代々木に集った同志たち、君は今も変わっていないか。

連休中、お出かけの電車の中で聴いていたのが
マドンナと、もう一つ、これ。

この春、ZIP-FMで久しぶりに彼の歌声を聴いてビビッときた。
そして早速TSUTAYAでCDを探してみたが・・・、ない。
そう、最近のCDショップは売れ筋の曲は大量にそろえるが、
そうでない曲は余分に仕入れないのだ。
余分な在庫は抱えない、
確かに商売では鉄則だが、これではショップに足が向かない。
仕方なくamazonで購入した。
英語の歌詞の意味はよくわからないが、
「俺たちは自分のことは自分で何とかするんだ」と歌う
“We Take Care Of Our Own”をはじめ、
どの曲もストレートに心に飛び込んでくる。
80年代、冷戦末期の祖国に憂国のメッセージを発するなど
熱く吠えてきた彼の魂は今も変わらず、健在だった。
85年の春、代々木で熱く拳を突き上げた同志たちよ。
ボスは今も変わってないぞ。俺たちはどうだ?
列車の中で聴きながら、そんなことを感じ、自問自答した。
クレランス・クレモンズが、実は今は亡き人になっている
ということを、このCD購入後に初めて知ったが、
この中の何曲かには、彼の演奏も収録されている。
彼にとっては遺作、ということになるのだろうか。
そういう意味でも、ぜひ聴いてほしいアルバムだ。

ノリ切れない連休

この連休、どこへ出かけたかって?
大阪と川崎。
何でリゾートでもなく、西と東なのか? と思う人が多い一方、
私を知ってる人は「なるほどね。」の一言で終わるだろう。
どちらも虚しいお出かけで、特に川崎については
泊まりってわけでもなかったし、気分的にも×だったので
どこにも寄らずにそのまま帰宅。
新幹線と横浜線、東横線に揺られて疲れただけだった。
一方で、大阪はいろいろ出かけたよ。
あまりにベタな大阪名所。

今まで一度も行ったことないから行ってみたが、
昇ってみてどうだったかって?
ま、・・・・。夜だったら少し違ったかな。
もう一つ。こんなところに出かけてきた。

ツタンカーメン展。
世界史の時間に何となく聞いことがあるような、
地名や人名がちらほらと目の前に広がっていた。
それにしても、すごい人だった・・・。
ちなみに整理券配布から入場まで2時間近く。
その時間を使って海遊館をひととおり見学できた。
で、今日は何してたかって?

ベランダで自宅ビアガーデン。
ちょっと風が強くて寒かったのと、
特に景観を考えて設計したベランダではないので、
見える視界が狭く、景色がイマイチなのが残念だった。
(そこまで考えなかったなぁ。)
さて、連休中ぐらいはのんびりと、この後、
長澤まさみのドラマでも見るか・・・。

勝ち点につながらない3得点は無意味。

2012 Jリーグディビジョン1 第9節
磐田 3-4 川崎 @等々力陸上競技場

「守備崩壊」だな。
監督の前向きなコメントが公式HPにアップされているが、
チームの士気への影響を考えての「強がり」であり、
実際には、怒りと困りはかなりのものだろうと思う。
あの守備はひどいよな。
ゴール前に入ってくる敵に対してのケアが全くできていない。
そして挙げ句の果てには見苦しいとしか言いようがない
プロとは思えないようなミス。
そして攻撃陣も沈黙。
決定的チャンスをふかし、相変わらずFWにボールが入らない。
ここまで来ると「前田じゃなくてもいいのでは?」とさえ思う。
PK失敗も・・・。
エースなのにこれだけ点が取れない試合が続くと、
ああいう場面のPKでは、精神的にも影響があるはず、と思って
危惧していたが、そのとおりになってしまった。
とにかく決めなければという気持ちから、確実性を思うあまり
GKに読まれるような蹴り方だったのでは、と思ってしまう。
前節に続き、終盤で追い上げ、結局追いつけないという試合。
その追い上げぶりに「気持ち」を感じているのか、
試合後のゴール裏は今日も寛大に拍手で迎えたが、
甘いのではないか?
次節はホームに戻るが、今日の様子を見ていると、
下手すれば連休3連敗という最悪もあり得ると思う。

何ともやりきれない。


私自身これまで、少しでも安くアウェーへ、と考えて、
お得なJRきっぷ、夜行バス、フェリーと利用してきて、
第一報を受けた時も大阪遠征中だっただけに、
このニュースは衝撃的だった。
実際、今回の大阪遠征の手段を選ぶにあたり、
高速バス(ツアーではない)は最後まで有力な候補の一つで、
遠征先のキンチョウスタジアムで一緒になった
GDAWRX555さんと安い高速ツアーバスについて話したばかり。
こういうことが起きると、本当にいろいろなことを考える。
コスパのために安全・安心をはじめとするサービスの質を
下げていないのか、見極める目を持てているか、とか、
「規制緩和」や「民間の活力」とか耳障りのいい言葉を並べ
「安かろう、悪かろう」をここまではびこらせた過当競争って
本当に消費者のためになっているだろうか、とか、
それを推進した「政治の責任」ってどうなのかとか、
事を自分に置き換えて、安全・安心を大前提にした適切な
サービスが提供でき、また危機管理ができているだろうかとか、
自分自身もハンドルを握るにあたり、安全を最優先にした
運転ができているだろうか、過信や集中の欠如はないかとか、
亡くなった方たちや、遺族の皆さんの思い、無念さとか、
人の運命とは、とか・・・。
本当に残念で、何ともやりきれない。
亡くなった方たちの御冥福を祈ると共に、他人事ではないわけで
ここから学び、その教訓を肝に銘じていかねばなるまい。

勝ち点につながらない2得点は無意味。

2012 Jリーグディビジョン1 第8節
磐田 2-3 セレッソ大阪 @キンチョウスタジアム

最後の2点で「次につながる」なんて思ってるとしたら
大勘違いで、大間違いだ。
序盤から完全にペースを握られ、ボールをつなげない。
山田がいい形でボールを持つことができず、
相変わらず前田にも入らない。
ボールの失い方が悪すぎる一方で、こちらは全然奪えない。
清水戦の後半以上の、今季のワーストゲームかも。
思えば、なぜペクをスタメン起用したのかわからない。
周囲ともかみ合っていないし、自分で決められるわけでもない。
外国人枠を使っているわけだから、即戦力であってほしいし
あんな存在感のない2列目であれば、
実だったら、とか、山崎を後半開始から投入していればとか、
いろいろ考えてしまう。
小林も相変わらず。どうしてあんな横パスしかできないのか。
迫力ある、パスが出た瞬間にスタジアムにどよめきが起こる、
そんな磐田の攻めが見たい。
とにかく残念だ。
(今の時点では、勝ち点につながらない最後の2得点なんて
 どうでもよい。)

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