人に寄り添い、自分と向き合う「令和」



祝・改元、令和元年スタート!!
あいにくの曇り空で、初日の出は見ることはできなかったが、
初詣の時と同様に、近所の神社に参拝するとともに、
剣璽等承継の儀、即位後朝見の儀をテレビで見て、
陛下の「初」お言葉をうかがった。
「常に国民を思い、国民に寄り添いながら」という一節は
まさに上皇陛下が平成の間に取り組まれてきたことで、
象徴天皇としてのあり方の根幹に関わるところだと思う。
徳仁天皇陛下もそれを引き継いで御自身も追究されていく
姿勢をこのお言葉で明らかにされたものと受けとめた。
激務であると思われるので、ぜひともお身体を大切にされて
末永くお務めされることを願いたい。
自分に関して言えば、平成の時代は社会人、大人として
自分を育てていただいた時代であったが、
これからの令和の時代は、社会人人生の総決算の時期となる。
今の立場でこれからの時代に何ができるか。何をなすべきか
上皇陛下が模索し、現天皇陛下が受け継ごうとしている
「人を思い、寄り添う」姿勢を自分も習っていきたいと思う。
また、もう一つ。これは自分にとって難しいことになるが、
自分の衰え、そして老いと向かい合い、それを受けとめて
いかなければならない時代にもなると思う。
このくににとっても、自分にとっても、
決して簡単な日々にはならないと思うが、前を向いて
一日一日大切に過ごしていこうと思う。

令和元年5月1日 m-takasu.net