まさかここで2019-2020シーズンが終わるとは!? やぶはら高原+開田高原MIA

2020年2月8日~2月9日(1泊2日)
やぶはら高原スキー場+開田高原MIAスキー場

暮れに野沢に行ったまま1月はスキーに行けないまま過ごしました。何とか2月からまた雪山へ向かいたい、と1月下旬から2月上旬にかけていろいろ模索していました。今年は建国記念の日のカレンダー並びが悪く3連休になりませんでしたが、飛び石で休日になるため、そう遠くないところに土日に泊まりで行ければと思ってたどり着いたのが、この木曽ステイでやぶはら+MIAというプランです。いずれもそんなに遠くないスキー場で日帰りエリアなのですが、泊まりで行くことによって初日はリフトが止まるまで滑り倒し、2日目も慌てずに滑りを楽しめます。実は20代の頃、先輩に毎年連れて行ってもらっていた時は、いつもこんな感じでした。帰りの遠路を気にしなくていい利点を生かすと共に、何とこの日は毎年恒例の冬のイベント「雪灯りの散歩路」の開催日でした。夜、宿を出てまち歩きも楽しめるというステキなツアーになりました。



やはり近いっていいですね(^^;) 朝、こちらを出て行ったのは4時半ぐらいなのに、着いて着替えてリフト券も買ってまだ10時前。たっぷり滑れるというのが近くのよさです。



さつきゲレンデで少し足慣らしをした後、国設第1ゲレンデへ。出だしが少し狭いのですが、そこをクリアすれば広大な適度な斜度のバーンが広がります。快適に飛ばしてストレス発散!! ぜひ動画でもご覧ください。


手持ちカメラだと落ち着かないし、画質もイマイチですねぇ(+_+) Go Proがほしくなってしまいました。来季は本気で購入してるかも(^^;)



中央ペアリフトで上へ上がります。20代の頃、私を育んでくれたどんぐりコースの出だしです。出だしは広いのですが、途中で狭くなり、カーブが続く辺りになると今はボーダーが多いのでコブはあまりできませんが、みんなが削ってアイスバーンになることも。それは今も昔も変わらずこわいこわい(+_+)



レストハウスで昼食です。いつもならカツカレーにするところを、南信らしく「山賊カレー」にしてみました。いわゆる南信のB級グルメ、山賊焼(なぜか揚げ物なのに「焼」という。)をオンザライスしたものです。お泊まりスキーなら昼食のお供は生ビール、と行きたかったところですが、今宵の宿がゲレンデサイドでないところから致し方なく「ノンアル」です。そして野沢菜も添えて(^^;)



昼食後は国設第1、第2、第3とリフトを3つ乗り継いで、やぶはら高原の最高地点へ。リフト降り場からさらに徒歩で登り、標高1689mの立ヶ峰。御岳の方向に向けて鳥居が。霊峰御岳にこのツアーの無事を祈ります。



パノラマコースです。かつてはここにもリフトがかかっていて、どんぐりの上からリフトを乗り継いで来られたんですけれどね(‘_’) 今はここに来るためには先ほど書いたように国設からリフトを3つ乗り継がないといけません。でも、人が少なく、斜度は緩すぎずきつすぎず、飛ばしがいがあります。



日がかげり始め、ゲレンデに伸びる影も長くなってきました。リフトが止まるまで滑り倒せるのがお泊まりスキーのよさ。リフトが止まるまでは滑りませんでしたが、満足いくまで滑って宿に向かいました。



木曽福島の宿「三河家」に入り、温泉で体の張りをほぐした後は夕食です。かつて20代の頃からよく泊まってきた宿ですし、仕事で使ったこともありましたが、あの頃とは経営主体が変わったようです。ただ、リーズナブルでありながらも感じはよかったです。



そしてこの夜は、毎年木曽福島が冬の風物詩としているイベント「雪灯りの散歩路」の開催日でした。これまでこのイベントはパンフレットやネットなどでの告知は見てきましたが、実際にこの日にこの町にいるというのは初めてです。しっかり防寒して宿から街に出ます。



これは準備が大変ですよ(^^) 札幌の雪まつりのように、自衛隊が重機を使って雪像を豪快に作り上げるのとちがって、完全に町の人の手作り感が伝わってきます。それぞれの家の冷凍庫で冷やして作ったのかな、と考えてしまいました(^^;)



イベント広場になっている場所だけでなく、中山道沿いも町中がこのようにろうそくでライトアップされています。歴史的な町並みがこういう形でライトアップされるとそれはまたいい雰囲気です。



お酒の振る舞いもあったりして、なかなか楽しいイベントでした。一つ気をつけることは、凍った路面に気をつけて(^^;)



翌朝もいい天気。宿を出て木曽福島から奥へ入り、地蔵トンネルを抜けて開田高原に向かいます。



駐車場入り口近くで路面が凍っていてタイヤを滑らせ肝を冷やしましたが、無事にマイアに到着です。さすが標高が高くて寒い!! FOXYコースを一気に下へと駆け下ります。



PRIMAコースです。この森を抜けていく感じがたまらなく好きです。どこか野沢のスカイラインを思わせます。斜面は緩やかで初心者でも安心して景色を楽しみながらクルージングできます。



スラロームにチャレンジしました。こちらは若手のF君。別にタイムを計っているわけではありませんが、ちょっとしたオリンピアン気分です(^^;)



マイアの最高地点から背中に御岳を背負いつつSKY-HIGHコースを見下ろします。斜度は結構あります。出だしはしんどいですが、そこをこらえると何とかいけるかな。コブとアイスバーンがないので何とか降りられます。ここが降りられるうちはまだ自分も「やれる」かな、と来るたびに思います。



お昼ぐらいで上がろうと思っていたのですが、終わり頃になってようやく御岳が顔を出しました。次の日が休みなら15時ぐらいまで滑っていけるのですが、翌日仕事ということもあり、あまり遅くならない時間に帰り着きたいと考え、そろそろラスト一本です。



ラスト一本を終えると本当にいい天気になりました。いいや、どうせ月末に白馬の宿を取っているし、ここは標高も高いからまた例年のように3月の終わりに日帰りでここに滑り納めに来ればいいさ、なんてこの時は思っていました。



12時50分、駐車場を出発です。しかし、実際にはこれがこの2019-2020シーズンの滑り納めになってしまいました。まず月末の白馬はメンバーの予定が合わず流れました。そしてそこに日帰りマイアを入れようと思っていたら・・・襲ってきたのは新型コロナの猛威でした。結局その後は県を越える移動などとんでもない、という空気になってしまい、挙げ句の果てには仕事もボロボロに。もう雪の上に立つことはありませんでした。



木曽福島まで降りてきて、町中へ。「いつもの」くるまやで昼食におそばをいただきました。私は乳酸発酵で塩を使わずに作った漬物がトッピングされた「すんきそば」をいただきました。こくのあるつゆと酸味のあるすんきの味の対比がなかなかでした。



13時前にマイアを出発して、途中昼食休憩やサービスエリアでの休憩を挟みながら、18時過ぎには豊橋市内へ。夕食を、と久しぶりに二川のささき屋であのスープが濃厚なラーメンをいただきました(^^;) 来季は・・・冬までにスキーにいける状態に戻るのだろうか(@_@。

TRIP OF SKIINGに戻ります。

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