「磐田をどげんかせんといかん! 」(2007総括)

やっと今日から休暇に入り、
年賀状を出したり、いろいろ整理したりと慌ただしく過ごした。
午後、作業が一段落してテレビをつけると、
BSで天皇杯の準決勝をエコパから中継していた。
「もしかしたら、ここにいたかもしれないのに。」
と思う自分が情けなかった。
でも、広島のがんばりぶりを見ていたら、
J2降格チームがただ組み合わせに恵まれてここまできた、
というものでもないように感じた。
金にものを言わせて補強しまくっている某赤チーム以外、
J1の上位と下位の差は実はそれほど大きいものではなく、
フロントと現場が確かな方針をもって強化しているか、
そして選手たちが「戦う集団」になっているかで
かなり順位が動くのではないだろうか、と思った。
今季中位に終わった磐田も、きちんと原因を分析し、
来季の方針を決め、必要に応じた補強をし、
チーム作りをしていかないと、わずかの歯車の狂いがきっかけで
来季のJ2転落も他人事ではなく「あり得る」ように思う。
なのに・・・、
社長が薄っぺらな「総括」をオフィシャルに掲載したほかは
今季の分析や来季の方針確立が進んでいるようにも見えず、
レンタル選手の返還と仙台の萬代獲得ぐらいで、
外国人を中心とした補強らしい補強も進んでいないような感じ。
選手の不祥事の対応も後手後手に回り、
フロントの危機感のなさが見苦しいぐらいに露呈する中で
「顧客」に見える形での「改善」が一体どれだけ進んでいるか
全くわからない。
私自身も環境の変化が予想されるなど不安だらけの来年だが、
せめて磐田を見ているときは気持ちがときめくような
そんなチームであってほしい。
社長、お願いします・・・。