「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

コンフェデの総括より何より、今日はこれ!


いよいよ今夜、
「佐野元春 & THE COYOTE BAND
  LIVE AT 東京国際フォーラム」がオンエアされます。
元春のライブがオンエアされること自体が少ない中で、
自分が実際にこの目で見たライブが、映像になって
オンエアされるのは珍しいので、すごく楽しみです。

しばらく元春から離れていた人も、
初めて元春にふれる人も、
BSが観られる人は、新しい機器を買わなくても
CSボタンを押すだけで見られるので(加入が必要だけど)、
ぜひご覧ください。
(スカパー!の回し者か!? でも何もいただいてませんが。)

ということなら、こちらも先に。お帰り、サザン!!

昨夜もネットを開かず、家に帰るなりグダグダして
ダウンだったので、今朝のニュースには驚いた。
ということで、メキシコ戦レビューなんかは先送りで。

もう5年、なのだ。
異業種から今の業界に戻ってきて、仕事の勘が戻らず
おぼれそうになってあっぷあっぷしていたころ以来の
サザンなのだ。
お帰り!!!!
まずは桑田も含めて5人みんなが元気で、私も「多分」健康で、
こうして復活の時を迎えられたことを嬉しく思う。
新曲は甘く切ないイントロから始まって、
ご機嫌ノリノリな夏らしいサザンサウンドになっているようで、
リリースが待ち遠しい。
報道ではまだニューアルバムの話はなかったが、何はともあれ
わくわくできる夏が楽しみ!!!!! そう思えるニュースだった。

それでも前を向いて進みたい大人たちへ。


「ロックンロール」なのだ。
「商業ナイズド」された「ロック風ポップス」が溢れる中、
自分の音楽を貫きながら、30年というキャリアを重ねてきた中で
蓄積されたものをベースにしながら、懐古主義にならず、
前を向きながら進んでいく、
そんな中で生まれたアルバムだと感じた。
サウンドは、前作よりも「とがった感」が取れ、
(前作のそれはそれで好きだったのだが)
バンドとしての成長をこの1枚に詰め込んだという感じ。
そしてそんな音に乗っているのが、勇気が湧いてくる歌詞。
「世界は慈悲を待っている」の後もたたみかけるように続く
2曲目の「虹をつかむ人」、そして「La Vita e Bella」、
そのほかも、じわっと来てしまう珠玉の名作揃いだ。
「つまらない大人」になってしまってないかな、と
自問自答しながら、それでも前を向いて進みたい、
そんな大人たちへ・・・。

「未来はある、希望はある」

20130223tokyo_international_forum
佐野元春のライブのため、東京国際フォーラムを訪れた。
東京出張の翌日に、ここでツアーファイナルと知り、
名古屋公演から1週間ではあるが、安宿とチケットを確保した。
東京でライブを見るのは本当に久しぶり。
そして元春のステージを東京で見るのは初めてだ。
元春が生まれ育ち、自身を作り上げてきた街で、
どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、
それを楽しみに訪れた。
演奏自体は先週も名古屋で聴いているのだが、
ファイナルというのは、また雰囲気が違う。
7年前、コヨーテバンドとして駆けだしたこのホールに
凱旋したメンバーたちの気持ちが伝わってくる、
そんな、熱い熱いパフォーマンスだった。
加速度をつけてどんどん速くなっていく時の中で、
無力に、ただ流されてしまいそうな自分ではあるが、
「未来はある、希望はある」
という元春の一言に、前に進む力をもらった夜だった。
先週の名古屋公演の時には、まだツアー進行中で
アップを控えることを求められていたが、
今回はなかったし、ツアーも終了したということで、
セットリストを。
20130223set_list
名古屋公演の曲目も、ほぼ同じでした。
アンコールの「ジュジュ」が「ストレンジ・デイズ」
だったところぐらいです・・・(^_^)

「時が過ぎるのは、悪いことじゃない・・・。」

自分にとって、「佐野元春」って、何なんだ?

その答えって、簡単に見つけられるものではない。
ある時は、過去形であり、
自分とはどうあるべきかと彷徨っていた頃の自分を思い返し、
ある時は現在形であり、
今まさに自分の目の前にある困難と戦う自分と重ね合わせ、
ある時は未来形であり、
これから先の自分を考えながらいろんな想いをめぐらす、
そんな「?」な対象が「佐野元春」なのだ・・・。

私のDNAが影響を受けたであろう名古屋で
現在・過去・未来にわたっていろんな想いをめぐらす。
そう。元春が言うとおりで、
「時が過ぎるのは、悪いことじゃない。」
そう、
「ワインと同じ」
なのだ。
ありがとう、愛知県芸術劇場。
aichi_geijutu_hall2013
そして、元春、
「また、来週!!!」