ハートウォーミングなライブでした。

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昨日は地元で今年一番最初に行われるお祭りだったが
早いうちにお参りを済ませ、明るいうちに西に向け出発。
そのわけは・・・、何とかプラチナチケットの確保に
成功することができたから・・・。
ということで、こちらへ。
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aiko Live Tour “Love Like Pop Vol.19 名古屋公演
@日本特殊陶業市民会館フォレストホール (Live)

まず、終わってみて思ったことは、
「”ROCK”と”POP”はこれだけちがうんだ。」ということ。
aikoのライブ自体は2度目なのだが、前回、札幌で観たのは
“Love Like Rock”というツアー。
今回は”Love Like Pop”で、
ツアーのコンセプト自体が異なるとは聞いていた。
ライブハウスでオールスタンディングでの”Rock”に対して、
“Pop”はホールツアー。
そのためオーディエンスも自分のシートがはっきりしていて、
ステージはもちろん、隣席との間にもある程度の距離がある。
それだけでも「激しさ」という点でちがうことはわかる。
一方で今回のステージは、演奏を通じてだけでなくMCで、
aikoとオーディエンスがコミュニケーションをとりながら
想いを通わせてお互いの距離を縮めていく、
そんな印象を受けた。
ライブが終わる頃にはただ汗をかくだけでなく、
どこかハートもほっこりと温かい気持ちになる、
そんなライブだったように思う。
もちろん、演奏も楽しめた。
新作「May Dream」からの曲を中心に、旧曲も織り交ぜて
約3時間、非常に濃い時間だった。
アルバム同様、第1曲目は「何時何分」から入ったのだが、
「あめちゃんあったら・・・」と彼女の声が響いたところから
釘付け。
曲のもつ切ない世界観をしっかり歌い上げる彼女。
一方で2曲目の「あたしの向こう」などのように
アップテンポの曲ではステージ全体を広く使って
すべての客席との距離を縮めようとしながら歌い踊った。
今回のライブを観たことで、新アルバムのコンセプトを
よりしっかりと受け止めることができたように思った。
ぜひまた機会があれば、この世界観を楽しみに行きたい。