「JFA」カテゴリーアーカイブ

代表は一歩ずつ進化、ただ、JFAは・・・。

AFCアジアカップ カタール2011 一次リーグB組
日本代表 2-1 シリア代表
@カタール ドーハ Qatar Sports Club Stadium

本来なら生で見ていたはずのゲームを複雑な気分で視聴。
(結局起きられず、仕事から帰ってからの録画視聴だったが。)
それにしても壮絶な90分だった。
前半は前節の反省を生かしたかのごとくの連動性のある動き。
速いスピードでのパス回しで相手ゴールに迫る。
ただ、やはり点が取れるまでに時間がかかった。
その分、長谷部の先制点が決まった時にはしびれたが。
奥深くまで持ち込んで中に送った本田も、
確実なボールコントロールから切り返して打った香川にも、
相手を背負いながらパスコースを作った松井にも、
そして落ち着いて決めた長谷部にも、天晴だ。
一方、前田。チャンスを与えられているうちに結果がほしい。
後半、流れが悪くなる前に突き放せていればよかったのだが。

あのゴタゴタにはガッカリ。
日本のバックパスだと誤審したへっぽこレフリーにも、
バックパスに不用意な対応をしてしまった長友にも、
そして何より、大会規程を知らずに抗議する機会を逸した
JFAハラヒロミにも・・・。
勝ったからよかったものの、情けない・・・。

遠のいた「感動」


「12年後、あの感動を再び」と期待してきたが、
2022年のW杯はカタール開催となり、残念な結果に終わった。
思えば5年前の元日、天皇杯決勝。磐田は準優勝に終わったが、
国立のオーロラビジョンに表示された「JFA2005年宣言」に
心が熱くなったのを今でも覚えている。
「夢を見よう、この国でもう一度W杯を開く夢を。」
まだ2002の興奮が残っていた当時、これだけでも熱くなるのに
さらには「優勝する」などという大きな夢を掲げたのだ。
その時に掲げた2050年という目標を大きく上回って、
2022年大会に立候補することになった時は本当に期待した。
02、06と2大会連続でW杯の興奮を体験した自分としては、
「この国にあの感動再び」という夢を見た。
しかし、その後の招致活動の低調ぶりにはガッカリさせられた。
招致に参加している、という報道も少なく、
そのために何か政府・国民に働きかけている様子もなく、
そんなだから当然へっぽこ政府は全く動こうともせず、
(大体最終プレゼンにどっちが出るかって、
 菅直人と鳩山由紀夫が押しつけあってんだよ。腰抜けが!)
3Dパブリックビューイングとかいう単なるおまけ的な
訳のわからないものを「売り」にしただけで、
何にも盛り上がりのないままこの日を迎えてしまった。
国民も国民で「別にいいんじゃない」みたいな冷めたような
内にこもったような煮え切らない様子で、
いかにこの国に元気がないかを証明するような
しょぼい反応しかできず、情けない限りだった。
今回、アジアでの開催が決まり、間を開けるため、
次のアジア開催は最短でも2034年以降になるのだそうだ。
その頃の自分、まだ生きてるかな? 足腰立つかな?
でも自分が大丈夫としても、その頃のこの国、このアジア、
そしてこの星は一体どうなってるんだろ・・・。
代表が強くなってるかな、ってことより
もっと根本的なそんなことが気になってしまった。

年の初めのいいゲーム

第88回天皇杯全日本サッカー選手権決勝
ガンバ大阪 1-0 柏 @国立霞ヶ丘競技場

新年早々、緊迫感のあるいいゲームを見られた。
何が何でも来年も世界へのチケットがほしいガンバと
石崎監督のラストゲームを優勝で飾りたい柏の
互いの意地がぶつかり合う中、両チームとも高い集中力を保ち、
地力で勝るガンバに柏が鋭い攻めでチャレンジする形で
ゲームが進んだように感じた。
柏もフランサと李を投入して勝ちにいったが
最後、一瞬の隙をガンバが見逃さなかったという感じか。
播戸、さすがである。
何だかんだ言いながら、2ヶ月後には新シーズンが始まる。
磐田もこれらのチームと戦っていかねばならない。
大丈夫か?

罰せられるべきはお前だ!

JFAの審判委員会は、家本政明主審に
1ヶ月の研修を課すことにしたんだと。
(要は「謹慎」だな。まるで○△※×▼$みたいに・・・。)

「当たり前じゃい!」

直接の「容疑」は先日の鹿島・名古屋戦のようだが、
磐田としても8月23日の不可解な判定は記憶に新しい。
あの金珍圭への一発レッドは理解できなかったし、
(おかげで3バックを試す機会を失い、試合もグダグダに)
あれがなければ広島戦はちがう結果になっていたかもしれない。
罪は重い。
でも、今まであれだけデタラメな審判を放置していたJFAが
初めて動きを見せた、という意味では評価できる。
リーグのレベルと人気向上のためにも
審判のレベルアップは大切なことだ。

やい、家本!
仮にこれで「禊ぎ」を済ませたことになったとしても、
二度と磐田に近寄るな!

ダサダサ・・・。

3月1日に行われる予定だったアジアカップ予選のサウジ戦が
9月1日に延期になったそうだ。
それはそれでいいのだが・・・、
この試合をW杯出場国との強化試合にできればと考えていた
日本サッカー協会は、一杯食わされた形。
一方のサウジは代わりにセルビアと親善試合を設定済とのこと。
W杯前の大事な国際Aマッチデーなのに、何とわが国は
「対戦相手なしのフリー状態」に。
何というもったいないことを!!!
まるでスキーシーズンにスキーもせず
週末を過ごすみたいなものだ(?)
J1の開幕試合のほとんどを3月5日日曜にずらしておきながら
この大失態、
少なくともどこかW杯に出場する国と強化試合を組めるよう
JFAの持てる全てのコネクションを活用するべきだ。
(あるのか?)
それにしても・・・サウジはアジアカップ予選延期の動きを
事前に察知した上でセルビアとの親善試合を用意したとか。
ホントに日本は政府もサッカー協会も
情報収集力や国際社会での政治力、交渉力がないというか・・・
情けない・・・。