この緊張感、久しぶり。

2021明治安田生命J2リーグ 第38節
磐田 1-0 京都 @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)


しんどかった。本当にしんどかった。
気を抜いた方が、弱気になった方が、あきらめた方が、
振り落とされ、置いていかれる、そんな90分間だった。
選手たちはよく集中し、熱く強い気持ちをもち、勇気をもち、
90分間を戦い抜いた。
J1時代、何度か鹿島や清水とこういうゲームをやってきたが、
J2を観てきた中で久しぶりに見た「死闘」だったと思う。
(前回J2時の昇格をかけたヴェルディ戦、大分戦を思い出す。)
京都もすごかった。
前節もゴールライン前でシュートを阻まれることがあったが、
今回も「決まった」と思ったシュートを何度阻まれたことか。
そしてこちらもあわや、という場面を何度跳ね返したことか。
終了後、京都の選手たちが整列し、磐田サポーター席に向けて
異例の「礼」をしたのも、わかるような気がする。
もちろん、まだ何も決まっていない。
昇格マジックは「1」に減り、あと1分けでもいい状態になった。
また、京都とは勝ち点差を「5」に広げ優勝に向け優位に立った。
しかし、まだ何も成し遂げたわけではない。
まず次節、アウェーで水戸を破り、昇格を決めたい。
そして優勝争いで優位な状態を保ち続けることだ。