「ふんごむ」人工芝だから「えらかった」のか?

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015 グループC第1節
なでしこジャパン 1-0 スイス女子代表
@ カナダ・バンクーバー BC Place Stadium

しんどい試合にしてしまったなぁ。
内容よりも結果が第一のワールドカップとは言え、
終わってみて「喜び」よりも「安堵」が体を包む、
そんなゲームだった。
前半は、危ないシーンもあることはあったが、
ゲーム自体はこちらが支配していて、
自分たちのサッカーができている、という印象だった。
得点につながったPK獲得シーンなどもその一つで、
パスが出ると同時に大儀見も安藤も動き出していて、
特に相手から消えて裏を取る安藤の動きは素晴らしかった。
しかし・・・後半、徐々に彼女らの動きが悪くなる。
足が止まり、中盤やサイドにスペースを作られ、
足下をねらったパスは次々と読まれ、奪われる。
厳しかったのは45分過ぎのアディショナルタイム。
不用意なクリアボールがゴール前でノーマークの
相手選手の前へ・・・。
万事休すと思ったが何とかしのぎ、タイムアップ、
貴重な勝ち点3を手にすることができた。
よかったが、これではいけない。
もう一度約束事を確認し、足を止めない強い心と
体のコンディション調整を続けていかなければ。
このままではダメで、一歩踏み出さなければ、
チャンピオンどころか、次の勝利すら危うい。