ゲームをぶち壊したのは誰だ!?

2019明治安田生命J1リーグ 第20節
磐田 1-3 浦和 @エコパスタジアム(Live)


何とも言えないやりきれなさが残る帰り道だった。
だって、こういう結果になることは何となく見えてたから。
私は先週大久保グラウンドに通っていたわけではないので
練習中にロドと指揮官の間に何があったかは知らない。
あくまでも「噂」の域を出ないネット上の情報では
練習でロドとやり合って懲罰采配でベンチ外とか。
ロドの言動に指揮官やチームメートの人格を否定するような
発言があったのなら話は別だが、サッカー観のちがいとか
単なる態度でというのなら、膝を突き合わせて話し合うなど
まだまだ手はあったはずだ。
現状、彼なしで本気で複数得点が取れると思ったのだろうか。
だとするのなら、現有戦力の「強み」を最大限に生かすという
マネジメントの見地からいっても大失敗だったと思う。
コミュニケーションも図る努力もしないでおきながら、
「俺にはお前をベンチ外にする力があるんだ。」
などと強権発動して、結果を出せず大失敗なんて、
どこかの芸能事務所の社長とまるで同じではないか。
アダのスタメン外しも疑問。
0-0で堪えて後半勝負なんて、そんなことできるような
チームじゃないって。
大貴も前に攻め上がれないし、中盤と前が分断され、
前への推進力を失った結果があれだよ。
2週間、間を置いて次も同じこと考えてきたら、
もう社長や強化部長含めて「倒閣運動」しかない。


ゲームをぶち壊した指揮官は猛省すべきだ。

「やさしい時間」

いい「遠征」だった。
もちろん、磐田が勝って最下位脱出したというのもあるが、
ホントに信州っていい。
ゲームを終え、シャトルバスを待って、小雨降る中、
ようやくたどり着いた宿がこんなだったら、どうします?


正直言って、涙が出そうだった。
もし負け試合だったとしても、同じ思いだっただろう。
互いに最下位を争うという厳しい状況下で
いくら商売とはいえ、こんなことをしてくれるところは
ホントに少ない。
で、このホテルだけか、といえば、なんのなんの。


こんな張り紙が、キオスクに、居酒屋に、商店街に、
これでもかってぐらいに張られているのだ。
ほかにも、ゲーム後に駅の時刻表を何気なく見ていたら
磐田のレプリカユニフォーム姿の私に山雅サポの方が
「何かお困りですか?」
と、ごくごく自然に声かけてくれるのだ。
今回はなかったが、前回は売店で並んでいる時にも
静岡から来たんですか、と話しかけてくれたし、
何てホスピタリティあふれるアウェーなんだと思った。
ぜひ、共に残留して、来季も共にJ1で、
そしてぜひまた訪ねてみたい、と思える道中だった。
ちなみに、次の日はこちらへ。


帰りと逆方向じゃん、と言われそうだが、長野へ。
そして善光寺を訪ねてみた。
長野が南北に長い、というのは、冬は自分で運転して
木曽へ、白馬へ、北信へ、と訪ねているのでわかっている。
それでも冬は、滑りメインで、長野市はあくまでも通過地点。
こういう機会ででもないとなかなかお参りできないので
特急で1時間弱北上し、訪ねてみた。
心を静めて手を合わせ、穏やかな気持ちになる。
地下の暗黒の世界を巡って、極楽浄土との接点を感じる。
いい時間を過ごせた。
さて、帰宅後1日体を休められたが、また今日から「日常」。
今週はハードだ。
でも、あのほっこりした時間を思い出しながら頑張りたい。

スタメン外してきたときは、秀人め、と思ったけれど。

2019明治安田生命J1リーグ 第19節
磐田 1-0 松本 @サンプロアルウィン(Live)


ホントに久しぶりだから、ホントにゴールが決まったのかと
最後の最後まで半信半疑だったし、
タイムアップの後、絶叫したのはいいが、
いわゆる「儀式」というか「勝利時のルーティン」というか、
どうするのかを一瞬忘れて戸惑ったりして(^^;)
ま、今日は喜びましょう。
さっき、松本駅前のセブンで缶ビールも買ってきたし(^^)/
(外飲みもいいけれど、明日もいつまでも寝てられないし。)
苦しい試合だった。
向こうだって負けられないし。
開始間もない時間にいきなりゴールネットを揺らされ、
オフサイドに救われたかと思えば、
ヘディング一つで体張ってのクリアもあったし。
なぜ入らないで後ろに飛んでくの!?ってのも何本あったか。
一方、こっちは打っても打っても入らないし。
(いつものことだが。)
こういう時、大体先が見えてるのだが、
今日は耐え続けたし、この人が局面を打開してくれた。


何だかんだ言いながら、最後は「個」なんだな。
でも、ありがとう。きみのおかげだ!!

彼が僕らに与えてくれたもの



「感謝」の言葉しかない。
そういうパスで、その局面を切り拓くのか、とか、
あれだけ厳しくマークされながら失わないのか、とか、
もちろん、
ドンピシャのコーナーキック、すごい、とか、
そのフリーキック、しびれた、とか・・・。


そんな「ときめき」だけでなく、欧州で得た経験とか、
最後にW杯メンバーを外された中から立ち上がる強さとか、
代表で10番を背負う重圧の中で感じた思いとか・・・。
本当に多くのものを磐田にもたらしてくれたと思う。


最近、彼のこういう笑顔が見られなくなっていたが、
特に今季、こういう歓喜の輪の中で躍動する彼を
見ることができなかったのはさびしいし、
見ることができないまま、
見送らざるを得なくなってしまったのは残念だ。
でも、地元でもう一度ピッチへ、という
彼の思いは理解できるし、尊重したい。
活躍を願っている。

新たなる引き出しは「なし」。

2019明治安田生命J1リーグ 第18節
磐田 0-2 鹿島
@茨城県立カシマサッカースタジアム(streaming)


(画像は7月3日の天皇杯ホンダロック戦のものです。)
やっぱりな・・・。
スタメン一つ見ても前指揮官時代と概ね変わらず。
なぜアダを先発させないのかという点においてもそう。
そして中山を先発させる不可思議。
天皇杯でハットトリックだったから!?
それは相手がアマチュアだから。鹿島だぞ、鹿島。
こないだできたから今回も、ってわけないじゃん。
「幕下に勝ったから、横綱でも勝てるんじゃね?」
(実際そんな取組はないのだが。)
って言ってるようなものだし。
そして、2点先行された後、開ける引き出しもなし。
がっかりした。
次節はいよいよ「下位対決」、松本山雅戦。
反町の策に手立てはあるのか!?
その後、浦和をはさんで仙台、湘南、ガンバ大阪と続く。
(仙台の背中はすっかり遠くなったなぁ。)
本当に負けられないのはここからだ。