞のもつ切なさと、彼女の内面から出るカワイさが
両方見事に表現されていると思う。
紅白落選?
正直言って残念だが、代わりにWOWOWとかでいいから
フルサイズでライブを流してくれないかな。
って言うか、ライブ行きたい!!!!

ドライブBGMより、鉄道の旅で聴くのがいいのです。

今年の夏は、京都、秋田、長崎など
新幹線など鉄道の長距離移動をすることが多くあった。
そんな今年の夏、
私のお出かけBGMは、このアルバムだった。

「泡のような愛だった」、aikoの11枚目のアルバム。
もうタイトルからして、既にかなりせつないのだが、
中身もそのとおり、消えていったはかない恋を思いながら
一人つぶやくような深い歌詞を、
「aikoワールド」とも言える音楽で包んだ曲たちが並ぶ。
シートに体を預け、新幹線のある意味強引なスピードに
身をゆだねながら、ぼんやりと車窓からの風景を眺めたり、
目を閉じて一息ついたりしながら
「4月の雨」とか聴いて、いろいろなことを考えた。
自分でハンドルを握ってのドライブのBGMとするより、
鉄道で旅しながら、その世界観に浸りながら
聴くのがいいかな、と思う一枚だ。
私は夏に聴いたが、物思いにふける秋にもいいかも。

(アルバム1曲目の「明日の歌」の動画にしてみました。
ショートじゃなく、フルで聴けるので・・・(^_^;))

ほんとに、これらが最後になるのか?

大掃除もほぼ片付いた昨年の大晦日の午後、
衝撃的な知らせがYahoo!トピックスに並んだ。
「大瀧詠一さん、急死。」
どうして? その言葉しかなかった。

あなたの「ラストシングル」。

あれから10年も待たせて、
もうこの後はないかも、と思いながらも、
それでもまたいつの日か、あなたの新しい世界に
触れることが、包まれることができるにちがいないと
心のどこかで期待して、この10年間待っていたのに。

あなたの「ラスト・オリジナルアルバム」。
大学に進学し、当時引っ越したばかりの
慣れない静岡の街を彷徨いながら、やっと見つけた
「レコード店」で手にしたこのアルバム。
初めて親元を離れて始める一人暮らしへの期待感、
これからの新しい出会いへのわくわく感など、
当時の甘酸っぱい空気感を今でも甦らせてくれる
珠玉のメロディーの数々。
これに続くものは、もうないのだと思うと、
残念でならない。

私の持っているあなたのオリジナルアルバムは、
すべてアナログLP盤。
また、いつぞやのマイケル・ジャクソンの時のように、
久しぶりにアンプとアナログプレーヤーに
「火を入れ」、
「針を落として」あなたを偲ぶしかないのだろうか。
私の古きよき日々に彩りを添えてくれたことに
心から感謝しながら、耳を傾けたい。

去っていった夏はこれらの曲と共に。

台風が去り、一気に涼しくなった。
もちろん、日中は暑い時もあるが、
朝夕は確実に涼しく、寒さすら感じる時もある。
暑さ、寒さも彼岸まで。季節は変わった。
去っていった夏はホントに忙しかったが、
いろんな音楽に支えてもらってやって来られた。
今日は、今年の夏、私を支えてくれた曲たちの紹介。

いきものがかりの「Ⅰ」。
吉岡聖恵の声が、ホントにいい。
七変化とも言える様々な声色を操り、
「キャピキャピ」から「しっとり」まで、
詩の雰囲気そのまま、見事に歌い上げている。
今回の曲たちも、アイドルポップ風あり、
ムード歌謡風あり、切なく壮大なバラードあり、
楽しく聴き応えある一枚だった。
もう静岡公演のチケットは売ってしまった後のようだが、
機会あればぜひライブを観たい、そんなアーティストだ。

もう一枚はこちら。

山崎あおいの「ツナガル」。
だれ?という声が聞こえるのは仕方がない。
メディアにはあまり出てこない人だから。
ただし昨シーズン、磐田戦をホームで何度も観た人は
この中の何曲かが記憶の片隅に残っているはずだ。
私もスタジアムで聴いたあの曲を、
もう少しじっくりと聴きたい、という思いで
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どこか懐かしい、素朴で純粋な思いを
詰め込んだ詩・曲に心をくすぐられた。
わたしのお気に入りは、10曲目の「ユメノナカ」。
スピッツ風の曲調に乗せて、10代の女の子らしい
甘酸っぱい思いを詩に込めて歌い上げている。
これからどんな曲を創り、歌っていくのか、
少し気になるアーティストである。

来月にはPerfumeがニューアルバムを発売する。
これからの季節も楽しみだ。