「だめだこりゃ」(2008総括)

今年の磐田については、いかりや長さんじゃなくても
だれもがそう思ってきたのではないだろうか。
走れない、90分もたない、すぐケガをする・・・、
選手の体作りが大失敗だったのは素人目にもわかった。
走れないから、前線で展開などできるはずもない。
攻め手が作れない一方で、ボールを奪われれば攻め込まれ、
見苦しい失点シーンを何度も見せられた。
こんなものを来季も見せられたのではたまらない。
しかし・・・、
ここのところ流れてくる情報では失望せざるを得ない。
来季も同じ過ちを繰り返さねばよいがと危惧している。
まず、「責任を取るべき人が取っていない」。
あれだけの失態をして、オフトをして
「新しい血を入れた方がいい」と言わせておきながら、
どうして強化担当取締役と強化部長が変わらないのか。
社長なんかより、その2人が責任を取るべきでないのか。
実際、補強の話もいい情報は流れてこない。
金のかかるベテランを切って、あとは現有戦力で?
どこまで甘い考えのフロントなんだ?
新監督もだ。
柳下氏は一応前政権下でいわゆる「閣内」にいた人物で
A級ではないにせよ「戦犯」として問われても仕方がない。
そんな人にどうして打診するかな? 本人も受けるかな?
千葉のように、どうしてチームをまっさらな目で見られる人を
広い目で見渡して選ぶことができなかったのか。
結局その程度のフロントということなのだろう。
選手も選手で、あんな無様な試合を見せておきながら
契約更改でゴネてみたり・・・。
結局みんなだれも今の磐田の置かれている状況が
理解できていないのではないだろうか?
スポンサーも大幅減という厳しい状況の様子。
不安を残したままオフに入るが、
来季、この心配を思い切り裏切ってくれることを
期待したい。