この借りは本大会で

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 1-1 朝鮮民主主義人民共和国女子代表
@中国 済南 山東スポーツセンター

当然ながら日中は仕事で、liveで見ることはできなかった。
しかし帰宅後に、結果を知らないままテレビをつけたら
豪州・中国戦をやっていて「なぜかな?」と思ったものだ。
そして、録画を見た。
「・・・。」
もどかしい展開が続く。ハーフタイムを挟んでも変わらない。
そんな中で生まれた先制点だったので、たとえオウンゴールでも
それはスカッと来るものだった。しかし・・・。
ロスタイムに勝ち越し弾を放った男子の北朝鮮戦と異なり、
女子の場合は重く、つらく、虚しく、やりきれない結果になった。
それでも数時間後、勝ち点1というその結果は朗報につながった。
「ロンドン五輪出場決定!!」
おめでとう!!!!
本当は「勝ち取り」たかったけれど、最終戦こそきちっと勝って、
自信をもって世界に対することができるようにしてほしい。

また一人、去っていった・・・。

今日は、ウズベキスタン戦より、なでしこより、
こちらのことを取り上げなければなるまい。
「清水GKコーチ 真田雅則さん、急死」
仕事の合間に開いたYahooトピックスに絶句した。
もちろん清水は静岡を二分する因縁の相手であり、
真田さんはその清水のゴールを長いこと守り続けてきた。
ダービーでも何度も対戦した。
今も中山の「亀の首ヘッド」がまぶたに浮かんでくる
1999年のチャンピオンシップをはじめ、
ダービーの名勝負の場面には必ず彼の姿があった。
彼がゴールの前に立つと、その大きさを強く感じて
ゴールが小さく見えたものだ。
指導者の道を歩み始め、清水に戻ってきて、
立場は変われど、また彼と対戦できる、
そう思っていた矢先だったのだが。
週末は複雑な思いでのダービーになりそうだ。
(もちろん、勝負は別物だが・・・、
 当然選手の気持ちにいろいろな影響があるだろう。)

それでも王手。

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 1-0 オーストラリア女子代表
@中国 済南 山東スポーツセンター

辛勝だ。
相変わらず、中盤のミスは多い。
しかし、相手のオーストラリアは前評判ほどでなく、
ロングボールを放り込むだけ。
こんなチームに負けて五輪を逃したなんてことは
アジアのためにも避けなければならない。
幾度も決定機を外すじれったい展開だったが、
最後の川澄のゴールはその前に送られたパスから
全て素晴らしかった。
難しいゲームだったが、得た勝ち点3は本当に大きい。
いよいよ王手だ。
でも、まだ。最後まで大切に戦ってほしい。
そして今から始まる男子、それに続いてほしい。

「らしさ」をもう一度見せてほしい。

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 2-1 韓国女子代表
@中国 済南 済南オリンピックスポーツセンター

続けて厳しい試合になった。
いくらFIFAランクで大きく引き離しているとはいえ、
最終予選、日韓戦、中一日・・・、
困難にする要素はこれでもかというぐらいありすぎた。
苦戦の原因は何と言っても多発した「ミス」だろう。
失点の原因となった熊谷の足を滑らせたほかにも
ボールを奪ってから敵陣内で攻撃体制になる前に
あっさりと相手に受け渡してしまうパスミス。
あれでは攻めは組み立てられまい。
そして運動量の少なさ。走れていない。
中一日とはいえ、条件は相手も一緒。踏ん張らねば。
そんな中でもよさを見つけるならば、決勝点。
決めた阪口、ゴール前で潰されながらもアシストした川澄、
そして何より、果敢に上がって中に折り返した澤、
なでしこらしい崩しだった。
ああいう場面がもっと増えてくることを期待したい。

約1ヶ月ぶり。


私の左手にホイヤーが戻ってきた。
8月の上旬に修理に出して、約1ヶ月、
ようやく修理が終わって戻ってきた。
構造上の問題かもしれないが、数年に一度、
ベルト(お店の人は「ブレス」って言うんだ。)が痛み、
つなぎ目が外れてしまう。
今回もそれだったのだが、内部の部品も痛んでいたようで
大がかりな分解修理をしてもらった。
買ってから約15年も経ち、日々身につけているわけで
時にはこういうメンテも必要かもしれない。
自分にとっていろいろ思い出もある品物なので、
これでこの先も長く使えるのならそれでいいだろう。
ところで・・・、
思い返せば、この夏は本当にいろいろな物が壊れたものだ。
時計が傷み、車のタイヤがパンクし、外付けHDDが壊れ、
修理代だけでも6桁にもなりそうだ。
痛い出費だが、お金で直る物ならまだいいのだろう。
直そうと思っても直せない、そういうものもあるのだから。

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