「この星の行方」カテゴリーアーカイブ

「God Save the Queen」



子どものころ、女王陛下が夫のフィリップ殿下と来日された時
パトカーに先導されながら黒塗りの車で移動される光景を
テレビを通して初めて見た。
「イギリスの女王様ってすごいんだな(°°;)」
と驚き、手持ちのミニカーのパトカーやセンチュリーを並べて
隊列を再現して遊んだことを今でも覚えている。
圧倒的な存在感。
全ての英国民に寄り添い、包み込み、それでいて強い。
そんな印象を抱きながら「いつもそこにいる方」だとばかり
思ってきた。
だから前夜に「健康が懸念される」とのニュースを聞いた時、
もしかして「いつもそこに」ではなくなる時が近いのか、と
心がざわざわした。そして訃報・・・。
「いつもそこにいらした」と過去形に変わった瞬間だった。
かつて英国を訪ねた時、バッキンガム宮殿を訪れた。


女王陛下にお目にかかることはなかったが、
そこに集って宮殿を見上げていた人々の表情から、
いかに陛下が英国民の尊敬を集めていたかが伝わってきた。
また、近年は多くの困難と向き合ってきた英国王室だったが、
この方がいらしたからこそ、英国民の王室への思いを今日まで
つないでくることができたのではないかと思う。
2002年にエコパで聞いた「God Save the Queen」は
鳥肌が立つほど心が揺さぶられ、今でも耳に残っているが、
あの歌詞であの曲を耳にすることはもうない。
女王陛下、お疲れ様でした。
虹の橋を渡ってフィリップ殿下のおそばへ。
どうそ、安らかに。

今年はウクライナへの思いと重ねて



今年もこの季節がやってきた。
浜名湖ガーデンパーク、一面のヒマワリ。
今年は特にウクライナがああいうことになっている中で、
国花でもあるこの花に、美しく咲き誇って
あの国に思いを届けられたら、と思う。
ただ・・・、暑かった。
それとコロナ拡大もあってか、これだけ咲いているのに
駐車場も花畑周辺も空いていた。
花の盛りも少し過ぎてしまっているのかな。
先週末、土曜は仕方なくとも日曜に来ておけばよかった。

その責めを負うべきだ



今って、21世紀・・・だよね!!??
こんなことって、国際協調とか人権とか声高に言われる現代で
起こりうるのだろうか、と思うのだけれど、起きてるんだな。
どなたかが「フェイク」だとおっしゃっているようだけれど
そんなことおっしゃってるのは信頼性「0」のみなさんだし、
そもそもここまでの「フェイク」をやる意味もないだろうし。
「得意気な顔したあの国のリーダー」は、この先に
どんなシナリオを描こうと思っているのだろうか。
恐らく彼は「いい人生だった」と一生を終えることは
決してないだろうし、そうさせるべきではない。
(画像は今週の中日新聞を加工したものです。)

おだやかな「春」は来るのか



今日はウォーキングではなく、出張帰りの新幹線待ちで
静岡駅のスターバックスへ。
いただいたのは「さくらストロベリー白玉フラペチーノ」。
とは言え「いちご・いちご」した味ではなく((^^;)!?)
ほんのり甘く、どこか和菓子を思わせるようなテイストに
ホイップクリームが重なって、色も甘みも淡い味わいに。
つぶつぶの白玉や、一枚まるごと入った生八つ橋
(ニッキの味はなく、生地そのままの風味が〇)
などもまた和テイスト気分を高めていて、
春らしい味わいになっていた。

という極めて「甘い」話題でここまで書いてきたが・・・。
8千キロ西では帝国主義思想に毒された「独裁的侵略者」が
大日本帝国軍部並みの子供だましの「言い訳」を並べて
隣国に対して「侵略戦争」を始めたとの知らせが入ってきた。
国連の常任理事国として責任ある立場の大国が、
ここまで大規模に他国を侵略するなどあってはならないことだ。
核使用も匂わせるなど、北のドラ息子みたいな脅しをして
もはや落としどころすら見つけられないような状態に
自らしてしまった。
一方で西側はどこか後手後手。腰が引け、足並みも揃わず。
私は「第三次世界大戦」は望まない。
でも、悪の力にも屈してほしくない
全面戦争になるのか、甘い制裁で「ヤツ」がほくそ笑むのか、
本物の桜が咲く頃、世界は、日本は、私たちの暮らしは、
どうなっているのだろうか。

1936? 2022?

第24回オリンピック冬季競技大会 北京2022
開会式 @北京国家体育場(TV)

一応開会式の間、テレビはつけていたし、録画もしていた。
でも、ほとんどの時間はPCで別のものを見て、作業していた。
開会式から何か特別な感情が湧いてくることはなかった。
恐らく録画も見ることはないだろう。
どんな凝った演出も、それらは全てあの強権的な独裁者を
称えるためのもののように見えてきてしまうから。
最後までアスリートを称える思いは感じられなかった。
やはり「人」や「自由」が大事にされないような国では
オリンピックは開くべきではないと思った。
ただ、アスリートは応援するよ(^^;)
私もウィンタースポーツを愛するスキーヤーの端くれとして
今年自分自身が雪の上に立てない分、彼らに同化して
選手たちの滑りに、プレーに、わくわくしたい。