「磐田」カテゴリーアーカイブ

まずは一歩。しかし・・・。

逆転からの一勝は、
信頼してきた選手に裏切られたサポーターたちの
不安定だった気持ちを安定させるとともに、
地に落ちてしまった「誇り」を取り戻していく
長い長い道のりのまずは第一歩となった。
難しい状況の中で、選手たちは集中してがんばったと思う。
ただ・・・、
頑なに譲らない前田の1トップや
相変わらずの不可解で機能したと言いがたい選手交代など
監督の戦術・采配には不可解な点が多い。
最下位チーム相手だから何とか勝ったものの、
強豪チーム相手ならコテンパンだったのではないか?
社長もこの困難な課題にどれだけ「顧客」に誠意を見せて、
球団の体質改善を図っていくかかが問われているのに、
現地観戦したGDAWRX555さんから聞いた限りでは、
ゲーム後、選手と一緒にゴール裏に来て頭を下げただけとか。
崩壊した「誇り」を一から積み上げ直さなければならないことを
どれだけわかっているのか・・・。
道のりは遠い。

「ジュビロ磐田は、もはや死んだに等しい。」と言ったら厳しすぎるか?

悔しい。本当に悔しい。
その一言に尽きる。
しかし、今となっては本当にどうしようもない。

背番号8にはもちろん失望しているし、
憎悪の念すらある。
しかし、もはや問題は彼一人だけのものではない。
J昇格以来、
いや、その前のヤマハ発動機時代から
こつこつと積み上げてきた「PRIDE OF IWATA」が
今回の件で木っ端みじんになってしまったのだから。
このダメージは背番号8を解雇すれば終わるものではない。
本来、子どもたちに夢を与え
「郷土の誇り」であるべきプロスポーツ選手・チームが、
「郷土の恥」になってしまったわけで、
かつての筑紫哲也の言葉を借りて厳しい言い方をすれば
「ジュビロ磐田は、もはや死んだに等しい」
とも言える状態ではないだろうか。
我々のような「顧客」だけでなく、
すべての株主、スポンサー、
そして地域住民一人一人の心に「信頼」と「誇り」を
再び積み上げていかなければならない。
今まで数十年かけて積み上げてきたものは、
0に戻ったどころかマイナスにまで落ちたところからの
スタートであることを認識して
再び積み上げていかなければならない。
その覚悟がフロント、指揮官、そして残されたチームに
あるものと信じたい。

「危機にある今、フロントもチームも、
 どう動くか、それが大事だぞ。」

侵掠すること火の如く・・・だったか!?

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って言うより指揮官は「変わらざること、石の如し」?
前田が復帰したのに、相も変わらず1トップ。
相手のユルユルさにやりたい放題させていただいたが、
とても指揮官のように自画自賛する気にはなれない。
うちにも山本勘助のような「軍師」がいてくれればなぁ。
(一番恐ろしいのは、指揮官自身が
 自分のことを「軍師」だと思いこんでいることなのだが。)

話は変わるけれど、小瀬、初見参。
東海道線と身延線にゆられて約4時間。
盆地ならではの、遠くに山々が広がる風景。
信玄や勘助も同じ景色を見上げていたのだろうか。
せっかくなので「風林火山」ブームに乗っかって
信玄ゆかりの地をまわったり、
ほうとうを食したりしたかったのに、
「ワイドビューふじかわ」の時間に合わせた結果、
帰りのシャトルバスから電車にダッシュせざるを得ず、
ほとんど街に出る時間はなく、残念。
(もう一本遅らせるという手もあったが、
 次の「ふじかわ」まで2時間待ちでは・・・。)
またの機会に・・・したいけれど、あるかな?

やってられないわ。

(BGMには山口百恵の「絶体絶命」をどうぞ。)
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用事で名古屋から新幹線を使って駆けつけたのに、このザマ。
もちろん選手もどうよ、と思うけれど、
だからといって「総取っ替え」するわけにもいかないから、
まずは本人だけは一生懸命やっているつもりでいながら、
実際には現状を全く把握できず、妄想で「策」を練る指揮官と、
タイトルを狙う気なんかさらさらなく、
とりあえず本社に戻るまでの「腰掛け」気分でいるだけの
社長はじめフロントに責任を取っていただきたい。

もう、今日のゲームで「すっかりカタはついた」でしょう?