おやじさんはどう思っているだろうか。

「HONDA、F1から撤退」
衝撃的なニュースが新聞の一面を占めた。
以前にも一時期活動を休止したことはあったが、
新聞の文面を読むと、今回は休止ではなく、
「撤退」「売却」の文字が並んでいる。
再開の意志はないととることもでき、そうなると、
蓄積された技術は失われ、エンジニアは流出し、
これまでの「財産」は完全に消え去ることとなる。
本田技研ですらそこまで追い詰められていた、
ということなのだろうか。
レースを通じて伸びてきた
「HONDA」の旗を降ろすということは、
親父さんの時代から受け継がれてきたDNAを
捨てることになる、と言っても過言ではあるまい。
このくにの病もついにここまで来たかという感じで残念だ。