「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

「最高に素晴らしい時間」

佐野元春 & THE COYOTE BAND
CLUB CIRCUIT TOUR 「ソウルボーイへの伝言 2019」
@Live House 浜松 窓枠

終演後、板屋町の交差点。
充実した気持ちで夜風に吹かれながら浜松駅方面に向かう。
だって、本当に「いい時間を過ごせた」という実感が
自分を包んでいたから。
ライブの冒頭で彼が言った
「今日は最高で素晴らしい時間にしよう!」
という言葉どおり、素敵な演奏、最高のパフォーマンス。
それも新しい曲から(でも最新アルバムからはなかったな)
十代の頃に自分の心を揺さぶったスタンダードナンバーまで、
ライブハウスならではの生々しいバンドサウンドで、
しかし小編成バンドにありがちな「薄さ」がない「厚い」音で。
そしてまた、彼の音楽は時空を超えるのだ。
THE COYOTE BANDになってからの新しい曲も、
10代の頃から聴いてきた「ガラスのジェネレーション」や
「インディビジュアリスト」「彼女はデリケート」も
新しい感やオールディーズ感がなく、同じ良質の音楽として
耳に、体に、心に、届いてくるのだ。
パフォーマンスやうるささでごまかすのでなく、
本当に心地よい。そんな音楽に囲まれての2時間弱だった。

そのライブが最高の時間になったのは、そのライブ前の時間も
いい過ごし方ができ、今日一日がいい時間だったからだと思う。

2019明治安田生命J1リーグ 第30節
磐田 2-1 清水 @IAIスタジアム日本平(Live)

これが勝利という形でなく、敗北、引き分けという
望んでいない形で戦いを終えていたら、私の心持ちも変わり、
その後、あんなに充実した気持ちで浜松へ戻っている場合では
なかったと思う。
藤川虎太朗のこぼれ球に走り込んでのJ初ゴール、
そしてルキアンのポストプレーからそこに走り込んでの
アダイウトンのゴール右すみへの狙いすましたゴール、
いずれも素晴らしかった。ただ・・・、
もちろん結果がすべてだ。
その結果が今まで出せなかったから今こんなに苦しいのだが
またまた今節もオウンゴールに苦しめられたし、
かなりきわどいシュートを食らうことが何度もあった。
しかもこれが、「相手が一人少ない状況」にも関わらず、
最後まで安心できない状況になってしまったのはなぜか。
あの腰が引けたような横パスしか出せない状況は何なのか、
そこを猛省し、打開できないと次の東京戦は苦しいと思う。
今節も前節に続いてライバルは総崩れだった。
しかし、まだ状況は変わっていない。かなり厳しい。
今節は悪あがきが成功しただけなのだ。
相も変わらず、勝ち続けて信じて待つしかない。

ささしまライブ、ビルの谷間で感じる幸福

aiko Live Tour “LOVE LIKE ROCK Vol.9”
@ Zepp Nagoya (Live)

このチケットの抽選申し込みが始まった時、少し迷った。
「本当に行くのか? 」と。
同じaikoのライブでもLOVE LIKE「POP」と「ROCK」は
全くちがう空気感だ。
「POP」はアリーナやホールを使って、全席指定。
自分のシートが確保されていて、いつ会場入りしてもOK。
ライブ前には離席してトイレや物販にも行けるし、
シートで前後は区切られ、隣席の人とも少し間がある。
一方、「ROCK」はオールスタンディング。
Zeppなどのライブハウスを使い、当然座席なし。
入場は開場と共に整理番号順。
中に入ったら、みな思い思いの場所に立つ。
場所を決めたら、基本そこは動けない。トイレも無理。
そしてライブが始まれば、前後左右はラッシュ時の電車だ。
ある意味「ワイルド」なのだ。少々キツい。
「POP」はいいけれど、「ROCK」はそろそろ卒業か、
とも思うようになっていた。
そんな思いを抱えながら昨日夕方、名古屋・笹島のZepp前。
行列に並ぶ人に整理番号を訪ねながら、自分の番号のところへ。
そして、開場時刻に。行列が動き始める。

中に入ると取り急ぎ自分の居場所を探す。
狙い目は視界を遮るものがないところ。
(背があまり高くない女性だけのグループの後ろなど。)
見つけた。バッチリだ。そこを動かない。
そして始まる。夢のような2時間が過ぎていく。
今回はどちらかというとマイナーな曲が多かった。
オープニングの「ゴーゴー・マシン」もアルバム未収録で
シングルのカップリングとのこと。
ほかにもアルバム未収録の曲や配信限定とかが数曲。
ちょっと戸惑ったけれど、生で彼女の新しい世界に触れられ、
それはそれでよかったかも。今度ダウンロードしてみようか。
それでもライブはすごい盛り上がり、みんなよく知ってるな。
花道を通ってセンターのステージでもよく歌ってくれたのだが、
このセンターのステージ、私からほんの数メートル。
まつげの一本一本も見えて肉声で普通に会話できる距離で、
マイクの「aiko」の文字がはっきり読み取れる。
こんな距離で全力で熱唱する彼女を見られる「成功体験」を
してしまうと、冒頭の「そろそろ卒業」は「撤回」か(^^;)
2度のアンコールを経て「be master of life」で終演。
明かりがついて、退出する頃には汗だくのフラフラ。
Zeppの外には、まだ心をaikoに持って行かれたままの
ジャンキーが気持ちの持ってきどころを探してgdgd。

私も笹島のビルの谷間で夜風に吹かれながらクールダウン。
心地よい。
年明けのLLR9後半での名古屋公演も抽選申し込みが
始まっているのだが、申し込んでみようかなと考えながら
名古屋駅へと向かった。

ライブ・ウィーク



おだやかで、ワクワクする週末だ。
まず、今週は「おだやか」。
J1磐田戦がない週末はこれだけ心がおだやかでいられるのだ。
続いて、ワクワク。
今週、そして来週と、週末にライブの予定が入っている。
今週はaiko、そして来週は佐野元春。
いずれもライブハウスでのライブで、結構近い距離で、
またオールスタンディングということで、盛り上がりそう(^_-)
(ただ、来週はダービーの後、日本平からとんぼ返りする必要が
 あるのが気がかりなのだが(◎-◎;))
ということで、現在JRで西へ向かっています!
また、後ほど!!(^^)

芦田愛菜ちゃんの成長ぶりにビックリ。


帰宅時、カーラジオでZIP-FMの夕方の番組を聴いていたら、
偶然だがaikoが出演、このアルバムについて語っていた。
「aikoの詩。」。
デビュー以降のシングルと一部のカップリングを収録した
シングルコレクション。私も先週、手に入れた(^_^)v
曲数の割にリーズナブルということが話題になっていたが
それより何より、彼女の、そして彼女をずっと聴いてきた
自分自身の「これまで」が浮かび上がってくるような
想い出の「アルバム」ということができると思う。
曲順がシングルリリース順ではないことについて、
彼女なりの考えがあってのことだろうと思っていたが
今日のラジオで、リリース順にすると、自分のこれまでを
見られているようで恥ずかしいという趣旨のことを言い、
さらに、セットリストをつくるつもりで考えた、とも
言っていた。
なるほど。
シングル寄せ集めじゃなく、一つの作品なのだ。
そう解釈して、これから聴き込んでいきたいと思う。
それから・・・、
最近テレビで見かけるようになったこのCM。

そうか。前回のベスト盤「まとめⅠ・Ⅱ」を出してから
もう8年も経ったのか。
時の過ぎる速さに、改めて驚かされた。

ドームの広さを生かした照明効果がすごい!

サザンオールスターズ LIVE TOUR 2019
「”キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを
 握ってろ!!”だと!? ふざけるな!!」
@ナゴヤドーム(Live)


何はともあれ、楽しかった!!
確かにドームの5階席(!?)。
ステージから遠いのだが、今回の場所はホームベース後方、
ステージ真正面にあたり、ライブ映像を引きで撮った感じ。
そして高さがある分視界が広く、ステージはもちろん
両翼のスタンドも広く見渡せて、ザイロバンドが点灯すると
ものすごくきれいで、視界全体に広がって圧倒されるほど。
傾斜もあって、前の人が立っても全く気にならない。
演目も、今回はアルバムツアーでなく40周年ツアーなので、
新旧取り混ぜたセットリストが楽しかった。
初期のアルバムから「わすれじのレイド・バック」や
「思い過ごしも恋のうち」などの懐かしの曲もならび、
オジサンたちも大喜び(^^;)
それにしても、原由子が自己紹介の時に
「還暦過ぎてもバンド女子」って言ってたけれど
ホント、このバンドはすごいな、って思う。
また会いに来るって言ってたけれど・・・、
そのためにはお互い健康で。
そう、まずは自分も健康で・・・。