Football fever : Priceless

久しぶりに出勤。机の上には3日分の仕事が。
竜宮城から戻ったかのような気分だ。
何人かの人たちから声を掛けられる。
「行ったかいがなかったね。」
と。
しかし、私はこう答えた。
「確かにゲームだけで言えば。
 でも、5日間トータルで考えれば、
 W杯を、ドイツを、十分楽しんできましたよ。」

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昨日のカキコを繰り返さないが、
確かに日本戦は虚しいものだった。
しかしレーマー広場、ハウプトヴァッフェ、
マイン河畔のFAN FESTA会場、
そしてカイザースラウテルンのスタジアム周辺で
キックオフ前に感じた「W杯の雰囲気」は
とても素晴らしいものだった。
できることならこのまま
この「雰囲気」の中にもう数日浸っていたい、
いつの日かまたこの雰囲気の中に戻ってきたい、
という気持ちにさせてくれるものだった。
決してマスターカードの回し者ではないが、
タイトルのとおりに感じた。
観戦したゲームで日本が勝てなかったことは残念だが、
「W杯で負けることの心痛」を
現場で体感できたのも一つの経験になったし、
またいつの日か、リタイアした後になる可能性が高いが、
「W杯で勝つことの歓喜」を再び現場で味わえたらと
思えるようになった。
(その時はSHOCHAN、ぜひ今度こそご一緒に。)
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いろんな想いを残して、「私のドイツ」は終わった。
でも、W杯はまだ終わっていない。
もちろん、「ぼくたちの代表」もまだ終わっていない。
まだまだ楽しませてもらいたい。