だからこの日は「22番」のユニで。

2017明治安田生命J1リーグ 第20節
磐田 2-3 広島 @ヤマハスタジアム(磐田) (Live)



そりゃ、連勝はいつか止まるものだ。
そんなことはわかっている。
しかし、何もこの日でなくてもよかったのではないか?
松井大輔、ポーランド2部へ移籍・・・。
苦しかったJ2時代に磐田に来て、大変厳しい時期を戦い、
体力的なピークは過ぎていたとはいえ、
戦力的にも、そして精神的な支えとしても
J1昇格の、そしてその後のチーム浮上の力になった。
苦しかった磐田の立て直し役として
果たしたその役割は大きかった。
感謝している。
だからこそ、勝ってお祝いムードの中で、
磐田は大丈夫、後は任せてくれという空気の中で
送り出してやりたかった。
いくらうちの要である川辺駿とムサエフという
両ボランチを欠いてしまっていたとはいえ
3失点、特に後の2失点はないんじゃないかな。
パトリックを全く抑えられていないし、
そこにボールを供給する青山に圧をかけられなかった。
それだけではない。
後半、とりわけ終盤の磐田は全く前にボールを送れず、
横パスを繰り返すだけの「ダメダメ磐田」に逆戻り。
リーグ最少失点はあの2人の力によるものが大きいし、
スタメンとサブの差の大きさを感じるゲームとなって
しまった。
川辺が来季。広島に戻るのか、欧州が手を出してくるのか、
どうなるか不透明な状況の中で、そこを埋められる選手は
確実に必要で、課題だ。
積み上げた自信は崩れた。
この先、さらに失うのか、積み直すのか、
ここまでの連勝が「何とかミクス」のような
危うく、はかないものだったのか、
それとも、地に足着いた着実なものなのか、
今、問われている。