新幹線が新横浜駅を通過する。
街並みの向こうに巨大なスタジアムが見える。
日産スタジアム、旧名称「横浜国際総合競技場」。
思えば4年前のこの日、この時刻、
私は、あの場所にいた。
稲本のシュートがネットに突き刺さり、
そのままタイムアップ。
ボランティアの人たちとハイタッチを交わして
スタジアムを後にした歓喜の夜から既に4年。
あの歓喜の後、数日で訪れた失意。
涙雨に濡れた宮城スタジアムに置き忘れてきた
「何か」を取り返さねば、そんな想いの4年間だった。
4年前の代表にはなかったものを得た一方で
4年前の代表が持っていたものを
失った部分があることも否めない。
この4年間が差し引き「+」だったのか「-」だったのか
間もなく答えが出ようとしている。

その一部であるが、この目で見届けるために、
日付変わって今日、「西」へ向かう。
理解をいただけた職場に感謝。
自分で申し込みをしておきながら、
一時期は「この目で見届ける」ことの「重さ」に
もやもやした時期もあった。
今でも少し残っているが、だいぶクリアできたように思う。
あとは「本当に中に入れてもらえるのか」という不安も残るが、
考えていても始まらない。その時はその時。
おそらく「人生最後の生で観るW杯」に浸ってきたいと思う。

ということで、飛行場の夜景が見えるホテルから。
次のカキコは、ドイツからつながれば、ドイツから?
つながらなかったら・・・帰国後かな?
ということで・・・行ってまいります!