長い目で見るけれど

「早起きして損した。」そんなゲームだった。
日程的にも体力的にも厳しいだろう。
しかし、出だしから全く何もできない代表を見続けるのは
眠気と戦いながら見ている身には、つらかった。
次々と見せられるミスと、集中に欠けるプレー。
そんな中から失点も生まれ、結局「初黒星」。
もっとも指揮官は根拠もなく「次につながる」とは言ってないし、
「運」と「勘」と「海外組」に頼った采配をしているわけでもない。
選手たちはほとんどが初代表で、
五輪代表に毛が生えたぐらいのひよっ子だが、
W杯出場経験のある選手の多いアジアの強豪、サウジに対して
何度かチャンスを作ることはできたし、
楽観的に考えれば「1失点で済んだ」とも言える。
そういう意味では最初から「海外組、頼んだよ」という
4年前とは確実にちがう。
「伸びしろ」が期待できる。
そういう意味では指揮官の言うように
「長い目」で見てみてもいいかな、とも思う。
ただし、まさかアジアカップ、
予選で終わるなんてことはないですよね。
それは絶対に許されない。
タイトルにつながる真剣勝負に参加し、
チームを高められる場を踏み外し逃すことは許されない。
次のイエメン戦、高地だということは重々承知。
でも、負けは許されない。