筑紫さんも逝ったか・・・。

73歳・・・、筑紫さんもうちの親父と同じ年で逝かれたか。
休みに入る時、「元気に帰ってくる」とは言っていたが、
なかなか完全復帰できず、気にはなっていた。
しかし、こうして訃報を聞くと驚きと残念な気持ちに包まれる。
このくにが「危うい方向」へ進もうとする時、
冷静に、「言葉」でそれにブレーキをかけてきたように思う。
(もっともそのために、「危うい方向」を志向する人たちから
 コテンパンにも言われてきたが。)
こういう骨のある人がいなくなると、
今後は「危うい方向」に進めたい人の「思うツボ」になりそうな
そんな気もするが、彼が残してくれた「正義」が
日本人の心に少しずつでも蓄積し、育っていて、
「暴走」を止める力になるものと信じたい。
ご冥福をお祈り申し上げます。

さらばTK

今朝初めて小室哲哉が逮捕されたと聞いた時は、
滞納していた大分トリニータのスポンサー料を
ついに「踏み倒した」のかと思った。
しかし逮捕容疑はちがったようで、
彼はそれ以外にもいろいろとしでかしていたらしい。
今回の件もひどい話だが、大分の件もなかなかひどい。
彼の会社(今回の詐欺事件でも重役が逮捕された。)が
大分のユニフォームの胸スポンサーになっておきながら
結局未払い(後に分割払い)になっていたというのである。
4年前、私が初めてビッグアイ(当時)へ遠征した時、
人を催眠術にかけるかのような怪しげなBGMとともに、
彼が神のように登場し、
これからトリニータのスポンサーになることを
まるで救世主が信者に語るかのごとく語っていた彼。
結局その後、スポンサー料は払われず、
マルハンに救われるまでクラブは債務超過。
チームの存続が危ぶまれるまでにしてしまったのだ。
同じことを磐田でやられたとしたら・・・、
とても許せるものではない。
結局、彼は音楽も、サッカーも、
単なる金儲けの手段としか考えていなかったのだ。
今回の件で、彼は自分が過去に創り出した曲、
その曲を歌ったシンガー、
そして何百万という人たちのその曲にまつわる思い出まで
汚してしまった。
この罪は重い。

勝ったが「心ここに在らず」?

第88回天皇杯全日本サッカー選手権第4回戦
磐田 3-1 栃木SC @ヤマハスタジアム(磐田)

これまで、天皇杯はその歴史と伝統、
そして「世界につながる」という意味で
決して「おまけ」や「ついで」ではなく、
シーズン終盤の「厄介者」でもなく、
重要なタイトルだと思って応援してきた。
年末のたった数試合のトーナメントだが、
これまでにも埼玉をはじめ、岡山・桃太郎にも、
そして四国・丸亀には何と3度も足を運んできた。
いずれも元日の国立、そしてその向こうにある
「ぼくたちのチャンピオンズリーグ」、
さらにはその彼方にある、かつての世界クラブ選手権や
トヨタカップの流れを引くクラブW杯を目指しての思いだった。
しかし・・・今年は事情が違う。
今の磐田は「世界に出る」以前の問題として
この国の1部リーグから脱落する可能性を抱えている。
今日のゲームに勝利しても1部に残留する可能性を
高めることにはつながらない。
そうなると、このゲームに勝つことに
意味を見いだすことは非常に難しくなる。
それでも、ケガで長くチームを離れていた選手たちが
今日戻ってくるとあれば迎えたいし、
どれだけできるものか見てみたい。
そんな思いでスタジアムへ。
90分のゲームは決していい内容ではなかったが、
久しぶりに見る太田吉彰は、躍動していた。
西もサイドでは決して「キレ」があるとは思えなかったが
中央に入ってからは存在感を示すことができた。
確かに今日の勝利はJ1残留には関係ないが、
残り4節に希望をつなぐことができる、
そんなゲームになったのではないかと思った。
残り1週間、いい調整をしてぜひダービーで勝利を。

予備知識が「足かせ」?


仕事がハードな中だが、「非日常」を楽しみに
今年も大道芸W杯を見に静岡まで行ってきた。
ただ、大道芸も慣れてくるとお気に入りのアーティストも増え、
あれも見なきゃ、これも見なきゃと計画を立てることとなり、
その結果、「お気に入り」を見ることはできたのだが、
一方で「新しい発見」の機会は減ってしまったように感じた。
そんな中で帰り際に札の辻で見た
エンダックスマラックスは驚きだった。
昨年に続き2年目らしいが、昨年はノーチェック。
今年もノーマークだったのだが・・・。
プレミアムナイトショーの後、駿府公園を出て伊勢丹方面へ。
街中で行われているナイトパフォーマンスを
ひととおり見てから駅へ向かおうと考えたのだが・・・、
「すごい。」
ビートのきいたBGMに乗せて繰り広げられる
体のバネと柔らかさを存分に発揮した
まさに「超人」といわんばかりのパフォーマンス。
遅れて行ったので、人だかりがすごく見るのが大変だったが、
圧倒されたし、堪能した。
「お気に入り」に固まってしまうのでなく、
「未知」を開拓していくのも大事だと感じた
今年の大道芸だった。

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