「私のすきな音楽」カテゴリーアーカイブ

受験の足音におびえながらも、カセットを聞き込み、歌詞を覚え・・・。

当然、彼らの来日騒動は私の記憶にはない。
ただ中3の時、リバイバルブームに乗って、
彼らの赤盤、青盤をテープが磨り減るまで聴きながら、
「ちょっぴり大人気分」になったり、
時折深夜テレビで放映されていた彼らの映画や、
来日公演の記録映像などを見ながら、
リアルタイムで流行っていた時代に思いをはせたり
していたものだ。
来日50年・・・半世紀なのか!?
自分も歳をとるわけだ。
ポール、リンゴ、どうかいつまでも元気で・・・。

それにしても・・・、
ここでやったんだもんなぁ・・・。
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ハートウォーミングなライブでした。

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昨日は地元で今年一番最初に行われるお祭りだったが
早いうちにお参りを済ませ、明るいうちに西に向け出発。
そのわけは・・・、何とかプラチナチケットの確保に
成功することができたから・・・。
ということで、こちらへ。
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aiko Live Tour “Love Like Pop Vol.19 名古屋公演
@日本特殊陶業市民会館フォレストホール (Live)

まず、終わってみて思ったことは、
「”ROCK”と”POP”はこれだけちがうんだ。」ということ。
aikoのライブ自体は2度目なのだが、前回、札幌で観たのは
“Love Like Rock”というツアー。
今回は”Love Like Pop”で、
ツアーのコンセプト自体が異なるとは聞いていた。
ライブハウスでオールスタンディングでの”Rock”に対して、
“Pop”はホールツアー。
そのためオーディエンスも自分のシートがはっきりしていて、
ステージはもちろん、隣席との間にもある程度の距離がある。
それだけでも「激しさ」という点でちがうことはわかる。
一方で今回のステージは、演奏を通じてだけでなくMCで、
aikoとオーディエンスがコミュニケーションをとりながら
想いを通わせてお互いの距離を縮めていく、
そんな印象を受けた。
ライブが終わる頃にはただ汗をかくだけでなく、
どこかハートもほっこりと温かい気持ちになる、
そんなライブだったように思う。
もちろん、演奏も楽しめた。
新作「May Dream」からの曲を中心に、旧曲も織り交ぜて
約3時間、非常に濃い時間だった。
アルバム同様、第1曲目は「何時何分」から入ったのだが、
「あめちゃんあったら・・・」と彼女の声が響いたところから
釘付け。
曲のもつ切ない世界観をしっかり歌い上げる彼女。
一方で2曲目の「あたしの向こう」などのように
アップテンポの曲ではステージ全体を広く使って
すべての客席との距離を縮めようとしながら歌い踊った。
今回のライブを観たことで、新アルバムのコンセプトを
よりしっかりと受け止めることができたように思った。
ぜひまた機会があれば、この世界観を楽しみに行きたい。

初回限定はカウントダウンライブのBlu-ray付。

aikoの最新アルバム「May Dream」を手に入れ、
聴き始めてから、もう既に半月以上経った。
なのに・・・、
恥ずかしいことだが、まだ「消化」しきれていない。
噛みしめ続ける中でようやくその「旨味」を感じられる
ようになってきた、というところだろうか。
前作「泡のような愛だった」から約2年。
合間にリリースされたシングルも含みながらの13曲。
いずれも一曲一曲が「深い」のだ。
出だしの「何時何分」の奥深さを、ようやくこの頃
つかめ始めた、そんな気がする。
このアルバムを完全に受け止められるようになるまで
もしかしたらまだこの先1年、2年、かかるのかも・・・、
そんなことを感じながら、昨年のゴールデンウィーク、
ZEPP札幌以来の1年ぶりのライブを楽しみにしている。
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まさか、”I Would Die 4 U”なんて?

80年代、日々出会うことがすべて新しい、
そんな毎日の中で、彼の音楽に出会った。
それまでの自分の経験と知識の延長上にない
彼の音楽に、戸惑いと新たな刺激、嫌悪感と好奇心、
様々なものを感じながら、いつの間にか引きつけられ、
自分の音楽の経験値を大きく広げてくれた、
そんなアーティストだったと思う。
こういう、自分たちが若かった頃の「アニキ世代」が
この頃、多くこの世を去って行く。
ただの「寂しさ」だけでなく、
いろんな意味で、複雑な想いを抱く訃報だった。

夢見る力のすべてを使って、越えていこう。

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このフォトは、私と同郷の人ならその多くが知っている
私の職場の東側のゲートで今朝撮影したものだが、
この花が咲く季節というのは、本当に切ない。
そしてこの春は特に、だ。
明日のこの時間には、私はここにいない、
そう思いながら仕事を始め、いろんな事を思った
今日1日だった。
この職場で私が十分なことができたとは、
冗談でも言うことはできない。
でも、新しい役割をいただいて、手探りの中で
無我夢中で過ごしてきた3年だったし
それが自分の地元、自分にとってゆかりのある職場で
仕事をさせていただけた、という意味でも、
ありがたく、本当に幸せな毎日だった。
スタッフにも恵まれ、本当に支えていただいた。
だからこそ、特別な感情をもって今日最後の仕事を終えた。
今まで本当にありがとうございました。
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(職場からの一番好きな景色はここからの眺め(^_^;))

明日からは新しい毎日が始まる。
不安は大きいが、何年か経った時、
そこが自分にとって「かけがえのない場所」となるよう
また一から出直してやっていきたい。

ということで、今日の気分に合う曲はこちらかな。
3年前も、5年前も同じ曲で来てるから、今回はちがう曲に。
(もちろん、気持ちは今回も同じ。)
やっぱりこないだLiveで聴いて、
いろいろ思うところがあったから、今回はこれ。

夢見る力のすべてを使って、
明日からまた、頑張ってみますか(^_^;)