TOYOTA CUP "in JAPAN"

いろんな大陸の、いろんなクラブの、
いろんなFOOTBALLが見られた1週間。
カズの活躍には心を打たれるものがあったし、
アジア代表であるアルイテハドの戦いぶりにも
3決こそ「経験」が響いたものの、
同じアジアのチームとしてその活躍には
十分勇気づけられるものがあった。
今までの欧州、南米の「一発勝負」の時に比べると
大会期間が長く、間延びしたという感じも受けたが
去年までの来日チームと比べると、
来日期間が長い分時差ボケなどもなく
よいコンディションで戦えているように見えた。。
また、この大会が欧州・南米以外にも門戸が開かれ、
「観るもの」から「参加できるもの」に変わったことも大きい。
磐田もいつまでも
「本当はスペインでレアルと」なんて言ってないで
未来のこの大会を見据え、
日常の一試合一試合がこの大会につながると考え
しっかりと強化し、こつこつと大切に戦っていってほしいと感じた。
ただ・・・、
今まで日本で行うもの、と決まっていたTOYOTA CUPも、
再来年以降の開催地は未定とのこと。
大会のシンボルマークの下に書かれた「JAPAN 2005」も、
「今回の開催地はたまたま日本だった」ということで、
いずれは他のFIFA主催大会同様、
各大陸の持ち回り開催になることを示しているのだろう。
冬の風物詩が日本から消えてしまうのは残念でもある。

さて。
「お祭り」も終わり、来週から天皇杯が再開される。
「世界」に慣れてしまった目で磐田を観ると、どうだろう?
とはいえ、この試合も「世界」につながる道。
「千里の道も一歩から」ということで、
選手には不甲斐なかったリーグ戦の分もがんばってほしいし、
サポといたしましても、
サイコロを振るところから始めようと思います。