アスリートと最前線のスタッフ、ボランティアに感謝。

第32回オリンピック競技大会 東京2020
閉会式 @オリンピックスタジアム(国立競技場)(TV)


宴が終わった。
すっかり「通常営業」に戻った平日のテレビ番組表を
見ているとそう思うし「ロス」も感じる。
ここまで我々に力を与えてくれたアスリートたちを
心から称えたいし、感謝したい。
また、上層部はともかく、現場最前線でこの大会を支えた
スタッフやボランティア、医療関係者にも感謝したい。
何はともあれ無事に終わることができてよかったし、
今大会に向け厳しい予選を勝ち抜き、強化を重ねてきた
アスリートが力を出し切る姿を見て改めて思ったが、
開催したことはまちがいではなかったと思う。
ただ、この大会を「利用」しようとしてきた連中には
様々な思いがある。
選挙のことだけを考えて存在感をアピールするために
この大会を利用しようと躍起だった政府と与野党。
上から目線で自粛と五輪中止しか唱えられない専門家、
五輪中止を煽りながら始まれば手の平を返す自称情報番組。
ほかにもあるけれど、情けない以外の何物でもない。
「いろいろな意見がある中で開催してくれたことに感謝」
なんてアスリートが言わねばならないことが悲しかった。
今大会は「コロナに打ち勝った証」にも「復興五輪」にも
なってないし、五輪をめぐって世論は分断されてしまった。
パラリンピック大会を安心して行うことができるように
コロナを抑え、これらの「五輪後遺症」を癒していくこと。
それらこそが、ダメダメ政府・与党とポンコツ野党が
これからしていくべきことだろう。
最後にもう一度、アスリートと大会を支えた皆さんへ、
私からも「ARIGATO」