ドライブBGMより、鉄道の旅で聴くのがいいのです。

今年の夏は、京都、秋田、長崎など
新幹線など鉄道の長距離移動をすることが多くあった。
そんな今年の夏、
私のお出かけBGMは、このアルバムだった。

「泡のような愛だった」、aikoの11枚目のアルバム。
もうタイトルからして、既にかなりせつないのだが、
中身もそのとおり、消えていったはかない恋を思いながら
一人つぶやくような深い歌詞を、
「aikoワールド」とも言える音楽で包んだ曲たちが並ぶ。
シートに体を預け、新幹線のある意味強引なスピードに
身をゆだねながら、ぼんやりと車窓からの風景を眺めたり、
目を閉じて一息ついたりしながら
「4月の雨」とか聴いて、いろいろなことを考えた。
自分でハンドルを握ってのドライブのBGMとするより、
鉄道で旅しながら、その世界観に浸りながら
聴くのがいいかな、と思う一枚だ。
私は夏に聴いたが、物思いにふける秋にもいいかも。

(アルバム1曲目の「明日の歌」の動画にしてみました。
ショートじゃなく、フルで聴けるので・・・(^_^;))

これは「カステラ」ではないのかもしれない。

20140929chokorate
口に含んだ瞬間に驚いた。
「何? このしっとり感!?」
濃厚なチョコレートの風味としっとり・ふわふわの生地。
もはやこれはカステラの域を超えた「ショコラ」だ。
一口、二口とゆっくりと噛みしめながら、
舌の上で融けていくまでの間、
上品でまったりとしたカカオの風味と
食感と甘みを同時に味わえるザラメの旨味が
絶妙な調和で口の中に広がっていく。
これはよかった。

学生の頃、初めて長崎を訪れた時は、
カステラと言えば福砂屋だと聞いていて、
ノーマルなものを土産にしたものだったが、
今や福砂屋のカステラは長崎まで行かなくても
遠鉄百貨店でも手に入る御時世。
だったら、ここでなければ買えないものを、と
ネットでの評判を聞きつけて、駅ビルの松翁軒へ。
「チョコラーテ」を買い求めた。
あまりにチョコが濃厚で、ノーマルなカステラの
生地によくある「たまご感」が全くない。
それがいいのかどうかはよくわからないが、
とにかくこれはおいしかった。
「今回の土産はちょっと「変化球」で。」
そう思うのであればこれはおすすめ、そう思った。