納得の敗戦

2013 Jリーグディビジョン1 第27節
磐田 0-2 C大阪 @キンチョウスタジアム
201309281vs_c-osaka
破れても、はらわたをえぐられるような虚しさや
やりきれない悔しさといったものはなかった。
「仕方ない。」という感じだった。
力の差は歴然としていた。
決められる時に決められるFWがいるチームといないチーム、
高い技術と多様なアイデアをもち、
互いの意識を共有しながら攻めを組み立てたり、
高い危機管理意識をもって相手の攻撃の芽を摘んだり
できる中盤が構成されているチームとそうでないチーム、
高い集中力で相手の攻めを読み、的確なポジションで
体を張れるDFがいるチームといないチーム・・・、
全てにおいて劣っていた。
もちろん、いい時間もあった。
でも、このメンバーなら、この内容のゲームができるなら
「そのうち」点は取れるだろ、「そのうち」勝てるだろう、
「1回勝てれば、吹っ切れてよくなるだろう」
という根拠もないことをただ、ダラダラと続けてきて
既にシーズンの終盤になってしまっているということは
やはり、チームに、個に、力がないのだ。
誰だ、「これだけのメンバーが揃っていて」なんて
言っていたのは。
「これだけのメンバー」なんて、揃ってなかったんだよ。
そんなことに気付くのに、1シーズンのほとんどを
費やしてしまったんだな。