遠のいた「世界」と、今年もチーズ月見。


かつて、何かで最近の若者はこれで秋を感じるらしい、と
聞いた時に、そんなバカな、と思ったものだが、
Jリーグで配布されるクーポンでマックに餌付けされて以降、
それもありなのかな、と思うようになった自分だ。
期間限定、というのは本当に上手いやり方だ。
購買意欲をかき立て、店に足を運ばせる。
今回もしっかりそれにはまってしまった。うまい。
来週はあるかどうかわからないが、3連休だし、
もう1回いただいてもいいかな、と思う。

さてさて、それはさておき。

2012 Jリーグディビジョン1 第27節
磐田 1-2 FC東京 @味の素スタジアム

情けないね。逆転負けというのは。
前半はプレスを受けながらも勇気をもってボールを回して
相手のゴール前まで侵入し、何度も脅威を与えることが
できていた。
菅沼実のゴールもそんな中から生まれたもので、
素晴らしいものだった。
しかし、それだけだった。
その後も何度も相手陣内奥深くまで侵入しながら
とどめを刺すことができなかった。
そして後半、相手が陣容を変えると、それに対応できず、
あたふたしてしまい、何度もサイドをえぐられる。
同点弾も石川がクロスを入れたところで勝負あった感じだし、
逆転弾は何で、と思えるようなノーマーク。
情けない、の一言に尽きる。
優勝が、世界が、遠のいた。
監督はじめ、一同が「あきらめない」と言っているが、
それが強がりでないのなら、結果を出してほしい。
次は絶対に負けられない戦いなのだ。

それは夏の記憶。

あれからもう1ヶ月が経つのか、と思うと、
そして、照りつける日差しの中、汗をぬぐいながら歩いた
あの頃から、季節は確実に変わった、と思うと、
その間、仕事に追われる忙しい毎日を送ってきたとはいえ、
時が過ぎるのは本当に速いと思う。
そしてあの日、2011年3月11日からはもう、1年半。
政府も含め、日本中が戸惑うことしかできなかった
あの日から時は過ぎ、少しずつ落ち着きも取り戻し、
だからこうしよう、これからはこうでないと、
みたいなことが、あちこちで言われるようになってきた。
それを少しは聞きかじり、震災について、防災について、
何となくわかったような気になっていたが、
実は何もわかっていなかった。
その場に身を置かなければ、わからないことがある。
現場に身を置いて考えたい。
そう考え、この夏、宮城を訪ねてきた。
U-20女子ワールドカップの観戦とあわせての旅だったが、
私にとってはこちらがメインの旅だった。
撮影してきた膨大な画像と、いろいろ考えたことなど、
整理をするのに時間がかかり、1ヶ月も経ってしまったが、
観戦記、ならぬ「訪問記」をアップすることにした。

薄っぺらな内容ですが、ぜひ、ご覧ください。

最後となりましたが、東日本大震災で被害に遭われた皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げます。

「してやられた」とは、このこと。

2012 Jリーグディビジョン1 第26節
磐田 0-0 新潟 @ヤマハスタジアム(磐田)

どうも始まる前から何かがおかしかったんだ。
キックオフ時間を間違えそうになるは、
デジカメは壊れるは。
で、始まってみれば、何かがおかしい。かみ合わないのだ。
おそらくは、全てを知り尽くした全て相手の指揮官の
術中に、はまってしまっていたのだろう。
(とは言っても、1/3近くが今年度加入のメンバーなのだが。)
山田や駒野を封じ、前節好調だった山崎を機能させない、
そして前田に中央でボールをもって前を向かせない、
相手のよさを消すやり方、をズバリやられてしまった。
こちらの弱点である急造のDFライン+調子の出ないGK、
という点については、攻撃力のなさから突かれなかったが、
アウェーで勝ち点1を拾ったという意味では、
新潟にとっては大成功だろう。
広島との勝ち点差が8、仙台とは6、
優勝戦線に留まる、という意味では、何が何でも勝ち点3を
積み上げたかったところで、背中が遠のいてしまった。
とはいえ、まだあきらめるわけにはいかない。
まずは次節、東京にしっかり勝って、ダービーに向かわねば。
けが人も復帰しつつあることだし、急造のDFラインは
もう終わりにしてもいいのではないか。

私が行かなければ勝てるのなら、そうします。

2012 Jリーグディビジョン1 第25節
磐田 2-1 神戸 @神戸総合運動公園ユニバー記念競技場

本当は行きたかったんだ。3連休だし。
それにユニバにはしばらく行ってなかったし。
(どうだろ。このサイトを開設して以来、行ってない?)
でも、ナイトゲーム、ということであきらめた。
しばらく「国立通い」を続けて家族にも呆れられてるし。
でも・・・行けばよかったかな・・・。
いや、「私が行かなければ勝てる。」ということなのか?
だったら、残り試合、アウェーは全てそうするんだけれど。

確かに前半はひどかった。いつもの敵地の磐田だった。
左サイドをブチブチに破られ、好き放題やられた。
失点シーンも情けない。
あれだけ痛い目にあった小川にあっさりと、だもの。
でも、ハーフタイムにどういう修正があったのか、
後半、息を吹き返す。
そしてここのところダメダメだった背番号9が奮起する。
そしてあきらめない姿勢は山田にも幸運を呼び込む。
勝ち点1でいいか、と思う私に張り手を食らわすような
ガッツある逆転ゴール。
そうだよな、「優勝争い」ってやつに参加するチームは
そこまでの執念がないと!!
何はともあれ、この逆転勝利は自信になる。
次はホームで引き分けはさんで4連勝だ!!

夜の神戸戦の前に、まずはこちら。

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会 第2回戦
磐田 7-0 FC鈴鹿ランポーレ @ヤマハスタジアム(磐田)

先週日曜日、東京からの帰りに磐田駅から直行した。
これが始まると秋が来た、という感じなのだが、
さすがに午後1時のキックオフってどうよ。
若い選手たちが多く、さすがにプロ。
へばる選手はいなかったが、見てるこちらはたまらない。
前日のU-20女子は15時半で、まだ和らいだ感があったが
さすがに午後1時では、頭上から照りつけるという感じで
タイムアップのころには私自身はバテていた。
そんな中でも、若い選手たちはまずまずがんばったかな。
省エネモードでの動きだとは思うが、相手の隙を
見逃さないところはさすが。
前田らが不在の中で、若手がアピールするよい機会となった。
これで次につながったわけだが、相手は京都。
去年もまだ冬が始まる前に千葉相手に負けて終戦だったが、
今年もそんなことにならないよう、気を抜かずやってほしい。

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