「FORZA NIPPON」カテゴリーアーカイブ

「魂が揺さぶられた4分半」

実は今日はとてもハードな一日だった。
朝はまず、牡蠣小屋のお手伝い。
途切れることなくお客が訪れる中で、結構気を遣い、
昼過ぎに終わった後は、今度は職場の若手の結婚式。
静岡で行われるので、新幹線で移動。
乾杯の発声という「任務」もあり、これまたドキドキ。
カミカミになったり、頭から言葉が消えたりしながらも
何とかやり遂げ、その後はホッとしてワインをガブガブ。
いい感じで酔うことができたのだが、
やはり気持ち的にも体力的にもズッシリ。
(とはいえ、おめでとさん。いい笑顔でした(^^;))

そんな中で、この日を乗り切ることができたパワーの源は、
牡蠣小屋終了後に着替えながら見た、このおかげだろうか。

第23回オリンピック冬季競技大会 ピョンチャン2018
フィギュアスケート 男子シングル フリー
日本代表:羽生結弦
SP:111.68 + FS:206.17 / Total 317.85 / 優勝
@大韓民国 江陵 江陵アイスアリーナ

おそらくまだ完全な状態ではないのだろう。
でも、ここまでやり遂げるとは・・・。
いろんな意味でプレッシャーはかかってたはずなのに
それを力に変えてしまうのは、やはり強さなのだろう。
2回あった不安定な着地、特に最後のトリプルルッツを
何とか堪えたのも、ブランクの間に人知れず積み上げた
精神的な強さと経験に裏打ちされた、無意識のうちの
「危険回避」力から来ているのではないだろうか。
文字通り、「魂が揺さぶられた4分半」だった。
しかし、この男、これからどうなっていくのだろう。

季節は夏へ、そして2019へ。

リポビタンDチャレンジカップ2017
日本代表 22-50 アイルランド代表 (Live)
@エコパスタジアム



初めてラグビーの代表戦を観る自分としては、
最初から世界との実力差にノックアウトされたという
感じだろうか。
せっかくエコパに来るのだし、土曜日だし、
J1ともかぶらないし、ということで、出かけてみた。
相変わらず「自分より前にパスを出せない」ことぐらいしか
ルールはよくわかってないのだが、トップリーグと同様
行ってみれば何とかなる、ということで参戦。
行きの天竜川を越える電車にいつもより多めの白人外国人。
この雰囲気、2002年を思い出して懐かしい。
スタンドのあちこちにも、ビール片手に大きい体と声の
緑色の集団。何かエコパじゃないみたい。
2019、あのW杯特有の空気がまたここに戻ってくるのか
と思うと、それはそれで楽しみになってきた。
で、ゲームだが・・・:-)。一方的過ぎ。
押し込めない一方で、押し込まれる時はあっさりと。
特に伊藤が一時退場になっている間はやりたい放題。
終盤に意地を見せたが、もはやゲームは決まった後。
本大会でもグループリーグで当たる相手として
課題が多く残ったという感じだろうか。

ノーサイド後は慌てて帰宅。それはこれがあったから。



地元の今年の夏祭りの皮切りとも言える住吉神社祭典。
天気もよく、結構な人だった。
帰り道に出ている露店を一回りして、
焼いた鶏のポン酢和えのような物を一つ求めたほか、
地元の割烹紅葉さんが売っていたおつまみセットと
えびしゅうまいを買って、晩酌のアテに。



夕方の涼しい風に吹かれながらいただくと、
季節は夏に変わったな、ということを実感。

最後に背を向けたことも、彼女の信念。

(BGMには、いきものがかりの「SAKURA」をどうぞ。)



(日刊スポーツ紙面より)
一つ一つ丁寧に選ばれ、紡ぎ出される言葉たち。
彼女の誠実さを見事に表した素敵な引退会見だった。
「全部出し切った」、
「自分は頑固」、
(平昌五輪を目指すと)
「言ってしまったことへの葛藤があった」、
そして、
「(フィギュアスケートは)一言で言うと人生」、
ここ最近、嘘八百の政治家の会見が多い中で
心の底から出てくる嘘のない言葉に、
そして本当に密度の高い21年間で、
そこに自分をかけてきたことがわかる一言一言に
心が洗われると共に、
今まで本当にお疲れ様。そしてありがとう。
そんな言葉が自然に浮かんできた。
会見の翌日、ハラハラと散り始めた職場の桜に
彼女の潔さが重なった。

「これが『浅田真央』・・・でした。」


遅い時間ではあったが、帰宅後、テレビをつけた。
ハードディスクの奥からソチ五輪の録画を取り出してみる。
女子フィギュア、フリー、浅田真央の演技。
最後まで通して見る。
「・・・。」
改めて思う。すごい。
いろいろな思いがよみがえる。
ショートで自分に起こった認めがたい事実を
何もできなかった不甲斐ない自分を
それでも受け入れ、乗り越え、前を向いて臨んだ、
あのフリーの演技。
「これが浅田真央です。」
という演技後のアナウンスが全てを表していた。
引退・・・、
「残念」「驚き」「戸惑い」「感謝」、
いろんな思いがうかぶが、一つ言えるのは「尊敬」かも。
その生き様に自分を重ね、自分ももっと高まりたい、と
思わせてくれる数少ないアスリートだった。
今まで本当にお疲れ様でした。

宿題はアジアユースに持ち越し

2016 SBSカップ国際ユースサッカー 第3節
U-19日本代表 0-1 U-19スロバキア代表
静岡ユース 1-0 U-19コスタリカ代表 @エコパスタジアム

観ていてがっかりというか、情けないというか。
日本代表については、本当にこれが4年後のTOKYO2020を
目指すチームかと思うと本当にやりきれない気持ちに
なってしまった。
固められた相手ゴール前に全く割って入れない。
故にシュートも打てない。
この日については球際も弱かったように思う。
同じ場所で前夜のガンバ戦と同じ虚しさを感じた。
一方で、静岡ユースはよかった。
20160815shizuoka_y

にわか作りのチームとは思えない、連動した動き。
攻めと守りの切り替えの速さ、球際の強さ、
そして強烈なミドルシュート!!
日本代表にない動きで観ていてスカッとしたし、
実際観客席も沸いていた。
(日本代表よりもこっちがお目当てという人が
多かったように見受けられた。)
入れ替えちゃえば!?
もっとも、代表の方は戦力拡大のために高校生年代の
新しい選手を多く招集した「お試しチーム」だとか。
秋のアジアユースまでにしっかりチームをまとめてほしい。

で、スッキリしないU-19代表戦の後は、テレビでハラハラ、
そして歓喜!! というのは、

第31回オリンピック競技大会 リオデジャネイロ2016
テニス 男子シングルス 3位決定戦
錦織圭(日本代表)2-1ラファエル・ナダル(スペイン代表)
@ブラジル リオデジャネイロ オリンピックテニスセンター

ごめんなさい。
タイブレークで第2セットを落とした時は、
私も弱気になりました。
でも・・・すごかったです。
こういうゲームを観ると、力が湧いてきます。
磐田の昇格以来、こういう興奮を感じてなかったので
久しぶりにパワーをいただきました!!