冬を実感。

2017-2018ジャパンラグビートップリーグ 第18節
ヤマハ 54-7 コカ・コーラ @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)

1週間ぶりのヤマハスタジアム。
しかし、どこか居心地に先週とは違和感が。
それはそう。今日はジャパンラグビートップリーグ。
同じ場所なのに、サッカーとは全く違う空気だ。
いつも言うことだが、ルールなんて全くわかってない。
けれど、この「違う空気感」を楽しみたくて、
「いつもの」ヤマハスタジアムに足を運んだ。
サッカーと異なり、年齢層がグッと上がり、
どこか落ち着いた空気。
そんな中で、コカ・コーラレッドスパークスとのゲーム。
今季未だ勝利なし。最下位とは言え、気は抜けない。
で、ゲームは・・・?
戦術も何もよくわからないので詳細はパス(!?)
でも、序盤だけはちょっと肝を冷やしたが、
あとは圧倒的に押し込んで、トライの連続。
終盤には若手を試す余裕も見せ、危なげなく勝利。
ここから3週連続でホームゲームとのこと。
昨季は見られなかった五郎丸も参戦しているし、
事情が許すようなら、また足を運んでみたい。

それはそれで「やり遂げた」感。

2017明治安田生命J1リーグ 第34節
磐田 0-0 鹿島 @ヤマハスタジアム(磐田)(Live)

先ほどまであれだけ歓声に包まれていたスタジアムが
タイムアップの笛と共に、静寂に包まれた。
ハーフタイムには、ピッチで踊る女子小学生に
容赦なく、本気で大音量のブーイングを浴びせるという
大人げないぐらい騒々しかった鹿島サポが黙り込んだのだ。
0-0で引き分け。
この瞬間に2017年のJ1のタイトルは、前節終了時点での
首位だった鹿島ではなく、ここにはいない2位川崎のものに。
手を伸ばせばすぐそこにあるタイトルを取り逃すという
悪夢の真っ只中にいてピッチに崩れ落ちた鹿島イレブンと
静まりかえる鹿島サポーターを目の当たりにしながら、
どこか「心地いい」気分だった。
ただ、我々も勝つことはできず、順位は後退。
6位に終わってしまった。
ゲーム自体は前半は磐田、後半は鹿島の流れ。
今思えば、あそこで得点できていればというシーンは
俊輔のFK、川又のシュートをはじめ、何回かあった。
しかしそこで取ることができないのが、今季の磐田。
その波を逃すとついにチャンスを捕まえることはできず、
逆に猛攻を浴びながらもそれに耐え、スコアレスドロー。
普通なら「モヤモヤ感」というところだが
目の前でシャーレを掲げられなかったことに
「やり遂げた」という安堵を感じての最終節だった。
昨季に比べると大躍進のシーズンではあった。
チームとしての成長を感じることもできた。
シーズン総括はまた改めてとしたいが、
この成長を、ぜひ来季につないでいってほしいし
私たちもつないでいきたい。

そして最終節へ。

2017明治安田生命J1リーグ 第33節
磐田 2-0 鳥栖 @ベストアメニティスタジアム(Live)

全体通して磐田がいい時間帯が多かった。
ゲームをほぼ支配していたと言えると思う。
しかし、開始直後の相手のオウンゴールに
支えられたことが大きい。
その後、何度もチャンスがありながら追加点が取れない
という「いつもの弱さ」が出てしまっていて、
この時間帯に何か「アンラッキー」があったら、と思うと
本当によかったと思う。
健太郎らを中心によく守った結果、後半11分、
これを決めなければ、という見事な突破をアダが見せ、
一度はキーパーに阻まれて、悲鳴が上がるものの、
しっかりと合わせて上がっていた川又が押し込んで2-0。
これで試合は決定的となった。
残すは最終節。優勝を狙う鹿島が相手。
磐田が勝っても、川崎の結果で鹿島優勝、というのは
仕方がない。
でも、磐田が負けることで鹿島に目の前でシャーレを
掲げられるシーンだけは見たくない。
「やりきる」そんな最終節にしてほしい。

「やだ~、ビールとつまみしかないのぉ?」

2日間の大道芸W杯、楽しみは「見る」のほかにも、
毎年のことながら「食べる」「飲む」!!!!
ということで、今年も2日間にいただいたモノの中から
いくつかを御紹介。



静岡に着いて最初に見に行ったポイント、常磐公園。
そのすぐ目の前に出ていた出店でいただいた
生ビールと牛すじ煮込み。
ハッシュドビーフっぽいルーの中で煮込まれて
柔らかく、そして味が十分に浸みた牛すじの美味なこと。
付け合わせのマッシュポテトと共にビールで流し込む。
「うまい!!!!」
(ちなみに大会公式店ではないため、プレモル。)
続いては!?



翌4日(土)の朝一。
朝食、駿府(城)公園の中のキリンビアガーデン駿府。
「海坊主」が出していた「男餃子」!?
何が「男」なのかよくわからないが、
昇り途中のまぶしい陽光を受けながら、
ニンニク強めの餃子でビールをいただく(^^;)
日常、朝からこれをやっていれば依存症なのかもしれないが、
正月、お泊まりスキー、お祭り、そして「大道芸」の日
ぐらいはいいんじゃないかなぁ(^^;)



そしてキリンビアガーデン駿府、東海軒の「静岡おでん」。
実は初日の夜もこれをいただいており、すっかり「主食」。
この手の店ではなかなか野菜や食物繊維をとれない中で
貴重だ。
静岡おでんならではの黒はんぺん、そして牛すじ。
よく浸みた味と青のり入りのだし粉との相性が抜群。



〆は気仙沼ホルモンの煮込み。2日目夜にいただいた。
本来は焼いていただく気仙沼ホルモンだが、
ニンニクとみそを絶妙に合わせたタレの中で煮込まれ
味がよく浸みて、ビールが進む味わいになっていた。
ホルモンもコリコリのいかにも腸、という部位だけでなく
レバーっぽい柔らかい部分もバランスよく入っていて
食べるたびにいろいろな食感を楽しめる出来。
満島ひかりでなくても「あー、幸せ!!」ってなること
間違いなし(^^;)

ってことで、ご飯モノ抜きでつまみとビールばっかじゃん、
と言われそうだけれど、実際2日間米飯は食べなかったし、
それも大道芸の楽しみということで。
ただ、昔に比べると、
「食べられなくなったなぁ・・・。」
ちょっと寂しい・・・。

またここに帰ってこよう・・・。

さすがに2日間見っぱなしだと、贅沢な悩みだが、疲れた。
でも、今日これだけ天気がよくて最終日だというのに
自宅にいるのもどこかさびしい。
(仕方ない。明日から始まる怒濤の一週間に備えて養生。)
ってことで、昨日を振り返ってみる。



メレシンブラザーズ、ロシア。
筒の上に板を乗せ、バランスを取る技に息をのむ。
また、ただのアクロバットではなく、笑いの要素もあり、
楽しいひとときだった。



望月ゆうさく、地元静岡市出身。
子どものころこの大道芸W杯を見てこの世界に入った
まさにこの大会が生んだアーティスト。
ジャグリングの歴史をたどりながら未来につなぐ作品を
市民文化会館前の会場に大勢の観衆を集めながら演じ、
まさに「凱旋公演」となった。
キレのある動きが素晴らしかった。



コミックトリオ エクイヴォキー、ウクライナ。
ちょっと昔のドリフのようなコメディやアクロバット、
様々な要素が混じった「ショー」は笑いであふれていた。



桔梗ブラザーズ、日本。
彼らを見るのは何度目だろうか。
しかしその都度実感するのは、進化だ。
ディアボロやクラブを扱う動きは、見るたびにキレが
増していて、圧倒される。
また、2人のシンクロした動きもさすが兄弟、
息の合い具合がばっちりだ。美しい。



前年チャンピオン、リウェイ、中国。
一本のワイヤーロープの上を自由に躍動するすごさ。
どうしてこの上で逆立ちや一輪車ができるのだろうか。
昨年は見逃していたが、ナイトパフォで満喫した。

米屋遊、日本。
ナイトパフォの〆、つまり今年の〆にするにあたり、
札の辻で行うKANA∞と青葉公園で行うこの米屋遊、
どちらを見てお開きにしようか、と悩んだ末、
前夜KANA∞を見て、十分元気もいただけたということで
今夜は米屋遊の方を見て、今年を締めくくることにした。
結果・・・、「楽しかった!!!!」
炎を使ったパフォーマンスがホント大迫力!!!!
また、合間合間に挟むMCが絶妙におもしろい!!
驚き、圧倒され、腹から笑い、あっという間の30分だった。

まだ「祭り」は続いているのに静岡を背にする寂しさと
冒頭にも書いた「楽しみ疲れ」に包まれ、帰路に。
また来週から、がんばろう。
そして来年もこの場所、空間に戻ってこられるように、
心身共に健康でいよう、心の底から切にそう思った。