「Wで北海道!!」

3連休、遠鉄百貨店に2回も足を運んだ。
まずは全国らーめんリレーに先週から入っている「in EZO」。
その名も「札幌濃厚じゃが白湯味噌とろ玉付き」(長っ!)


うむ、確かにみそ味の「札幌ラーメン」だ。
しかし、札幌ラーメン特有の「角が立ったクセ」がない!!
みそ味の中にショウガや香味野菜などの風味がプンプン香る、
あのクセが、いい意味でマイルドに抑えられている。
おそらく、スープに溶かし込まれたジャガイモが角を丸くし、
個々の素材の間をうまく取り持っているのだろう。
それでいて粉っぽくてとか、ドロドロし過ぎてということなく、
絶妙なバランスの中で構成されているスープだと感じた。
麺もこれまた札幌ラーメン特有の、黄色っぽくてゴワゴワで、
というものがない。
色は白系で縮れはあるがいい意味で柔く、札幌でありがちな
すすったときにスープを服にテーブルに飛ばしまくるような
しつこいゴワゴワ感がない。
スープをまとって持ち上げるというより適度に吸い上げる感じ。
また、チャーシューは味付きバラ肉という感じだ。
かみ切るのにやや難儀したが、それはそれでうまかった。
角が立つぐらい各素材のインパクトが際立っているような
コテコテ札幌ラーメンが好みの人には物足りなさを感じるかも
しれないが、私のようなふだんはあっさりを好む者には、
「いいのでは?」と思わせる一杯だった。
続いて、遠鉄百貨店の大北海道展に旭川の梅光軒が登場。



豚骨と鶏をベースとしながら、海の風味も感じるスープだ。
コクがあるけれどしつこくない、深いけれどくどくない。
バランスよくまとまっているところにさらにバターを溶かし込み、
まろやかさをアップさせていただく。
中細縮れ麺 こちらもごわごわ感なし。
うまくスープの旨味を吸い上げて、バランスよくいただける。
太めのザクザクしたメンマもアクセントとなり、
食感が楽しい。
いや、美味しかった。
大北海道展は、今日参加店舗の入れ替えがあったようで
この梅光軒の出店は既に終了。
今日からはスイーツの雪印パーラーが入り、
ラーメン店の出店はなさそう。残念!!(波田陽区風)