「おいしいものを食べることは幸せ」カテゴリーアーカイブ

あっという間の数時間。

23日の天皇誕生日、以前に一緒に仕事をした
仲間で約1年ぶりに集まりました。
今回のお店はアクトプラザ5Fにある「宿下吉庵」。
ちょっと入口がわかりづらいのですが、
入口も店内もなかなか洒落たつくりです。
いただいたのは、
「出世の街浜松パワーフード食べ尽くし体験、
出世鍋コース・浜名湖将軍牡蠣のすき焼き」。
地元産の魚を使った刺身から始まって
次に出てきたのが茶碗蒸し。
見た目もこぢんまりして上品だったのですが、
それだけではありませんでした。
何か味が濃く、深いな、と思っていたら
それもそのはず、
何と、スッポンを使った茶碗蒸しとのこと。
お酒だけでなくこちらの濃厚な風味にも
酔いながらいただきました。
続いての鍋は、コースのタイトルにもある
牡蠣のすき焼き。
20151223yadositakichian_mini

浜名湖産の牡蠣をはじめ、
肉は地元豚の「浜名湖そだち」、
さらに野菜も地元の白菜やパプリカなどを
ふんだんに使ったこだわりすき焼き鍋で、
追加の具材も一杯目と同じぐらいあるのでは
というぐらい。
牡蠣も割合大ぶりでえぐみがなく、
おいしくいただけたのですが、野菜もおいしい!
パプリカは鍋に入れる前に生でかじってみたら
本当に甘いのです。
本来は、お酒の飲み放題も含めて
9,000円相当のコースとのことですが、
「しずおか遊びたい券」というコンビニで買える
クーポンのようなものを使って4,500円と、
半額相当で楽しませていただきました。
久しぶりに顔を合わせて、お話もいろいろ。
互いの近況から井伊直虎談義、海外旅行の話、
そして私の大分遠征の土産話など、
あっという間の数時間でした。
後で考えてみて、
「しずおか遊びたい券」で払ったということは
予約後、クーポン代を立て替えてくれていた
ということ!?
それは本当にすみませんm(_ _)m
この埋め合わせはまた改めて、ということで。

冬でもタオルは必需品。

昨日は名古屋に買い物に出かけたのだが、
朝方二度寝してしまい、出かけるのが少し遅れたので、
栄など中心街には出ず、名駅周辺を歩いた。
その中で先日、名古屋のローカル番組の中で、
台湾ラーメンの元祖と言われている味仙が
名駅に新しく店をオープンしたと言っていたので、
そこで遅い昼食をいただくことにした。
台湾ラーメンは何度か食べたことはあるが、
味仙は初めて。
場所は新幹線側のあおなみ線入り口近くの
「名古屋うまいもん通り」の中。
14時近いのに10人以上の人が並んでいたが
結構回転が速く、10分も待たずに案内された。
生ビールをいただきながら待っていると、
程なく小ぶりな丼に入ってラーメンが登場。
20151220meieki_misen_mini

何はともあれ、スープから。
思ったよりはマイルド・・・と思っていたら
口の中がしびれるような感覚となり、
やがて顔と頭のあちこちから汗が噴き出し始める。
この冬一番の冷え込み、という中ですっかり汗だく。
タオルを持たずに来てしまったことを後悔。
とは言え、具材である挽肉とニラとネギにも
しっかりとスープの旨味がしみこんでいて辛うまい。
ジョッキが空きかけたのをいいことに、
生ビールをもう一杯注文。
麺を口に運び、スープを口に含み、具をかみしめ、
そして生ビールを流し込む・・・。
そんな作業を汗まみれになりながら繰り返していくと
ただ辛いとだけ思っていたスープの中に、
実は深い旨味もあるのだ、ということに気づかされた。
いやはや、ごちそうさまでした・・・。
少し風に吹かれて汗がひくまで体を冷ました後、
買い物などを済ませてタワーズから出てくれば、
ミッドランドスクエアの前がにぎやか。
20151220mid-land_Xmas_mini

復活を遂げた大名古屋ビルヂングをバックに、
ステキ!!!
色が少しずつかわるところがまたキレイ。
いい雰囲気だ。
これでもう少し冷え込んでいれば、
「年の瀬らしい」のだが。

心残りがあるとすれば、関あじ・関さば

あれから2週間・・・、
そろそろこのネタで引っ張るのも終わりにすべきだろう。
ということで、ブログ上では今回を最後に。
(観戦記をまとめて、近日中に改めて。)
最終回は「食べある記」。
今回の遠征で出会ったうまいものをセレクトしてみた。
まずは、こちら。
20151121kiippon-toriten

大衆居酒屋「生一本」新宮通り店のとり天と椎茸。
そしてもう1店。
20151123toriten_and_seseri_maruman

別府丸万のせせりポン酢とやはりとり天。
いずれも別府の市街地、竹瓦温泉周辺にある居酒屋だ。
こちらに行ったら、やはりとり天は欠かせない。
以前別府を訪ねた時は、この近くのグリル三つ葉に
必ず寄っていただいていた。
ただ、今回は日中の予定の関係でそちらはパス。
ということで、夜の居酒屋でいただくことにした。
肉厚。ふわっと柔らかい。おいしかった。
ついでに手書きのおすすめメニューにあった
「関あじ」もいただきたいなと思ったが、かなり高く、
23日のゲームでJ1昇格に成功できたら、
意を決して食べようと思っていたのに、
昇格して意気揚々と生一本に向かったら、何とお休み。
そこで別の居酒屋「別府丸万」へ入ったのだが、
こちらは鶏料理がメインで、関あじは置いてない様子。
残念、ということで2日続きでのとり天と相成った。
続いてはこちら。
20151123dangojiru_daigin-dome

今まで大分を訪ねたら手を伸ばそうと
何度か思いながら手を出さなかった団子汁である。
だって・・・何が入っているのかよくわからないから。
今回、大銀ドームの売店にあったので、買ってみた。
ふむ、出しが利いていて風味がよい。
「団子」というのは、本当のお団子ではなく、
幅広の平らな麺のことだった。
(麺だけで言うなら、きしめんやほうとうと
どう違うかと言われれば・・・。)
ちょっと七味を入れすぎてしまったが、おいしい。
飲んだ後の〆にもいいかも。
続いては。
20151122jigokumushi-pudding

明礬温泉、岡本屋の地獄蒸しプリン。
別府名物の中に必ず上がって来る逸品だ。
卵黄を贅沢に使った濃厚さとカラメルの苦みが
よく合っている、と思った。
ただ、「濃厚」という意味だけで言うのであれば、
最近は各地で濃厚なプリンが売られるようになり、
そういう意味での驚きは少なかった。
ただ、これを昔から変わらぬ「地獄蒸し」という
別府ならではの製法で作り続けてきて
今も人気を保っているという意味ではすごい。
一度食してみる価値は高いと思う。
最後に。
20151124torikatsu_katsuharu

別府駅構内にある「春かつ」。
お肉やさんがやってるフライがメインの定食屋。
一押しがこの「とりかつ定食」。
別府入り初日の昼食をどうしよう、
三つ葉グリルに行くには時間がない、ということで
入ったのが、駅構内にあるこの春かつ。
おすすめならすぐできるのでは、ということで、
生ビールととりかつ定食を頼んでみたのだが、
これがうまい。
サクサクの衣、中の鶏肉はジューシー。
ポン酢のタレと塩、選んでつけて食べられるのだが
ビールにも、ご飯にも、よく合う。
うまかったので、最終日の昼もここでいただいた。

また、観戦記の方にまとめをアップしようと思うが
大阪への移動も含めると5日間、
いい旅をさせていただき、リフレッシュができた。
職場のみなさんには「感謝」の一言につきる。

これも楽しみの一つ。

あれからまもなく1週間。
なのに、私の心の中に今も温かい流れを巻き起こし、
心温かに、穏やかに、和やかにしてくれている、
その源は、大道芸の感動とワクワクの余韻だと思う。
もちろん見て回ったアーティストの技も素晴らしかった。
しかし、それだけではない。
アーティストを包む観衆の、街の雰囲気、
そしてその合間に食した様々なおいしいものと
喉を伝う、おいしい「キリン」ビール。
これらも確実に「温かな余韻」の源であることは
確かだろう。
初日。
20151031daidougei_oden

前夜の酒が残る気だるい中で、それでもここに来たら、
そしてその後向かう東京では食べられないものをと、
いただいたのが、駿府城公園会場に毎年出ている
期間限定ビアガーデン定番の静岡おでん。
(暗くなってて画像が見づらい?)
大根、卵はもちろんなんだけれど、
黒はんぺんと牛すじがなきゃ。
これでじゃがいもがあれば、板屋商店を思い出すのだが。
そして、文化の日。
20151031daidougei_maguro

初日、二日酔いで十分食べられなかった分、
この日はおいしいものにありつこうと、朝一ビール!
どきどきランドSBSのエリアに必ず出ている
鮪料理の屋台。
以前は串焼きをいただいたのだが、今回は唐揚げ。
これがうまかった!!!
鶏の唐揚げに負けないぐらい、魚の臭みがなく、
それでいてジューシー。噛むたびに味わいがある。
ボリュームも十分。
まだ日が昇りきっていないのに、
すっかりビールを空けてしまった。
場所を移して、メイン広場3。
加納真実のステージを待ちながらいただいたのがこれ。
20151031daidougei_steak

アメリカ風屋台のステーキ。
大きな肉の塊を鉄板の上で切り裂きながら火を通し、
おいしそうなタレで味付けていく。
思っていたよりも柔らかく肉汁たっぷり。
この店はドリンク類も充実してて、ビールだけでなく
カクテルもいろいろな種類があった。
来年以降、機会があったら試してみたい。
そして最後はこれ。
20151031_daidougei_motsuniomi

市役所裏の青葉公園、呉服町通りと交わるところ。
キリン一番搾りビアガーデン青葉。
駿府城公園とはちがうメニューで楽しめるのだが
これは「一番搾りもつ煮込み」。
煮込む際にビールで煮たのかな?
柔らかく、みそ味が効いていて、もつはもちろん、
ゴボウやこんにゃくにしっかり味がついている。
おいしい煮込みだ。これはビールが進む。

こんなふうに、うまいものめぐりをしながら
楽しめるのも、まずまず元気で健康だから。
来年もこれを楽しめるように、
健康で1年過ごすこと、それを心がけたいと思った。

細麺好き、塩ラーメン好き。

東京のスタジアムは貧弱だ。
何がかというと、それはスタジアムグルメ。
今は解体された旧国立競技場の「名物」は情けないかな、
マルちゃんの「ホットヌードル」だったし、
日曜日に訪れた味の素スタジアムもしかり、
はっきり言って、何もない。
あえて言うなら、「ケンタッキーフライドチキン」か?
(そのKFCも、今回は開いていなかった。)
ホントにダメだ。クラブの営業は能なしだと思う。
だったら、スタジアムに行く前に腹を満たせばよい。
ということで、日曜日はスタジアムに行く前に
駒沢オリンピック公園に立ち寄った。
何? あれほどダメだと言っておきながら、
東京五輪で日本がアルゼンチンが勝った、
あの駒沢競技場に寄るのか、と言われそうだが
私が目指したのはスタジアムではなく、その中央広場。
10月下旬から約2週間にわたって行われてきた
「東京ラーメンショー2015」に立ち寄ったのだ。
全国のラーメン職人が20ものブースを開き、
それぞれ特色あるラーメンを作るために、
アイデアをこらし、素材をそろえ、腕をふるっていた。
1杯目に食べたのはこれ。
20151101tokyo_ramen_show1

「なにわの黄金塩らーめん~肉祭りバージョン~」。
大阪の2つの店がコラボして出した塩ラーメン。
透き通ったスープはほんとうにあっさり。
タイトルに「肉祭り」とあるが、それはあくまでも
トッピングのことで、スープ自体は魚の「節」系。
それをいくつか合わせた透明感のある塩味だ。
麺も私好みの細麺でするするっと入ってしまった。
おいしい!! もう一杯!! ということで。
2杯目は「伊達の炙り牛タンネギ塩そば」。
20151101tokyo_ramen_show2

1杯目と合わせてみると、既に私の好みがまるわかり。
系統は同じあっさり細麺の塩ラーメンだ。
同じ細麺でありながら、麺の茹で具合は1杯目よりも
少し硬めで粉感が残るアルデンテ気味。
そう、この食感が好きなんだなぁ・・・。
そしてスープは・・・。
刻みネギをたくさん浮かせながら、さらに優しい味。
口内の粘膜からそのまま浸透していきそうな
美味しい塩味で、いつまでも飲み続けたい味だ。
トッピングの牛タンは確かに牛タンで、
なかなかの噛み応えなのだが、細かく刻んであるので
噛みきれなくてどうしよう、ということはなく、
麺と合わせながら食感が楽しめる感じ。
これまた仙台らしさを醸し出している笹かまぼこと
合わせて、「ご当地」らしさが出ていて
なかなかいいアイデアだと思った。
ここまで食べて一服。インターバル後にもう一杯、
と周辺を少し散歩したのだが、もう若くないかな。
しばらく時を空けたが、もう入らないや、と思い
会場を後にし、田園都市線の駒沢大学駅へ。
世田谷線、京王線と乗り継いで飛田給へと向かった。
今年は訳あって9月の静岡ラーメンフェスタにも
行けなかったので、楽しませてもらった。
今度は地元のうまいラーメン屋に行きたいものだ。