「一緒に歳を重ねていきたいです!」

aiko LIVE TOUR
“LOVE LIKE ROCK Vol.8″ @ ZEPP TOKYO (Live)



前夜。試合に勝ったとはいえデジカメ破損、服びしょ濡れ。
さらにはこの夜のチケットまでが雨水を吸って水浸し。
夜通し、カプセルのロッカーの中で乾燥させ、
さらに朝、ドライヤーを当て「柔らかさ」がない状態に。
特に読みたくはなかったが、コンビニで雑誌を買い、
そのページの間に押し花のごとく挟んで仕上げの乾燥。
そんな思いでたどり着いたこの日のZepp Tokyoだった。
ネガティブなことは頭から消して、とことん楽しもう、
そして昨夜の勝利に続き、この夏を乗り切る「力」にしよう、
そう思って入場の列に並んだ。
決して前の方ではなく、名古屋の時よりも後ろ。
ただ、前の人の頭などの障害は札幌、名古屋の時よりもなく、
彼女の姿を拝みやすい位置を確保し、開演を待つ。
名古屋と同様、「夢見る隙間」から始まり、
「milk」「Power of love」と続くオープニング。
空調が効いているはずなのに、既に汗だく。
曲が進むごとに盛り上がっていったかと思えば、
「えりあし」や「もっと」など、
その言葉一つ一つをかみしめながら聴いて
心象風景が浮かび上がるようなバラードも続く。
さらに相変わらずの客席をいじりながら、
ちょいちょい下ネタも挟みつつ進む和やかなMCもあり、
彼女のもつ素敵な世界観を心底堪能することができた。
途中aikoからは、この会場の空気に何を感じたのか
やっぱりこれからもライブを続けたい、という発言が出て、
じゃ一体何を考えていたのか、とも思ったが、
「皆さんと一緒に歳を重ねていきたい」という叫びに、
会場も私も大きな拍手。
次にライブに来られるとしたら、
その時、自分はどうなっているだろう、と考えながら
前を向いていく力をもらえた2時間半だった。

まぁ、立ち見覚悟で雨宿りすればよかったのだが。

(BGMには、三善英史の「雨」をどうぞ。)
2017明治安田生命J1リーグ 第19節
磐田 5-2 川崎 @等々力陸上競技場 (Live)

この夏、最初で最後の遠征となるであろう川崎戦に
「自分の人生を乗っける」ために(いけませんかね!?)、
先週土の29日、等々力に行ってきた。
しかし・・・。



出発前、いい天気だったのでポンチョや傘のことなど
まったく眼中になく、雨具なしで等々力へ。
到着と同時に雨がぱらつき始め、何とか中に入るまで
もってくれれば、と入場待ちの列に並んでいたのだが、
16時過ぎに雨粒は大粒になり、ついに大雨に。
雨具のない私はユニに着替えて着ていたシャツを脱ぎ、
頭上にまとってしのごうと思ったが、所詮、素材は綿。
直撃をしのげるだけで濡れは進み、服はもちろん、靴、
そして肩から提げていたバッグもずぶ濡れに。
想定外だったのは、バッグの中のデジカメまで水が浸み
動かなくなってしまったこと。
結果として1泊2日の遠征のほとんどを、デジカメでなく
携帯で記録せざるを得ない羽目となってしまった。
ゲームはいいゲームだった。
苦しいながらも耐えるところは耐え(運にも救われたが)、
そして見事に相手の裏を突く、鋭く鮮やかなカウンターで
「美しく」得点を重ねる中で、勝ち点3以上の自信も
手にすることができたと思う。
それに、川辺の成長!! こりゃ「覚醒」しちゃったかな。
もうしばらく欧州に目をつけられないで、
うちの力になってくれれば、と思うぐらいの活躍だった。
ということで、10年ぶりに等々力で勝てたわけだから



こんなにもなりますって。よかった!!
ただ、デジカメを失ったへこみ感もあって、
フルに喜びに浸れた、というわけでもなかったのだけが
やりきれず、残念だった。