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思った以上のグリプラ・ロス(SEASON 2)

先週末、川崎への遠征の後は都内に宿を取った。
お得意のカプセルだ。
しかし先日ここにもアップしたとおり、私の定宿だった
「グリーンプラザ新宿」は昨年末をもって閉鎖。
そこで、いろいろ探して他のカプセルを確保した。
都内のどこにも動きやすいような地の利を考えて、
これまで同様新宿に宿泊。しかし、ガッカリした。
あえて今回どこのカプセルを使ったかは挙げないが、
私のカプセルに求める条件、
・清潔でくつろぐことができる大浴場と共用スペース
・風呂上がりに生ビールが飲める深夜営業のレストラン
・静かにぐっすり休め、携帯の充電ができるカプセル
この一つ以上が「ダメ」だったということだ。
ただ、こうして失望すると、今さらながらではあるが
「グリプラ」の存在の大きさを思わずにはいられなかった。
翌朝、チェックアウト後に西武新宿駅近くの
「グリプラ跡地」を訪ねてみた。



もう建物は見えなかったが、解体工事はまだ完了して
いない様子で、仮囲いに囲まれたまま。
残っていれば、こんなに虚しい朝を迎えなかっただろうに
と、やりきれない気持ちがさらに高まってしまった。



こんな気分をaikoのライブに持ち込むわけにもいかないし、
いずれにしてもまだ半日近く時間がある。
ということで、その後をリニューアルしたばかりの
サンシャインシティ水族館を訪ねて過ごした。



「天空のペンギン」ということで、空を飛ぶかのように
ペンギンが泳ぐ姿を見られるのが人気だということで
訪ねてみたが、ものすごい人・・・。
確かにビルを背景に、頭上を泳ぐペンギンは、
自分が水中から見上げてるかのようで、見応えはあったが
こういうところは平日に休みを取ってくるものかなと(^^;)
ただ、少し気持ちをアゲて、夜のライブにつなぐことが
できた。

さてさて、次に東京で宿泊する時は、どこを使ってみようか。
新宿など西寄りターミナルを離れてでも、レストランなど
ホスピタリティがしっかりしてそうな宿にするべきか、
それとも、館内にレストランがないことを承知の上で
イマドキのおしゃれなカプセルにするべきか・・・、
「ポスト・グリプラ」探しは始まったばかりである。

「一緒に歳を重ねていきたいです!」

aiko LIVE TOUR
“LOVE LIKE ROCK Vol.8″ @ ZEPP TOKYO (Live)



前夜。試合に勝ったとはいえデジカメ破損、服びしょ濡れ。
さらにはこの夜のチケットまでが雨水を吸って水浸し。
夜通し、カプセルのロッカーの中で乾燥させ、
さらに朝、ドライヤーを当て「柔らかさ」がない状態に。
特に読みたくはなかったが、コンビニで雑誌を買い、
そのページの間に押し花のごとく挟んで仕上げの乾燥。
そんな思いでたどり着いたこの日のZepp Tokyoだった。
ネガティブなことは頭から消して、とことん楽しもう、
そして昨夜の勝利に続き、この夏を乗り切る「力」にしよう、
そう思って入場の列に並んだ。
決して前の方ではなく、名古屋の時よりも後ろ。
ただ、前の人の頭などの障害は札幌、名古屋の時よりもなく、
彼女の姿を拝みやすい位置を確保し、開演を待つ。
名古屋と同様、「夢見る隙間」から始まり、
「milk」「Power of love」と続くオープニング。
空調が効いているはずなのに、既に汗だく。
曲が進むごとに盛り上がっていったかと思えば、
「えりあし」や「もっと」など、
その言葉一つ一つをかみしめながら聴いて
心象風景が浮かび上がるようなバラードも続く。
さらに相変わらずの客席をいじりながら、
ちょいちょい下ネタも挟みつつ進む和やかなMCもあり、
彼女のもつ素敵な世界観を心底堪能することができた。
途中aikoからは、この会場の空気に何を感じたのか
やっぱりこれからもライブを続けたい、という発言が出て、
じゃ一体何を考えていたのか、とも思ったが、
「皆さんと一緒に歳を重ねていきたい」という叫びに、
会場も私も大きな拍手。
次にライブに来られるとしたら、
その時、自分はどうなっているだろう、と考えながら
前を向いていく力をもらえた2時間半だった。

まぁ、立ち見覚悟で雨宿りすればよかったのだが。

(BGMには、三善英史の「雨」をどうぞ。)
2017明治安田生命J1リーグ 第19節
磐田 5-2 川崎 @等々力陸上競技場 (Live)

この夏、最初で最後の遠征となるであろう川崎戦に
「自分の人生を乗っける」ために(いけませんかね!?)、
先週土の29日、等々力に行ってきた。
しかし・・・。



出発前、いい天気だったのでポンチョや傘のことなど
まったく眼中になく、雨具なしで等々力へ。
到着と同時に雨がぱらつき始め、何とか中に入るまで
もってくれれば、と入場待ちの列に並んでいたのだが、
16時過ぎに雨粒は大粒になり、ついに大雨に。
雨具のない私はユニに着替えて着ていたシャツを脱ぎ、
頭上にまとってしのごうと思ったが、所詮、素材は綿。
直撃をしのげるだけで濡れは進み、服はもちろん、靴、
そして肩から提げていたバッグもずぶ濡れに。
想定外だったのは、バッグの中のデジカメまで水が浸み
動かなくなってしまったこと。
結果として1泊2日の遠征のほとんどを、デジカメでなく
携帯で記録せざるを得ない羽目となってしまった。
ゲームはいいゲームだった。
苦しいながらも耐えるところは耐え(運にも救われたが)、
そして見事に相手の裏を突く、鋭く鮮やかなカウンターで
「美しく」得点を重ねる中で、勝ち点3以上の自信も
手にすることができたと思う。
それに、川辺の成長!! こりゃ「覚醒」しちゃったかな。
もうしばらく欧州に目をつけられないで、
うちの力になってくれれば、と思うぐらいの活躍だった。
ということで、10年ぶりに等々力で勝てたわけだから



こんなにもなりますって。よかった!!
ただ、デジカメを失ったへこみ感もあって、
フルに喜びに浸れた、というわけでもなかったのだけが
やりきれず、残念だった。

グリプラ・ロス

明日から再開されるJ1。
(そもそも何のための中断だったんだ?)
その再開の大事な試合に「自分の人生乗っける」ために
川崎に足を運ぶ。
中断直前まで絶好調だった流れが途切れていないか、
相手にも磐田を分析する時間を与えてしまっていないか、
いずれにせよ、相手は優勝争いをするであろう強豪。
ここでどんなゲームができるかは、これからの後半に
とって、とても大事になると思う。
ということで、力を送ろうと思うのだが・・・。



実はこの遠征、もう一枚チケットをもって東に向かう。
翌日曜日にZepp Tokyoで行われるaikoのライブチケットが
一般販売で取れたのだ。
ということで、今のところこの夏に見込まれている
唯一のお泊まり遠征となった。
しかし・・・。
宿を確保しようと「定宿」の「グリーンプラザ新宿」を
楽天トラベルで検索をかけても出てこない。
他のサイトでも同様。
おかしいと思って調べてみると・・・、
何と昨年の暮れで閉鎖されたとのこと。
確かにつくりは古かったが、あそこまで行き届いている
カプセルは東京になかったというのに。
(有吉弘行やマツコなどもテレビで話題にしていたほど。)
新宿のビルを見上げながら入る露天風呂や快適なサウナ、
夜はどこか猥雑な、そして朝は街や人が動き始めている中で
のんびりと朝風呂を浴びる贅沢感、
浴槽の何処に陣取れば、テレビがよく見えるかも
体に染みついてわかっていたのに・・・。
そしてそんな風呂上がりにぴったりなメニューと
よく冷えた生ビールを備えたレストラン・・・。
もう、ないのか_| ̄|○
おそらく東京2020に向けての再開発で、同じ場所に
カプセルを作るなんてことはないだろう。
さしあたって、別のカプセルを予約したが、
しばらく私の中で「グリプラ・ロス」と、
それに変わる「ポスト・グリプラ」探しの放浪が
続くのでは、と思う。



PS.
プロパティで見ると2015年5月17日の撮影とある。
武道館でいきものがかりのライブを見た後に宿泊し、
次の日にNACK5で大宮と引き分けたあのゲーム。
あの時に泊まったのが、おそらく最後の宿泊だし
手元にある一番新しい画像だ。
重ね重ね、残念だ。

私にリベンジのチャンスを。

ここにもアップしたが、1か月ほど前、地元の同級生たちと
湖西市鷲津の久留米ラーメン屋で一緒に夕食を食べた折に、
久しぶりにカブ・モンキー・ベンリィでツーリングに行こう、
という話が出て、先週末の23日(日)に決行の運びとなった。
しかし・・・。



何だろな・・・6年前の悪夢、再び。
あの時も同じ場所を目指していて、出発して同じぐらいの
時間を走ったところで、同じような状況に・・・。
右カーブでお尻が左に流れる「微妙な違和感」。
悪い予感は的中で、その後数百メートルで「停止」。
結局、カブはショップへ強制送還し、
ツーリングは取りやめて、車で出かけることになった。
行き先は、今の大河ドラマゆかりの地めぐり。



龍潭寺。
何度も前を通りながら、実は私入ったことがなかったのだ。
小堀遠州のお庭っていうのも初めて見たが・・・。
「人大杉!!」
できれば、ブームが去った頃に静かにのんびりと
庭を満喫したい、と思った次第。
ほかにもロケ地めぐりやドラマ館などいろいろ回ったが、
やはり楽しみはこちら。



ドラマでは横浜以上の大都会のように見える気賀の町。
その高台、強烈な坂を登った上にある「ボンベイ庵」。
そう、あの肴町の伝説の「カリー屋」の御主人が
復活させたという懐かしい味を楽しめる店だ。
いただいたのは、予約で味わえるランチのコース。
タンドリーチキンやスペアリブの煮込みやナン、
そして3人で行ったのでチキン、キーマ、ビーフの
3種をシェアしての、あの懐かしいカリーライス。
タンドリーチキンやスペアリブは本当に柔らかく、
スパイシーなソースがよく浸みていて、美味。
そしてカレーはまさに「懐かし」の味。
おそらく、今各地に見られる「インド風」の店の
カレーとはまた異なる、どこか欧風テイストも感じつつ
(だからか、私はこの味はナンでいただくよりも
 ライスにかけていただく方が好きなんだなぁ・・・。)
絶妙のスパイス加減で異国情緒を感じさせる味。
懐かしうまい味を堪能した。

いつになるかわからないが、今度こそリベンジしたい。
私のカブでもこの店には行けるのだ、ということを
実証してみたい・・・。