遅れているガーナ戦のレビューで更新をと思っていたが、
今日はこの話題を避けるわけにはいかない。
今朝の目覚めは、朝のNHKラジオの仰天ニュースだった。
朝刊のスポーツ欄にもバカげた見出しが躍る。
この話は前々からあった。
しかし、浦和サポを中心に、国立やJFA前でJリーグサポが
チームの枠を超えて様々な反対の意思表示を示してきたのに、
ついに、だ。
プロ野球が「クライマックスシリーズ」なるものを
導入した際に、バカなことを始めたものだ、と思っていた。
年間の一試合一試合の真剣勝負は何だったのか、
リーグ戦とは何か、ということを根底から覆すこの考え方は、
試合数が多くて一試合の持つ重みが薄い、
そして未だチームは親会社の広告塔という考え方が濃い
野球ならではの発想で、こんなバカなことをJはやるまい、
と信じていた。
しかし、J2の昇格が3位以内自動昇格でなく、
3~6位がJ1昇格プレーオフなんてバカなことを始めた時、
おかしな考え方が伝染ったかな、と嫌な予感がし始めた。
そしてついに、だ。
一試合一試合、勝ち点を積み重ねて、
一番多かったチームが優勝するわけだし、
積み重ねられなかった3チームはJ1を去るしかないのだ。
だから今、私たちはキリキリと心を痛めているわけだし、
積み重ねたチームは素直に喜べばよい。
リーグ戦を否定するようなプレーオフをやって、
しかもそれに前後期の2位から参加できるなんていう、
前回の時よりもバカげたレギュレーションで
世界標準の仕組みをぶちこわして小遣い稼ぎをし、
「あの素晴らしいJリーグバブルをもう一度」ってか?
もっと本質的な方法で、サッカー人気を、
J人気を高めていこうとは思わないのか?
こんな薄っぺらなリーグが唱える「百年構想」ってやつを
自分は今まで追いかけてきたのか?と思うと情けない。
大東和美っていう嘘つきは、前回この話が流れた時に、
「時間をかけて議論していきたい」
って言ったそうだが、大嘘ではないか。
オープンな場でこのことが議論されたことを
私は見たことも聞いたこともない。
今回、
「反対するサポーターもいると思うが、
きちんと説明して理解を求めていきたい。」
と言ったそうだが、嘘つきチェアマンを
誰が信じられるだろうか。
さっさと理事会で決めちゃった後に記者会見でもやる気だろ。
「そんなこという前に、お前らそのころJ1にいないだろ。」
って声が聞こえそうだけれど・・・、
2015年からっていうなら、戻ってきてるかもしれないし、
まだ、落ちると決まったわけでもないし・・・。(弱気)
いずれにしてもこの国、
どうも「おかしかった時代」に戻りたがる「リーダー」
(ホントに「リーダー」なのか? )
っていう肩書きの人間が多すぎる・・・。
東京五輪開催決定の興奮冷めやらない中ではあるが、
次の試合もあるので、こちらをアップしておかないと。
キリンチャレンジカップ2013
日本代表 0-3 グアテマラ代表 @長居スタジアム
前半はまさかこのままスコアレスドローかと思ったけれど、
後半、本田と柿谷を投入してからは流れが一変。
(本田なしの大迫はちょっと気の毒だったかな。)
交代した清武がどう、と言うよりも
香川はあのポジションでよかったのだろうか、
香川自身の動きはどうだったか、と思った。
そのほか、ポジティブにとらえるのであれば、
ここ最近安定感がなかった長谷部、遠藤の
ボランチ2人が落ち着いてできたことはよかった。
3バックはよかったかどうかは・・・わからない。
ただ、グアテマラ相手で完封したからと言って、
DFラインが立て直せた、というのは楽観的過ぎるかな。
ま、明日のガーナ戦でどれだけできるか、追試かな。
ところで・・・、こんなゲームもあったみたい。
第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
磐田 8-1 福井 @ヤマハスタジアム(磐田)
応援に行ってくれた方、ありがとうございます。でも。
相手が相手だし、1失点してるし・・・。
ただ、新・ヤマハスタジアム、やっと初勝利。
少しは柏戦に希望が感じられる内容だったのだろうか。
素直に嬉しい。
かつて私が中学生の時、初めて東京に泊まりで出かけた時、
その時、泊まった市ヶ谷ユースホステルのフロントで
ペアレントの方と生年月日の話になり、
「東京オリンピックを知らないのか!?」
と驚かれたことがあった。
おそらく、その方にとってはつい最近の出来事なのに、
目の前のこの小僧はその後のジェネレーションなのか!!
という思いだったのだろう。
東京大会から49年、前述したとおり、私は知らない。
そして長野五輪(フランスW杯も同年)から15年。
既に今の小・中生はこの国で行われた五輪を体験していない。
(2002W杯だって、既に11年前。小学生は知らない。)
それぐらい過去の出来事なのだ。
この国に五輪がやってくる、この国から五輪を発信する、
というのはホントに大きなことだと思う。
ただ、ここからがスタート。
競技会場、インフラの整備もさることながら、
滝川クリステルがプレゼンで伝えた
「お・も・て・な・し」
がホントにできる国になっていかなければならない。
(もてなしの街、を掲げていたのに、ホントか? という
市もごくごく近くにあるわけだし。言うは易し、なのだ。)
また、今の中・高生年代が選手団の中心になるわけで、
強化も大切になってくる。
去年観たヤングなでしこや今年SBSカップで観たU-18代表は
(男子の場合はオーバーエイジ枠としてかな? )
チームを牽引する存在になっていなければならない。
そして何より、「得意げな顔したこの国のリーダー」
(自分の手柄みたいに、したり顔されてもなぁ。
でも腰抜け前政権ではこの招致は出来なかったと思うが。)
がプレゼンで国際公約してしまったように、
汚染水をはじめとする原発問題の終息を、何が何でも
進めなければなるまい。
7年後、東京は、この国は、そして私自身は・・・、
一体どうなっているのだろうか・・・。
PS.
長文になってしまうんだけれど、もう一つ。
すごく気になることがある。
4年前になかったこの盛り上がり、何なんだ!?
一体何をどうしたら、世論がここまで4年前と変わるんだ?
招致への機運がここまで「盛り上がった」のならいいが、
何者かが仕組んで「盛り上げた」のだとすると、
ある意味恐ろしい。
2013 Jリーグディビジョン1 第24節
磐田 1-1 甲府 @ヤマハスタジアム(磐田)
冷静を装いつつも、冷静ではなかったな。終了直後は。
このゲームがどういう意味をもつか、重々わかっていたし、
このドローによって、J1残留がかなり困難になったことを
認めざるを得なくなったからだ。
残り10試合で勝ち点差9を追いつく・・・、
それは向こうが3敗する間、こちらが3勝すること。
さらに勝ち点で相手を上回らねばならない。
ほぼ全勝、がノルマになってしまったのだ
ここまで2勝のチームに、それは酷だ。
山田のゴールでの1点先行した後ったらなかったな。
何? あの浮き足だった様子は。
まるで小学生のように緊張しちゃって。
動きがぎごちないの、急に弱気になるの、何だか。
やられるべくしてやられた、同点弾なのだろう。
情けない・・・。
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