「SOUTH AFRICA2010」カテゴリーアーカイブ

“SHOW ME OUR WAY”

(BGMには、浜田省吾の「J-BOY」をどうぞ。)

8回目の「戦勝記念日」がやってきた。
8年前のこの日今ごろ、私は横浜で歓喜の渦の中にいた。
4年前のこの日今ごろの私は、翌日にドイツへの出発を控え、
成田空港構内のホテルで期待と不安に包まれていた。
そして今現在の私は・・・南アへの渡航をあきらめ、
ナビスコを見に磐田に行くことすら躊躇し、断念した。
FOOTBALLよりも、積まれた仕事を選んだ、こんな私。
ようやく私もこの業界の普通の感覚に戻った?
違うよな。何か、違うと思う。

この国も、何か違うよな。
ちょっと前は「頼りなく豊かなこの国」だったのが、
いつのまにか「頼りなく豊かでもない国」になっちまった。
「理想を掲げる」こともなく、「守るべき誇り」も薄れ、
ホント、この人たちに期待していいのだろうか。

民主党がどうとかでなく、
この国に民主主義を根付かせるという意味でも、
最後のチャンスだという気持ちでがんばってほしい。

最後に、SAMURAI BLUE、とやら。
私はあなたたちに、自分の夢を重ねていいのだろうか。
「日常ってやつ」を打ち砕いてくれるのだろうか。

2日経って

当然仕事で代表発表会見など見られるはずもなく、
勤務時間終了後、サービス残業中にネットでチェックした。
そうか、能活なんだ。
第3GKに彼が来るというのは、何となくありかな、と
思ってはいたが、まさか本当にやるとは思わなかった。
指揮官は能活が嫌いだとばかり思っていたから、
「どうしても必要だった」という発言は意外だった。
でも仮に楢崎が精神的ダメージを受けるようなことになったら、
彼をサポートし、壊れそうなチームを固められるのは
(北京の時にチームを壊した「戦犯」が入ってるからな)
能活しかいないだろうから。
それ以外は予想どおり、そして妥当な選択だと思う。
FWを除いては。
前田を入れよとは言わない。確かに広島戦の彼はよかった。
しかし、取れる時は取れるが、取れない時は全く取れない。
相手が封じに来たらこじ開けられない、というのは確か。
ここで「サポチームエゴ」を出すつもりはない。
ただ・・・大久保? 矢野? それはないだろ。
興梠とかほかにもいるだろうに・・・。
とはいえ、決まった。あとはその日まで準備を積むしかない。