未来はある。だからこそ勝ちたかった。

2013 Jリーグディビジョン1 第14節
磐田 2-2 C大阪 @ヤマハスタジアム(磐田)
20130706vs_c-osaka
この1か月半、Jのない日々が空虚で退屈で、
再開が待ち遠しかったかといえば全然そんなことはなく、
別にJはなくても代表戦はあったし、
土曜日は平日の疲れを癒すべく家でゴロゴロしたり、
たまった仕事をしたり、日帰り温泉に浸かったりして、
それなりに有意義に過ごしていたので、別によかったと思う。
Jを観て、ため息ついて、気分が下がるより、
それはそれで、中断中もいい土曜日を過ごしてきた。
だから、ゲームがあるから磐田に「行かなければ」
ならないとなると、何かペースを乱されるような気がして
ちょっとおっくうだけど、チケット買ってしまってあるから
「仕方なく」磐田に向かう、そんな感じだった。
(きっと、スタジアムに足が向かなくなる人って、
 こんな感じで、行かなくなり始めるのだろう。)
それでも、最後の花火大会をやってる弁天島を通り過ぎ、
磐田に向けて車を走らせたのは、少しでも関塚ジュビロに
期待を感じていたから、ということだろう。
そして、90分、見届けた。
勝ちたかった。勝てた試合だ。
でも、中日新聞の言葉を借りれば、
「勝ち方を忘れてしまっていた」のだろう。
縦への意識、連携した守備、奪ってからの速さ・・・、
相手を圧倒していたし、未来を感じた。
だからこそ、あんな形での2失点は避けたかったし、
それができれば勝てていた・・・はずなのに。
何だろう、あの終わった時の何とも言えない空虚さは。
勝ちたかった。勝てたはず。
だけど、この差が埋められない現状の差なのだろう。