「A代表」カテゴリーアーカイブ

長い目で見るけれど

「早起きして損した。」そんなゲームだった。
日程的にも体力的にも厳しいだろう。
しかし、出だしから全く何もできない代表を見続けるのは
眠気と戦いながら見ている身には、つらかった。
次々と見せられるミスと、集中に欠けるプレー。
そんな中から失点も生まれ、結局「初黒星」。
もっとも指揮官は根拠もなく「次につながる」とは言ってないし、
「運」と「勘」と「海外組」に頼った采配をしているわけでもない。
選手たちはほとんどが初代表で、
五輪代表に毛が生えたぐらいのひよっ子だが、
W杯出場経験のある選手の多いアジアの強豪、サウジに対して
何度かチャンスを作ることはできたし、
楽観的に考えれば「1失点で済んだ」とも言える。
そういう意味では最初から「海外組、頼んだよ」という
4年前とは確実にちがう。
「伸びしろ」が期待できる。
そういう意味では指揮官の言うように
「長い目」で見てみてもいいかな、とも思う。
ただし、まさかアジアカップ、
予選で終わるなんてことはないですよね。
それは絶対に許されない。
タイトルにつながる真剣勝負に参加し、
チームを高められる場を踏み外し逃すことは許されない。
次のイエメン戦、高地だということは重々承知。
でも、負けは許されない。

勝ちこそしたが・・・。

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試合後に新潟駅前のラーメン店でとなりに居合わせた
千葉県出身神奈川在住のイケメン青年の言葉を借りれば、
「微妙」
という表現がピッタリの試合内容だったように思う。
いくらガチガチに引かれたとはいえ、
何分かに1回めぐってくるようなチャンスをしっかり決めていれば、
そして十数分に1回めぐってくるような
フリーキックをちゃんと枠に収めていれば
(なぜ「古井戸」ばかりで阿部勇樹に蹴らせないんだ?)
もっと安心できる試合になっただろうに。
パス回しもまるで磐田の試合を観ているようにスローで
無意味な横パスが多かったようだし、
あれでは崩せないな。
ま、最初の公式戦、しかも中東相手ということも考えれば
そんなに悲観することもないんだけれど、
夜行バスに揺られてアルプスを3つくぐって、
海が北側に見えるところまでやってきた身としては、
ちょっと(かなり?)ガッカリ。

小野伸二はじめ「古井戸」組の、
「やっぱりオレがいなくちゃ?」
という声が聞こえてきそうな気が。

越後国から(どこかのサイトのパクリ?)

母さん、
ぼくは今、職場からお休みをいただき、日本アルプスを3つ越えて、
海の向こうにロシアや北朝鮮はさすがに見えないけれど、
このものすごくいい天気のおかげで
佐渡がくっきりと見えるところにいるわけで、
しかし今回はさすがに佐渡観光に行くだけのお金もなく、
新潟市内に潜伏しているわけで、
しかしこの新潟市というところは
特にこれといった観光スポットもなく、
今朝5:30にこちらについてから、行くところもなく、
こんな国指定重要文化財を渡ってみたり、
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あとは歴史博物館とか行ってみたりしたけれど、
結局午前中で見尽くしてしまったわけで、
しかし刺すような日差しのせいか
こんな絶対入りたくないようなお店に
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水分を購入に立ち寄るほどヘロヘロになってしまうわけで、
こんな暑さの中で90分走り続けられる選手はいるのかと
心配にもなるわけで・・・。

でも、オシムと彼が選んだ選手たちがどんなサッカーをやるのか
やっぱり見てみたいわけで、
今からビッグスワンに向かいます・・・。

真っ赤な地に斜めに太い一本線

初陣がトリニダード・トバゴに決まったと聞いた時から
この対戦を楽しみにしていた。
何となく名前を聞いたことはあってもどこにあるのかすら
知らなかったこの国に、初めて関心をもったのはつい先日。
カイザースラウテルンでの屈辱的な敗戦の翌日、
フランクフルト・マイン国際空港。
うつろな気分のままヒースロー行きの便を待っていると
一人の美しい黒人女性に目にとまった。
彼女の腕には国旗をあしらったゴム製のブレス。
真っ赤な地にバシッと斜めに太い一本線。
その時はどこの国かわからなかったが、
「当然」帰ってから調べた。
それがトリニダード・トバゴだった。
ま、それだけのことなのだが
オシムジャパンの初陣がそんな彼女たちの代表との戦い。
できることなら現地観戦したかったが、
仕事で超多忙だったため断念し、テレビ観戦。
今回はオシム監督の希望するメンバーを召集できなかったと聞く。
制限のあるメンバーの中で、少ない練習の中で
内容は決して100%満足と言えるものではなかったが、
代表が変わりつつあることを感じた。
この先、来週新潟にてアジアカップ予選イエメン戦、
そして10月に同インド戦と再び親善試合を予定していると聞く。
期待をもって見続けていきたいと思う。