HOW TO GO TO AWAY STADIUM ?
 もちろん、「我が家」が一番ですが、リーグ戦はホーム&アウェイ。半分は敵地で行われます。そのすべてを追いかけていると、とても財布がもちませんが、何とか予算を切りつめつつアウェーを訪れる、そんな方法をまとめてみました。
 なお、ここにあるのは私が使っている方法で、ほかにもよい方法はあるのかもしれません。もし、こんなよい方法があるということでしたら、教えていただけると幸いです。なお、本HPで「・・・に間に合う。」「・・・まで帰ってこられる。」などと表記しているのは、かつての私の経験からそう判断していますが、その折の交通状況や混雑状況、そしてその人の「体調」により変化するため、必ず大丈夫、というわけではありません。あくまでも目安です。間に合わなかったから宿泊代を出してとか、仕事上の損害を補償して、とかの請求にはこたえられません。間に合わなかったときの最終手段は常にご自分で考えておいてください。  (このページの最終更新日2008.01.01)
新幹線

東海道新幹線 品川駅にて

東北新幹線「はやて」 仙台駅にて
 関東、そして関西で行われる試合を見に行くにあたって、一番効率がよい手段です。仕事を持っている者としては、「お金よりも時間」が大切になるときもあります。そんなときには新幹線。関東、関西の試合については、ほとんど移動を苦にすることなく、見に行くことができます。
 そのスピードというのはすごい。日が沈む頃、佐渡島にいても暗くなり始めた頃仙台にいても、その日のうちに帰ってきて、深夜のスポーツニュースを見ることができるのです!
 ただ・・・お金がかかります。東京・浜松間を往復すると1万5000円を超えます。これじゃ、年数回使うのが限度でしょう。金券屋で自由席特急回数券をバラ売りしてますが、片道1,000円弱安くなるぐらいではないでしょうか。(しかもGW、お盆期間、年末年始は使えない。)
 それから、ナイトゲームの場合は日帰りが厳しい。浜松までたどり着ける新幹線の最終がひかり433号東京発22時00分、品川発22時07分(これは何と最新の700系で運転)、新横浜発はこだま605号の22時00分。関東では国立、横国以外の競技場ではこれに間に合いません。しかも、タイムアップと同時に駅に向かってダッシュをかけないとだめ。(さらに最近代表戦は19時20分キックオフも増えているため、ますます厳しい。)静岡に車を置いておけばその次の静岡止まりであるこだま607号がOKですが、東京発が22時10分と10分遅いだけ。あまりメリットはありません。新横浜発は22時29分になるので少し遅くできますが、これも決して余裕があるわけではありません。(スタジアムを出るときの人混みに巻き込まれると苦しい。)そしてこれを使っても、国立、横国以外は間に合いません。別の手段を考えるのがよいかと・・・。
 関西方面の最終は新神戸21時43分、新大阪21時58分、京都22時13分発の名古屋行きのぞみ54号。神戸ユニバ、長居からはタイムアップと同時にダッシュで地下鉄に駆け込めば、乗車可能でした。万博もダッシュで茨木駅行きのシャトルバスに乗り込めば、その後新大阪に戻っても、高槻で快速に乗り換えて京都からのぞみに乗っても大丈夫だと思われます。西京極も試合終了後、すぐに阪急の駅を目指せば十分間に合います。ホムスタ(神戸ウィング)については「ギリ」だったので、避けた方がよいかもしれません。なお、その場合名古屋着が22時49分。そこから東へは22時58分発新快速と23時18分発の区間快速の豊橋行きが基本的に最終。豊橋駅に車を置いておく必要がありますが。なお、ムーンライトながらを予約しておけば、その後ののぞみ56号名古屋行き(新神戸22時15分、新大阪22時30分、京都22時45分)も利用可。長居で19時20分キックオフの代表戦の後でもすぐに競技場を出て地下鉄長居駅に走って向かえば間に合います。名古屋着は23時22分、ながらは23時55分発です。浜松、静岡、東京までも朝までに戻ることができます。(後述します。)
新幹線

新快速電車:JR東海 大垣駅にて

新快速電車:JR西日本 米原駅にて
 新幹線同様「安全・安心」、そしてさらに「安価」な足ということで私自身もよく利用してきたのが在来線普通電車でした。それだけに2005年4月25日の尼崎市でのJR西日本福知山線脱線事故は私自身にとってもショックでした。しかし乗車券だけで利用できるリーズナブルな移動手段として、そして自家用車等に比べれば安心して利用できる移動手段として、今後もJR在来線は利用していくことになると思います。あの悲劇を教訓にJR各社が今まで以上に安全対策に力を入れてくれることを期待したいと思います。
 普通電車での遠征を語る上で欠かせないのは夜行快速。特に関東方面からの帰りは「ムーンライトながら」。私も何度このお世話になったことか。東京発23時10分、浜松着3時10分、豊橋着4時10分。決して早い到着ではありませんが、取りあえず次の日の仕事までに帰ることができます。(2007年春のダイヤ改正までは23時43分だったのに・・・、発車時刻が早まり残念。これにより埼スタ開催試合のナイトゲームの場合、これに間に合わせるのは大変厳しくなりました。)快速なので、特急料金は必要ありません。ただ、全車指定席なので、座席指定券を510円で買うことが必要です。夏休みや年末年始などは指定席発売日(1か月前の同日)に売り切れてしまうこともしばしば。早めの予約が必要です。ただ、やはり乗車券+510円で東京から帰ってこられるのは魅力です。また、上でも書きましたが、名古屋止まりの上り新幹線のぞみ54号、56号ですが、名古屋から上りのながらを利用すれば、翌朝までに浜松はもちろんのこと、静岡、東京まで戻ることが可能です。
 また、18きっぷシーズンにはその他にも数々の「ムーンライト」シリーズが運行されます。私は新大阪発博多行きの「ムーンライト九州」を利用したことがあります。特急料金・寝台料金なしで九州まで運行される夜行快速列車です。

夜行快速「ムーンライトながら」:JR東日本 東京駅にて

「ムーンライトながら」座席の様子。リクライニング可です。


夜行快速「ムーンライト九州」:JR西日本 新大阪駅にて

「ムーンライト九州」座席の様子。こちらもリクライニング可です。
ちょっと古さを感じるのは否めませんが。
 乗車券のみで利用できる、ということで、それだけでも安上がりなのですが、18きっぷなどのお得なきっぷをうまく利用すれば、さらに安く行けます。18きっぷはJR各社の普通電車、もしくは快速電車の自由席(特急や急行はダメ)に5日間乗り放題(午前0時から、翌日午前0時をすぎて最初に停車する駅まで)で11,500円。1日あたり2,300円ですから。たとえば浜松から神戸までこれで日帰り往復すると、なんと片道1,150円ということになるのです。ただし、5日分が1枚になっていて、バラにできないので、一度買ったら使い切る(元を取る)ことが必要です。
 ちなみに私は18きっぷを使い、早朝の電車でこちらを出発し、岡山まで普通電車で行き15時からのデーゲームに間に合わせたことや、上述の夜行快速ムーンライト九州を利用して、九州入りしたことがあります。
新幹線
 夜行寝台特急というと、ブルートレインを連想し、寝台料金が高い、という印象があります。実際寝台料金は安いものでも5,250円から、高いものは5万強(!?)まで。確かに高いです。ただ、寝台料金は不要で、特急料金+指定席料金のみでごろっと横になれる特急があるのです!その名は「サンライズ出雲・サンライズ瀬戸」。東京発22時00分。岡山で2つに切り離され、出雲市、そして高松行きに分かれます。
 この電車にはもちろん寝台料金を必要とする個室寝台もあるのですが、「ノビノビ座席」というところは寝台料金を必要としません。それなのに、写真を見ていただけばわかりますが、「座席」というより「カーペット敷き」の仮眠スペースになっているのです。毛布や封筒型になっているシーツもついていて、十分眠ることができます。車掌さんに別料金を払えばシャワーも利用可!出来過ぎです。
 でも、高松や出雲にはJチームはないし、どんなときに利用するのか、ということになりますが、一つの方法としては天皇杯。四国や中国地方で開催される時に使えます。それから、東京でのナイトゲームの時。新幹線品川駅開業に伴うダイヤ改正で浜松まで来られる新幹線の最終が22時00分になり、このサンライズを使うメリットはなくなりましたが、ごろっと横になれるし、車内の雰囲気には何とも言えない旅情があります。せっかく浜松にも停車するので、雰囲気を味わいたければ使うというのもいいかと思います。ちなみに特急電車のため、18きっぷは使えません。
サンライズ出雲・瀬戸の画像です。
上左: 東京駅東海道線ホームに入線したサンライズ出雲・瀬戸
上中: サンライズ出雲・瀬戸、「ノビノビ座席」車両の車中。
上右: 「ノビノビ座席」車内。上下2段のカーペット敷き。カップホルダー、読書灯がついている。隣とは窓際に少しだけ仕切り板がついているが、あとは仕切なし。いびきはしかたないにせよ、おしゃべりは控え、携帯は切ることがマナー。通路の明かりが睡眠をじゃましないよう、通路との境にはカーテンがついている。
下左: すべての車両ではないが、このようなサロン席が設けられ、ちょっとした飲食や会話ができるようになっている。ただし、席数は少ないし、大声でしゃべると迷惑がかかるので、決して宴会などやらないように。
 ちなみに、上で「料金が高い」と書いたブルートレインですが、それは下で述べる高速バスなどに比べれば、という意味であり、飛行機に比べれば決して高いわけではありません。大分行き「富士」号は浜松発21時30分、豊橋発は21時56分発。バスよりも遅い時間の出発のため、余裕をもって出発できます。個室が予約できれば横になって結構くつろいで現地に向かうこともできます。夜汽車ならではの旅情もあり、利用価値は高いと思うのですが・・・近い将来、九州新幹線の全通に伴い廃止される動きとか・・・。寂しいものです。

ホームに入線する特急「はやぶさ・富士」号
:JR東海 豊橋駅


特急「富士」号B寝台下段座席


特急「富士」号:JR九州 別府駅
新幹線
 長距離を走る路線が少ないので、「遠征」で利用する場面はどうしても限定されますが、うまく利用すれば便利な手段です。東に向かうのであれば小田原からの小田急ぐらいですが、西に向かう場合は結構選択肢があります。豊橋・名古屋間の名鉄名古屋本線の特急や快速特急は停車駅も少なく、快適です。最近はJRも速い特別快速を走らせるようになったし、μチケットを使わない一般車はやはり自由席だけあってバタバタしていて落ち着かないため、JRと比べた時のメリットが少ないですが、350円払ってもいいから座っていきたい時、落ち着いて休んでいきたい時などはそれだけのメリットはあると思われます。さらに中部国際空港へも乗り入れていて空港アクセスとしても名鉄は便利です。
 また、名古屋・大阪間。もちろんJRも新快速等を利用すれば何ら問題なく在来線で行ける区間ですが、実はこの区間、大垣・米原などでの乗り換え・席取り(特に18きっぷシーズンは熾烈)などを気にする必要があり、実はなかなか大変なところです。近鉄特急アーバンライナーを使えば乗り換え・席取りを気にする必要もなく、座席指定で確実に座って大阪に行ける(しかも毎時2本あるうちの1本は大阪市内以外は停車駅が八木1つだけ)というのは大きな魅力です。

近鉄特急アーバンライナー:近鉄難波駅にて

名鉄特急:名鉄豊橋駅にて

伊予鉄道高浜線:伊予鉄道松山市駅にて
新幹線
 東京ほどではないけれど、名古屋からも日本各地に向けて夜行高速バスが発着しています。その行き先は仙台、岡山、広島、高松、松山、丸亀、長崎、熊本、大分・・・Jの開催地、そして天皇杯の開催地がかなり含まれています。また、大阪、東京まで電車で行き、そこから乗り換えれば、さらに多くの目的地に行くことができます。また、17年末よりJRバスがドリーム静岡・浜松号(東京駅→静岡・浜松駅)を開設。23時50分発車で「ムーンライトながら」の発車時刻が早まった今、俄然注目される交通手段となりつつあります。(浜松駅は6時15分着。袋井や菊川のバス停にも停まります。)また、西日本にも京阪神ドリーム静岡号(三宮バスターミナル・大阪駅・京都駅→静岡・浜松駅)なる路線も開設されていて(三宮21時45分、大阪駅22時50分、京都駅23時55分、浜松駅着5時30分)ナイトゲームの帰りの手段としても利用できるようになりました。
 安価で、翌朝早く目的地につけるため、1日がフルに使えるというのがメリット。車内は大体3列独立シートで、隣の人と肩が触れ合うことなどを気にせずに乗ることができます。また、足のせ台があり、シートもかなり深く倒すことができます。車内にはトイレがあり、またお茶や冷水などを紙コップで飲むことができます。ただし、乗車前にペットボトルを購入しておく方がこぼさなくてよいかと。また、トイレはあるとはいえ通路は狭く、他の乗客を起こしてしまいかねないので、ビールなどは控え、トイレの回数を多くしない努力をする必要があるかと。また、狭い空間なので車中での食事はおにぎり程度にして、においがするものはやめておくべきでしょう。そのほかマナーとしては携帯電話の着信音を切るなどの基本的なもののほかに、消灯後はカーテンを開けないこと、通路に荷物を置かないこと、ヘッドフォンステレオの音量に気をつけること、などでしょうか。
左: 名駅バスターミナル発着、坂出経由高知行きJR東海バス「オリーブ高知号」
中: 名鉄バスターミナル発着、宮城交通、名鉄「青葉号」
右: 青葉号車中座席
新幹線
 北海道・九州、そして海外等への移動手段ということになります。私自身はアビスパ福岡戦、大分戦、新潟戦を見に行ったときと、アーセナルを見に渡英したとき、そして2006FIFAワールドカップドイツ大会を見に行ったときに利用してきました。大分戦+別府温泉というのはいいですよ・・・(^^ゞ コンサドーレもJ1復帰したので、使う機会はさらにUP!! その時は、札幌戦+カニ食べ放題(もしくは二条市場の海鮮丼かビール園でジンギスカン?)
 中部国際空港の開港により路線も増え、便利になりました。心配される料金も各航空会社の様々な割引制度を利用すればかなり安く手配することができますし、北海道、福岡、そして海外などは旅行会社各社が宿泊ホテル付きの安いフリープランなどを用意しています。
 各航空会社に予約を入れ(ネット上で可)、あとは中部国際空港、もしくは羽田空港や成田国際空港などに余裕をもって遅れずにチェックインすることが大切です。

全日空機:大分空港にて

中部国際空港国内線チェックインカウンター

ブリティッシュエアウェイズ・エアバス:フランクフルト国際空港にて

成田発ロンドン行きブリティッシュエアウェイズ機内食(昼食)
新幹線
 九州、四国のほかに北海道へも使える交通手段です。(ただし北海道はかなりの時間を要するので不向きかと。)ただし安い航空機を使ったプランを探せば航空機の値段との開きも少なくなっているため(繁忙期か閑散期か時期的なものもあり)、これを使うメリットがあるかどうかを考えてから選ぶといいと思います。また、かなり天候に左右される乗り物です。台風とかの場合は欠航もありますし、揺れるかもしれない。それについては多少の覚悟は必要です。
 とはいえ、船旅は楽しい。詳しいことはこちらの大分遠征記に詳しく書いてありますが、夜行快速や夜行バスではできない、体を伸ばしてくつろぐことや、きちんと布団で眠れること、甲板やレストランでのビールを飲みながらのくつろぎ、そしてお風呂など、リラックス、癒し、という意味ではこの上を行くものはないと考えていいと思います。ゆっくり過ぎていく時間を楽しみながら、疲れなく敵地へ。実は一番好きな手段です!!
右上:関西汽船 さんふらわあ にしき 左:二等寝台ベッド 中央:甲板から煙突を臨む 右下:甲板後方大阪南港に沈む夕日を臨む
新幹線
 一番一般的な手段に見えますが、実は私はアウェーに行く際にはこれをほとんど利用しません。理由はいろいろありますが、一つは、休みの日ぐらいはぼんやりしたいということ、そしてサッカーが開催されるスタジアムがあるのはたいてい大都市で、渋滞を抜けて都心に入り、駐車場を探し、というのが面倒だということ、そして1人や2人程度だと車の方が割高であるということなどからです。電車でホームタウンを離れ、国境を越えて敵地に乗り込む・・・なんてヨーロッパのサポーター気分で行くのがよいかと。
 ただ、公共交通機関の充実していない「田舎」に行くには、車もありでしょう。例えば、カシマスタジアム。試合終了後、ナイトゲームだと電車はないし、鹿嶋市内には宿は少ないし、東京まで戻る予約式のバスも「敵サポ」と一緒というのは嫌だし。ということで、カシマの場合は車でしょう。ただ、全行程車で行くというのもありますが、気を遣いながら長距離運転するのが嫌という場合は(冬は距離を苦にせず自分で運転してスキーに行く人が何を言っているのだ!?)JRの方で、「レール&レンタカー」という割引きっぷも出しています。きっぷ購入時に駅レンタカーを同時予約すると割引になるというものです。カシマの場合は千葉あたりまで電車で行って、そこでレンタカーを借りるというのも一つの手でしょう。01年のチャンピオンシップの際は、この方法を使い、成田国際空港そばのホテルに宿泊、という手段をとりました。