「ひとりごと」カテゴリーアーカイブ

当たり年

結論から言ってしまうと、
9年間乗ってきたレガシィツーリングワゴンは、
まだ、わが家の駐車場にいる。


今朝、新レヴォーグと引き換えるつもりで家を出て、
ちょっと仕事を片付けるつもりで職場に寄ったのだが、
そのあたりから天候が急変、ものすごい土砂降りに。
台風も近づいていて、納車どころではない、
ということで、明日に延期してもらった。
(明日は午後から職場若手の結婚式で、スケジュール的に
 かなり慌ただしい一日になってしまったのだが。)
ただ、新しいレヴォーグとの出会いも楽しみだが
もう一日、このレガシィといられることへの安堵も。
不満があって手放すわけでもないし、
いろいろ自分にとって(磐田にとっても)大変な時を
一緒に乗り切ってきた「相棒」でもあり、
また、野沢や栂池、乗鞍でのいい思い出を共にしてきて
ちょっと別れが惜しくもあるのかな(^^;)
それにしても、今年は台風にいろいろ振り回されている。

Over the rainbow…



合併するまで浜北は仕事上私たちと同じエリアにあって
いろんな仕事を浜北のみなさんと一緒にやってきた。
しかし、意外なことにこの電車を使うのはホントに久しぶり。
大学4年の時に、曳馬にお住まいの恩師のお宅を訪ねた時以来。
(意外と乗ってないんだなぁ。)
ということで、新鮮な気持ちで朝、赤電で浜北へ。
結構「歯ごたえ」のある仕事をさせていただいた。
(正直、「疲れました(^^;)」)
夜はアクトタワーでのお疲れさん会。
始まる前、外を見ると・・・、


見事に輪っかになったレインボー。
今日の仕事がうまくいっていたかどうかはともかく、
癒やされる夕方のひとときだった。

「明日の今ごろは、こいつはただの紙くず。」



本当なら、今ごろ「船上の人」のはずだったのだ。
それなのに・・。、
こっちは3か月近く前から、宿、新幹線、チケットと準備し、
天気予報と名門大洋フェリーの空席情報のサイトを見て、
いつでも申し込める状態でスタンバイしていたのだ。
それなのに、2~3日前に突然現れて、
いつもにないコースをたどりながらやってきて
人のこの夏の楽しみをぶち壊す台風って、一体。
「帰りの新幹線が止まったら」という心配から
全てをあきらめたこの決断、
「社会人として正しい判断だった」と自分を慰めている。
でも・・・どこかやりきれないのだ。

「もういっちょいく~?」「オッス。」

大一番が迫っているので手短に。



私の愛車がセイフティローダ車へ。
まもなく9年目の車検を迎えようという直前になって、
エンジンがウンともスンとも言わない状態に。
約1週間前から、かかりが悪いな、とは思っていて、
職場で一度危うい目にも遭ったが、何とか動き、
帰ってきたが、ついに・・・。
バッテリーは弱っているものの問題なく、
かからない理由はべつにあるらしく、
移送されてディーラーのパドックに収まって
1時間近く見ていただいたが、はっきりとわからず
事態は長期戦に。
ということで、任意保険のサポートを利用して
レンタカーを借用。
しばらく「わ・ナンバー」暮らし、となった。
契約している任意保険会社が気を回したのか、
それともレンタカー会社が気を回したのか、
はたまた偶然なのか、何と回された代車はスバル。



(私はヴィッツとかフィットとかアクアとか思ってた。)
「気が利いてるよな~。」(copyright by ペヤング)
ってことで、代車暮らしもまぁそれはそれでよしだが、
いよいよ買い換えを考える時が来たかな。

青空よ、心を伝えてよ。

(BGMには西城秀樹さんの「ブルースカイブルー」をどうぞ。)

「なぜあの日、駿府城公園に行かなかったのだろう。」
と思ったのは、今日が2度目。
それは昨年8月の「超ドSフェスタしずおか」。
最初に思ったのは小室哲哉が引退を発表した時。
そして2度目は今日、衝撃的な訃報に接した時。
歌手、西城秀樹さん(63)死去。
フェスタといえばヒデキ、ヒデキといえばフェスタ。
病で往年のダンスやアクションは難しいとはいえ、
もし静岡に行っていれば、彼なりの「精一杯」でもって、
ただの「ノスタルジー気分」に浸るだけでなく
前向きになれる「元気」を私に与えてくれた、はずだった。
無理をすればつけられた都合を、自分のだらしなさでつけず、
静岡に足を運ばなかったことが、今は残念でならない。
まだJ-POPなどというカテゴリーはなく、
「ニューミュージック」さえ市民権を得る前。
フォークやロックはメジャーでなくどこかアングラで、
邦楽界のメジャーは演歌とアイドルだけだったころ。
ただの下手くそアイドルではなく、子どもながらも
「観ても聴いてもカッコイイ」、思わずまねをしてしまう。
それが「ヒデキ」だった。
「傷だらけのローラ」の熱唱と絶叫、
「やめろと言われても、今では遅すぎた」と口答えして
叱られた「激しい恋」、
「ブーツをぬいで朝食を」のライターパフォーマンス、
熱海の夜景がよく似合ってしまう「抱きしめてジルバ」、
そしてもはや何も説明の必要のない「ヤングマン」。
まさに「子どもから思春期にかけてのBGM」だった。



最後にヒデキに会ったのは、そのフェスタの少し前の7月、
雨の等々力で行われた昨季の第19節川崎・磐田戦の時。
川崎市制記念試合のハーフタイムショーに登場して
豪雨の中、オープンカーで場内一周しながら
「ヤングマン」を歌ったのだ。
車に座っての場内一周だったため、あの「YMCA」の
振り付けは座った状態でしか観られなかったが、
敵味方一つになって等々力全体で盛り上がったのは
今でも記憶に新しい。
まさに世代を超えて親しまれた国民的スターだった。
それにしても・・・、
星野仙一さん、有賀さつきさん、衣笠祥雄さん、
大杉漣さん、大沼啓延さん・・・、
子どものころに、若かりし頃に、そしてつい最近、
活躍していた人が次々と・・・。
だんだん自分の順番が近づいている、
ということかな・・・。