さらば青春の日々


久しぶりにアナログプレーヤーとアンプの電源をともし、
「LP」をプレーヤーにセットし、針を落とした。
今、再生中。聞いている「LP」は”Thriller”。
Michael Jacksonの「世界最高セールス」作品だ。
大学受験に受かったら現物を手に入れようとずっと思っていた。
第一志望の合格発表を大学の掲示板で確認した後、
浜松まで戻り、その足で(だったかな)
当時はまだバスターミナル横にあった名豊ミュージックへ。
これからは心おきなく音楽を楽しめるという想いで手にした
あこがれだったアルバムだ。
高校時代はFENから流れる彼の曲を聞いたり、
「ベストヒットUSA」などで放映されるPVを見てダンスを覚え、
SHOCHANと「真似事」をしたりしたものだ。
高校・大学時代、彼の音楽はいつも私のすぐそばにあった。
だからこそ、その後の彼の変容には戸惑いを感じてきたが、
多感な頃に日々の生活の背景にあった彼の音楽の価値が
それで「目減り」するものではない。
最近の報道で、彼が健康ではないことは感じていたが、
今日の夕方、一週間の疲れを癒しに寄った温浴施設の
浴槽につかりながら「この世界にもういない」ことを知った時は
さすがに胸を締めつけられる思いがした。
「さらば、青春の日々」
また時代は一つ変わっていきます・・・。

SHOCHAN、今、”Thriller”が終わり、針が上がりました。
今からひっくり返します。B面は”Beat It”から始まります・・・。