「このくにの行方」カテゴリーアーカイブ

Reuse…繰り返し使おう!

(今、適当な画像がないので、またそのうち。)

こないだの選挙で、
「美しい国づくり」からの大幅な方向転換を
国民から求められたのではなかったかな?
それなのに、ほとんどの大臣はそのまま。
これで、「政策転換」っていうのは
非常にわかりづらいんだけど。
まぁ2世とはいえ、前のお坊ちゃまほど
世間知らずのボンボンではなさそうだし、
前のお坊ちゃまほど
「戦争やりたがり人間」でもなさそうだし、
そういう意味ではしばらくは「様子見」かな。

それにしても、
官邸主導で人を選べば「お友達内閣」と言われ、
いろんな人たちに声かけて集めれば、
「古い自民党」と呼ばれ、
(TVで二十歳そこそこの若造がそう言ってたよ。
 あんた、そのころ、いくつだった?)
選ぶ人も大変だねぇ・・・。

「そうだ。(中略)ただの子供だ。」(Copyright by KYON2@踊る1)

遅かれ早かれこうなることは見えていたし、
こうならなければ
この国の「国民主権」、「参政権」って何だろう、
ってなことになってしまうわけで、当然の結果だと思う。
しかし・・・、
新政権をスタートさせ、臨時国会を召集し、
所信表明演説までやり、いざ代表質問を始めようという
その直前にこの発表って・・・?
あの人の「お坊ちゃま具合」
自分で自分のしたことの後始末さえできず、
「他人に責任を取ってもらう」
というあたりから
既に見えていたわけだが、
健康状態がその一因にあったとはいえ
周囲の迷惑かえりみず、仕事を放り出してしまうという
こんな人がこの国の舵取りをしていたかと思うと
本当に情けないものである。

それにしても・・・、
昨日までは党ナンバー2のあの軽々しいオジサンが
次の「はだかの王様」に確定かと思ったら、
今日はちょっと懐かしい元官房長官が急浮上。
与党の議員のみなさんも勝ち馬に乗るのに必死のようで。
テラワロスwwww

「責任を果たしていくことが私に課せられた使命」?

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幼すぎる。
あの人がこれまでのやってきたことや、そのやり方、
周囲で起きた事への対応にも「青臭さ」を感じてきたし、
あれだけの結果が出ながら
「信頼を取り戻す」「責任を果たしていく」なんて言って、
一票を投じることでしか権力を行使できない主権者の審判を
軽視しているとも取れる言動を発するところからも
やっぱりこの人は「器ではない」のだな、と感じた。
それに対して「続投でよし」とする同じ党の幹部のみなさんも
一体何を考えているのだろうか? と思う。
選挙の結果、「お坊ちゃまの暴走」に歯止めがかけられるという
一定の見通しは立ったが、
では、勝った野党のみなさんが一体どんな理念をもって
具体的な、なるほどと思える政策を打ち出し、
どれだけのことが現実的にできるのかは未知数で、
近づくであろう衆院選に向けて注意深く見ていくべきだと思う。

最後に。
私たち国民も「大丈夫」か?
2年前の衆院選といい、今回といい、
マスコミの「反安倍報道」に流されすぎてないか?
次の衆院選は大事な選挙になると思われる。
その時も、どちらに向くかはわからないが
地滑り的な結果になるのか?
政治家を選ぶ側も、もう少し成熟する必要があるように思う。

こんな試合から何を学べというのか?

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今日のゲームは、オフィシャルサイトによると
磐田市が市内の小中学校を対象に、総合学習の一環として、
生徒たちが試合を観戦する機会を提供しているのだそうで、
今日のフリーシート上段には
「連れられてきた」小中学生がいっぱい。
そのため、地味なカードにしては結構客席は埋まっていたし、
初めて磐田のゲームを見るであろう子どもたちも
大勢いたと思われるのだが・・・・。

「何を無様なゲームをやっているんだ!?」

指揮官、選手たち、そしてYFCへ。
あんなゲームを見て、
子どもたちは、またスタジアムに来たいと思うだろうか?
あんなゲームを見て、
子どもたちは、郷土のプロスポーツチームである
「ジュビロ磐田」に誇りをもてただろうか?
そして、あんなゲームを見て、
子どもたちは、何を「学ぶ」ことができたのだろうか・・・?
ぜひとも、責任を感じていただきたい。

続いて、子どもたちをあのような形でスタジアムに招いた人たち、
(オフィシャルの文面では「磐田市が」と市が主語になっているが、
 一体どこが主体となって決定したのかわからないが。)
および、YFCへ。
子どもたちをスタジアムに招き、
観戦の機会をもつことはよいことだと思う。
ただ「総合学習」は一過性のイベントのための時間ではないはずである。
今回の観戦が今後どのような「学習」につながっていくのか、
ぜひ、それも広報・説明をしてほしい。
また、営業という面で言うならば、
「バラマキ」なんかよりも、
地域住民が地元にプロスポーツチームがある誇りを感じられる
地域密着型のチームづくりと、強化をするべきだと思う。

南アW杯が終わった後、「その日」は来る・・・。

国会で国民投票法案が可決された。
憲法を変えるための手続きを定めた法律が成立しただけだが
これによって憲法を変える方向への道が開けたことになる。
得意げな顔したこの国のリーダーは、
この国を「美しい国=堂々と戦争ができる普通の国」
するのに躍起になっているようなので、
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できあがった「道具」を使わないとは考えづらく
施行される3年後には必ず持ち出してくるだろう。
変えることがいいか悪いかはその案を見て考えるが、
その憲法が
「国民の権利を守るための国と国民の約束」になっているか、
「権力の暴走・横暴を許さないための歯止め」がかかっているか、
自分自身も気をつけていきたいし、
世論も安易に流されてしまわないように願いたい。