勝つって、楽しい。気持ちいい。

2011 Jリーグディビジョン1 第25節
磐田 2-1 清水 @エコパスタジアム

久しぶりのライブ観戦で、勝利。
磐田についてはすっきり勝つゲームを最近見てなく、
代表についても男子、なでしこと
すっきりしない結果が続いていただけに、
うれしいというより、安堵した。
ここで負けるようなことがあれば、ずぶずぶと
下位に沈んでいきそうなところだったから。
前田、西がスタメン復帰。
若手とベテランが連なった11人、
ある意味、磐田の総力を挙げてのダービーだった。
だからこそ勝ちたかったし、勝ててよかった。
ただ・・・2点目で突き放して1分ぐらいでの
相手の同点ゴールを許すあたりは、まだまだ甘さがある。
あれでこのゲームを苦しくしてしまった。
まだ録画を見直していないが、猛省してほしい。

この借りは本大会で

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 1-1 朝鮮民主主義人民共和国女子代表
@中国 済南 山東スポーツセンター

当然ながら日中は仕事で、liveで見ることはできなかった。
しかし帰宅後に、結果を知らないままテレビをつけたら
豪州・中国戦をやっていて「なぜかな?」と思ったものだ。
そして、録画を見た。
「・・・。」
もどかしい展開が続く。ハーフタイムを挟んでも変わらない。
そんな中で生まれた先制点だったので、たとえオウンゴールでも
それはスカッと来るものだった。しかし・・・。
ロスタイムに勝ち越し弾を放った男子の北朝鮮戦と異なり、
女子の場合は重く、つらく、虚しく、やりきれない結果になった。
それでも数時間後、勝ち点1というその結果は朗報につながった。
「ロンドン五輪出場決定!!」
おめでとう!!!!
本当は「勝ち取り」たかったけれど、最終戦こそきちっと勝って、
自信をもって世界に対することができるようにしてほしい。

また一人、去っていった・・・。

今日は、ウズベキスタン戦より、なでしこより、
こちらのことを取り上げなければなるまい。
「清水GKコーチ 真田雅則さん、急死」
仕事の合間に開いたYahooトピックスに絶句した。
もちろん清水は静岡を二分する因縁の相手であり、
真田さんはその清水のゴールを長いこと守り続けてきた。
ダービーでも何度も対戦した。
今も中山の「亀の首ヘッド」がまぶたに浮かんでくる
1999年のチャンピオンシップをはじめ、
ダービーの名勝負の場面には必ず彼の姿があった。
彼がゴールの前に立つと、その大きさを強く感じて
ゴールが小さく見えたものだ。
指導者の道を歩み始め、清水に戻ってきて、
立場は変われど、また彼と対戦できる、
そう思っていた矢先だったのだが。
週末は複雑な思いでのダービーになりそうだ。
(もちろん、勝負は別物だが・・・、
 当然選手の気持ちにいろいろな影響があるだろう。)

それでも王手。

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 1-0 オーストラリア女子代表
@中国 済南 山東スポーツセンター

辛勝だ。
相変わらず、中盤のミスは多い。
しかし、相手のオーストラリアは前評判ほどでなく、
ロングボールを放り込むだけ。
こんなチームに負けて五輪を逃したなんてことは
アジアのためにも避けなければならない。
幾度も決定機を外すじれったい展開だったが、
最後の川澄のゴールはその前に送られたパスから
全て素晴らしかった。
難しいゲームだったが、得た勝ち点3は本当に大きい。
いよいよ王手だ。
でも、まだ。最後まで大切に戦ってほしい。
そして今から始まる男子、それに続いてほしい。

「らしさ」をもう一度見せてほしい。

2012ロンドンオリンピック 女子サッカーアジア最終予選
日本女子代表 2-1 韓国女子代表
@中国 済南 済南オリンピックスポーツセンター

続けて厳しい試合になった。
いくらFIFAランクで大きく引き離しているとはいえ、
最終予選、日韓戦、中一日・・・、
困難にする要素はこれでもかというぐらいありすぎた。
苦戦の原因は何と言っても多発した「ミス」だろう。
失点の原因となった熊谷の足を滑らせたほかにも
ボールを奪ってから敵陣内で攻撃体制になる前に
あっさりと相手に受け渡してしまうパスミス。
あれでは攻めは組み立てられまい。
そして運動量の少なさ。走れていない。
中一日とはいえ、条件は相手も一緒。踏ん張らねば。
そんな中でもよさを見つけるならば、決勝点。
決めた阪口、ゴール前で潰されながらもアシストした川澄、
そして何より、果敢に上がって中に折り返した澤、
なでしこらしい崩しだった。
ああいう場面がもっと増えてくることを期待したい。

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