ためいきばかり

2010 FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選
グループA 日本代表 0-0 オーストラリア代表
@横浜国際総合競技場

(BGMにはSUGER BABEの「ためいきばかり」をどうぞ)

どう評価したらいいのだろう、
何とも言えない気分のまま、席を立つ。
帰りの電車の時刻を気にして新横浜駅へ。
しかし、横浜労災病院の手前で人の波に飲まれ、ストップ。
押しくらまんじゅう状態で動けない中で
いろいろな人の「評論」が耳に入る。
しかし、多くの人の声を聞けば聞くほど
本当に「賛否両論」で評価は分かれていた。
改めて「ううむ。」。
私は、今試合はこれまでの岡田ジャパンの
ベストゲームと言ってもよいだろうと思った。
あれだけバックライン、そしてボランチが集中して守り、
前線も前目から球際に厳しく勝負し、
サイドをうまく生かしてしっかりとつなぎ、
敵バックラインの裏をうまく突き、前線に攻め込んでいた。
しかし・・・、
「最後の一つ」、それができない、決まらない。
もはやここまで来ると決定力不足とかそういうレベルでなく
日本人にはこれが限界なのではないか、とさえ感じてしまう。
とはいえ、このまま終わるわけにはいかない。
これで次のホームバーレーン戦とカタール戦はもちろん
アウェーのウズベク戦も勝利必須だ。
最後のアウェー豪州戦の時までには、
何とか出場は決めておかなければならない。
自虐的になることはないが、厳しいことに変わりはない。
でも、「代表の成長」のためには悪いことではない。
この局面を成長に結びつけてほしい。