圧倒的存在感。

2020明治安田生命J2リーグ 第26節
磐田 1-0 長崎 @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)


9試合ぶりのこの結果に歓喜、というほどではなかった。
「歓喜」と言うよりも「安堵」だった。
それぐらい集まったサポも、選手も、どこかクールだった。
現実は厳しい、ということを十分理解しているからだ。
前回J1復帰した時は、ジェイにアダに駿にとそろっていた。
それでも最終節まであれだけ苦しんだのだ。
今回、このメンバーで、1年でJ1へというのは
やはりどこか甘く見ていたと言われても仕方がない。
そんな今さらだが、それでもピリリとさせてくれたこの方。


存在感大。っていうか、周りのその他がなさ過ぎだろ。
前節同様、クラブに取り憑いた亡霊はまだ祓えてない。
でもそんな中で、しっかり止めて、しっかり送る、
ボールを失わない、前を向く、通せるところは通す、
などなど、この人はこれまでの磐田にないものを
もたらしてくれつつある。
この日の虎の子の1点も、彼のコーナーのこぼれ球から。
もはや絶対的な存在だ。
ヤットさん、どうか我が社に勝ち点3のほかに、
前に向かう姿勢をもたらしてくれ。