今年も一度は。令和最初の野沢温泉2019-2020

2019年12月26日~12月28日(2泊2.5日)
野沢温泉スキー場

やはりここ、野沢温泉は「憧れ」なのです。年に一度は行かずにはいられない体になってしまいました(◎_◎;) それぐらいここは中毒性があります。
ということで、今回は年末休暇という「翌日の仕事」を気にしなくてもいいところに入れてみたのですが・・・「暖冬」。なかなか雪が降らず、12月半ばぐらいから天気予報を見ながらいらだつ日々が続きました。もしかしたら、我々が行く日までにオープンできないかも、なんて心配も頭をよぎりましたが、行く4日ぐらい前だったでしょうか、まとまった雪が降ってまずはやまびこゲレンデがオープンしました。でも、それだけじゃね・・・。その後、上ノ平ゲレンデなどもオープンという情報を得て、それならば、と乗り込んだのですが・・・。



今回も前泊で出かけました。長野ICすぐそばのロイヤルホテル長野で和室一室に4人泊まれば一泊3,000円で泊まれるという超お得なプランがあったので乗っかりました。ただ、「チェックインは20時まで」!? 出発日も休みだったので14時にこちらを出発したところ、20時ちょっと過ぎにチェックインできました(^^;)



それにしてもよいホテルでした。和室も清潔、ふとんもフカフカ、温泉付き。荷物を運ぶためのカートも完備。あんな広々としたロビーのホテルに泊まったのはいつ以来か思い出せないぐらいでした(^^;)
前泊後、明けた27日朝の長野は小雨。この雨が飯山あたりから雪に変わってくれることを期待しながら長野インターから上信越道に入り出発したのですが・・・。



飯山を抜け、野沢温泉村に入っても、宿の駐車場に入っても、雨は雪に変わることはありませんでした。それでも着替えてシャトルバスに乗り、長坂ゴンドラリフト乗り場に向かいました。しかしシャトルバスを降りた私たちの目の前に広がっていたのは、一面の「段々畑」でした。失望しながら長坂ゴンドラリフトに乗車します。



しかし、ゴンドラが高さを上げていくとみるみるうちに外は真っ白に。そしてゴンドラを下りてみると、そこは「吹雪」でした(^^;)
超緩斜の上ノ平ゲレンデで足慣らしとして一本やってみたのですが、雪粒が顔に叩きつけられ、視界もガスっていて懲りました(◎_◎;)



林の中なら風も遮られ、吹雪もゆるいのでは、と考え、林の中を抜けるブナ林コースに逃げ込みました。確かに直接風を受けないのはいいのですが、今一つコースが狭く、「好きなラインで滑れない」のがちょっと・・・。でも楽しめました。



確か去年も年末の野沢はこんな感じだったような・・・。ひどい吹雪と視界ゼロの中、逃げ込むように上ノ平のレストハウスへ。外は過酷な吹雪でも、やっぱり頼んじゃうのは生ビール!!です。ビールのお供は本当はカツカレーにしたかったのですが、時間がかかるといわれ、致し方なくハンバーグカレーです(+_+)



その後もブナ林を中心に滑り、ビギナー林間コースなどの下山ルートが閉じているため、下りゴンドラで下界に降りてきました。
宿で着替えた後、温泉街に出ましたが、温泉街も朝の風景とはすっかり変わり、通りは雪でドロドロになっていました。



今年も夕方の風呂は大湯です。視界不良でゲレンデから早い時間に引き上げてきたため、そして、まだ年末年始の混雑が始まっていない平日のため、中は空で貸し切り状態でした!! なんて贅沢なんでしょう。ぬる湯で体を慣らした後、あつ湯へ。入ることはできたものの、体を動かせません。私たちの後に入ってきた外国人親子も苦笑でした(^^;)



風呂上がりはやっぱりカーッと生ビール(^^)/ 前から気になっていたメインストリートにある立ち飲みバー「foot」に入ってみました。大画面でスポーツ中継も流していて、スポーツバー的な雰囲気です。以前ここの前を通った時はちょうど大相撲の初場所中継をやっていて、外国人がモニターにかじりついて相撲観戦を楽しんでいました。この日の私はプレモルをいただきましたが、いろんなカクテルもいただけます。立ち飲みで気軽に「ちょっと一杯」いいのではないでしょうか。(食事はあるのかな!?)



footで喉のアップが終わったところで宿に戻り、本格的に夕食です。こちらはガッツリ。宿泊料の割には馬刺しあり、しゃぶしゃぶありのたっぷりのメニュー。さっき飲んだばかりなのに、ここでも瓶ビールを開けていい感じです(^^;)



食後は再び温泉街へ。横落の交差点に向かって下っていく坂のところにある、これまた前から気になっていたバー、「HEAVEN」に入ってみました。野沢温泉で気になるバーを一気に2軒体験!! 感激!!



ビールはもちろん、ウィスキー、カクテルもいただけます。私はお気に入り、ジンベースの「シンガポールスリング」。スッキリ系の味でおいしかったです。グラスを傾けながらスキー・スノボについて、野沢のよさ・楽しさについて。語り明かしました。



「滑りに来たの? 飲みに来たの?」と原田知世ちゃんに言われてしまいそうですが(^^;) 一応「滑りに来た」のが正解なので、ダラダラ酔い潰れることはせず、一杯だけ「野沢の温泉街で夜、カクテルを飲む」幸せを楽しんだ後、ほろ酔い気分で宿へ戻りました。そんな途中、後輩が「温泉卵を作りたい」と言い始め、「卵あります」という張り紙のある酒屋で卵を買い、ネットを借りて十王堂の湯の脇の湯だまりに卵を沈めました。



20分が過ぎ、ネットを引き上げます。宿に持ち帰り、割って器の中に落としてみました。見事にできあがり(^^)/ これが意外とビールに合います。部屋でまた缶ビール、そしてぐっすりです(^^;)



一夜明けて野沢2日目、つまり最終日。前日とは全くちがう景色が広がっていました。前日は枯れ草の景色だったところがすっかり白銀の世界です。



長坂ゴンドラで一気に上へ向かいます。前日の吹雪とガスがウソのようにクリアな景色です。



この日はスカイライン連絡リフトの下で足慣らしをした後、頂上からのやまびこゲレンデへ向かいました。雪質、積雪、共に良好ですが・・・混んでる:-)



そして・・・お昼近くになり上ノ平を一本滑ってみたところ、何と上ノ平から下に向かう「パラダイスゲレンデ」がオープンしているではありませんか。ここは私が好きなゲレンデの一つで、フラットな幅広いバーンが1,200m続いているのです。広いので「人口密度」も少なく、でこぼこを気にすることなく好きなラインをとって高速で駆け下りることができます。あと何本やれるかな、と思いつつ、駆け下りる幸福感を感じながら楽しんで下りました。が・・・。



ゲレンデ上部からは見えていなかったのですが、駆け下りていくうちに見えてきたものは・・・リフト待ちの行列!? みんな考えることは同じだったのです。また、ここから下へ降りることもできないので、この有様です(◎_◎;)
20分近く並んだでしょうか。4人乗りリフトで上に上がった後は、またブナ林コースで最後の一本を楽しんで、中間駅から下りゴンドラに乗りました。



宿へ戻り、ひとっ風呂浴びて荷物をまとめ、お土産を買いに温泉街へ繰り出しました。野沢菜、フキヤの温泉まんじゅう、バナナロールと買った後、最後にサンアントンの店頭で売っている野沢菜おやきをいただきました。うまい!



ずいぶんのんびりしちゃいました”(-“”-)” 15:30過ぎ、野沢温泉を出発です。竜宮城から現実に戻る時がやってきました(◎_◎;)



約6時間かけて音羽蒲郡経由で豊橋へ。スキー帰りの夕食はここかな、と「いつもの」びっくりドンキーで夕食&精算です。昨年同様、天候と雪には恵まれませんでしたが、今年も野沢温泉で素敵な時間を過ごすことができたことについては感謝です!(^^)!

TRIP OF SKIINGに戻ります。

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