立ちはだかる緑の壁と、駆け抜ける緑の風。

ラグビーワールドカップ2019 日本 決勝
イングランド代表 12-32 南アフリカ代表
@横浜国際総合競技場(VTR)

あれからもう2週間経ったのかと思う。
終わった直後の「ロス」はいったん落ち着き、日常が戻った。
しかし未だあちこちに「名残」が残っていて、
目にするたびにワクワクとときめきがよみがえってくる。
それだけ自分の、そしてみんなの記憶の中に静かに残っている。
この幸せな記憶はこれからも、ことあるごとに私たちの中に
ふとよみがえり、幸福感をもたらしてくれるのだろう。
さて、この決勝。
あの日本平での静岡ダービーから新幹線で浜松へ飛んで帰り、
浜松窓枠で佐野元春のライブを観た日の夜の出来事で、
私自身、テレビ中継もライブで観ることはできなかった。
ただ、窓枠を出た後、そのまま駅に向かうのではなく、
ソラモのファンゾーン会場へと足を向け、終了間際の数分だけ
パブリックビューイングで観ることができた。
私にとってこれが最初で最後のファンゾーン観戦。
貴重な体験となった。
ただ、ファンゾーンの皆さんの優勝決定時の盛り上がりも、
そこまでのゲームの流れを知っているからこそ。
知らない私はちょっと取り残され気味で心持ちは中途半端。
その後も毎日忙しく、ずいぶんかかってしまったが、
やっとの頃で昨日、全体通して録画を観ることができた。
ううむ。後半の半ばまでペナルティキックで点を重ね合う
拮抗した戦いだったが、そこから南アフリカ、すごかった。
怒濤の2トライ、それに厚いディフェンス。さすが王者だ。
終わってみれば12-32とトリプルスコアに届きそうなぐらい。
いやはや、すごかった。
ホントは大会を終えての思いもどこかでまとめたいが、
長くなりそうなので、また機会があれば。
でも、もうだいぶ経ってしまって「今更感」満載だし、
どうしようか。