2018-2019シーズン最後のお泊まりスキー、Mt.乗鞍。

2019年2月3日~2月4日(1泊2日)
Mt.乗鞍スノーリゾート

「お泊まりスキー」というのは「奇跡」なのです。まずスキーに行きたいという仲間がいること。そしてその仲間が家の用事、仕事の都合、家族の理解などなどをクリアして泊まりで行こうという気持ちになること、そしてその仲間のスケジュールが合うこと・・・これら全てをクリアしないと、「お泊まりスキー」は実現しません。今季に至っては今回の乗鞍ツアーまでに3回も実現できたことについてはホント、「奇跡」に近いことですし、同行してくれた仲間に感謝するしかありません。
しかし、この先年度末の多忙期に向かう中で今季最後のお泊まりスキーとなりました。泊まりで行けるゆったり感、そして贅沢感をたっぷり噛みしめながら、乗鞍高原で満喫してきた2日間を紹介します。



今回のツアー参加者全員をピックアップして豊橋市を出発し、音羽・蒲郡ICから中津川ICへ。そこからは国道19号、そして難所である野麦街道を経て奈川渡ダムへ。さらに国道158号、県道84号を経て宿舎である休暇村・乗鞍高原に午前10時ごろに到着です。



午前中はまだ日が差していました。今回も初心者が多いので、夢の平コースややまぼうしリフト沿いの緩斜面ゲレンデで楽しみました。雪質もよく、雪の量もまずまず。ストレスなくサクサク滑ることができました。



休暇村・乗鞍高原はゲレンデサイドの宿。乾燥室を出れば徒歩1分でゲレンデということで、スキー後に車に乗る必要はありません。ということで、今回も昼からビール(^^;) 確かに雪を見ながらのビールはご機嫌なのですが、その間に天候は急激に変化を始め・・・。



気がつけば日は陰り、雪が降り始め、ついには薄暗くなり、すっかり本降りとなってしまいました(*_*;



年末の野沢ほどではありませんでしたが、結構な降り。それでも16時すぎのリフト営業終了まで滑り続けました。1泊2食、リフト券と1,000円分の昼食券付きで12,500円というリーズナブルな宿泊費の割には、ゲレンデサイド、しっかりした乾燥室や清潔でゆったりとした温泉付き大浴場などを供えたコスパのいい宿です。



夕食はバイキング。品数も味も満足です。しかし、風呂上がりは生ビール!! お腹を膨らませるよりはおいしくビールをいただけるように、つまみ系の料理を中心にチョイスです。不健康とわかりながらも、若手の皆さんの勢いに自分も流され、腹の皮がはじける直前まで食べてしまいました(^^;)



疲れと満腹感から、もうこのまま寝るしかない、という状態だったにも関わらず、若手の皆さんの「卓球やりたい!!」攻勢に流されて、私も「温泉卓球」に。でも、やってみると意外と楽しい(^^;)



「雪は夜更け過ぎに雨へと変わるだろう」・・・山下達郎の歌の逆を行くパターンで、夜中は窓を叩く雨の音で時折目が覚めるぐらい。これでは翌朝は、という心配は残念ながら的中。明け方に再び雪へと転じたものの、一晩雨に叩かれたダメージは大きく、宿舎前の駐車場はこんな状態。ゲレンデも厳しい状況が予想されました。



休暇村第一ペアリフトを降りたところ。雨から雪に変わった後の雪が圧雪されないままこんもりと。たぶん、圧雪が追いついていないというか、する意思もなかったのでは!? 雨で溶けてシャーベット状になった上に締まっていない重めの雪・・・雨が止まずに滑走中止、という最悪の事態は免れましたが、難しい雪の重なりにコントロールが難しかったです。



この日は土曜出勤の振替代休で月曜日。そのため、見渡す限りのゲレンデに人影はなし。プライベートゲレンデ感覚で、夢の平コースややまぼうしリフト沿いをお昼まで滑り、堪能しました(^_^)v



温泉で一風呂浴びて着替えを済ませ、荷物を詰め込みます。昨夜積もった分は、その後の未明の雨でかなり溶けたのでしょう。車の上の雪はだいぶ少なくなっていました。除雪は軽く雪をどける程度で済みました。



帰り道、道路状態は危険なまでの凍結などはありませんでしたが、昨夜の中途半端な雪と雨でドロドロ状態。新品のスタッドレスで滑ることはほとんどありませんでしたが、轍の間の雪がレヴォーグの低い車体の下に当たりそうで、慎重に走らざるをえませんでした。



乗鞍を昼に出発して木曽周りで帰るとなると、困るのは昼食場所です。乗鞍温泉郷で食べないとなると、そこから19号に出るまではほとんど店がありません。ということで、昼食はかなり遅い時間になってから、木曽福島でいただくことに。街の中に入って田ぐちのそば饅頭を買った後、くるまや本店でおそばをいただきました。私はこの時期の木曽らしく、すんきそば(^_^)v そばとは異なるシャキシャキの植物的食感の対比を楽しみながらおいしくいただけました。

TRIP OF SKIINGに戻ります。

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